植毛手術の基礎知識 – 費用から術後経過まで完全ガイド

植毛手術は、自分の後頭部などから毛髪が生えた毛包を採取し、薄毛が気になる部分に移植して定着を図る施術です。

近年、AGA(男性型脱毛症)をはじめとする薄毛治療への需要が高まり、植毛を選択肢に加える方が増えてきました。

本記事では、植毛手術とは何か、費用の目安や施術後の経過などをわかりやすく解説します。


この記事を書いた医師

内科総合クリニック人形町 院長 藤田 英理(総合内科専門医)
Dr. 藤田 英理

内科総合クリニック人形町 院長

  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 東京大学医学部保健学科および横浜市立大学医学部を卒業
  • 東京大学付属病院や虎の門病院等を経て2019年11月に当院を開業

最寄駅:東京地下鉄 人形町および水天宮前(各徒歩3分)

目次

植毛手術とは?

植毛手術は、薄毛の気になる部分に自分自身の毛包組織を移植し、定着を目指す方法です。

特にAGAなどによって失われた生え際や頭頂部の髪を取り戻すために検討する方が多く、外科的な施術であるため不安も伴います。

しかし、適切な知識を持って検討すれば、長期的に満足度の高い仕上がりを得る方も少なくありません。

植毛とは

植毛とは、後頭部や側頭部など比較的脱毛の進行が遅い部位から、毛根が健常な毛包を採取し、薄毛が進行した前頭部や頭頂部に移し替える治療です。

自分の毛包を移植するため、移植先でも定着して再び髪が生え、自然な見た目になりやすいという特徴があります。

人工毛を用いる人工毛植毛もありますが、自分の毛根を用いる自毛植毛が一般的です。

植毛の歴史と背景

植毛の歴史は20世紀中頃までさかのぼります。初期の方法は大きな皮弁を動かすものや、パンチグラフトと呼ばれる毛包ごと丸くくり抜いて移植する手技でした。

これらの手法は髪の生え方が不自然に見えるなどの問題を抱えていましたが、技術の進歩に伴い、より自然な仕上がりを目指す方法が開発されてきました。

現在ではFUT法やFUE法と呼ばれる採取・移植方法を中心に広く行われています。

植毛とAGA治療の違い

植毛手術とAGA治療は目的こそ「髪を増やす」という点で共通していますが、方法が異なります。

一般的なAGA治療は内服薬や外用薬を使用して薄毛の進行を抑えたり、発毛を促進したりするものです。一方で植毛は、自分の毛根を移植して外科的に発毛を得る方法です。

薬だけでは改善が十分でないと感じる方が、植毛を検討するケースが増えています。

植毛手術を検討するタイミング

薄毛の治療を考える際、内服薬や外用薬など複数の選択肢があります。

その中で植毛手術を検討するタイミングを知ることは重要です。早すぎず遅すぎず、自分の毛量や年齢、ライフスタイルと照らし合わせて判断することが求められます。

薄毛治療の選択肢の中での植毛の位置づけ

薄毛治療にはさまざまな方法があります。薬物療法や育毛剤、頭皮ケアなどを行いながら経過観察する方法も一般的です。

しかし、毛根が失われてしまった箇所は薬だけでは充分な効果が得られない場合があります。そのようなときに検討する候補の一つが植毛手術です。

状態によっては薬物療法との併用で相乗効果が期待できる場合もあり、複数の方法を組み合わせて治療計画を立てることが大切です。

主な薄毛治療方法と特徴

治療方法特徴効果の出方
内服薬(プロペシアなど)DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑制して抜け毛を減らす比較的緩やか
外用薬(ミノキシジルなど)血行促進などにより発毛をサポート個人差あり
育毛剤頭皮環境を整え、髪の成長をサポート予防的効果が中心
植毛手術後頭部などの自毛を薄毛部位に移植し定着を目指す外科的手段で確実性あり
生活習慣改善栄養バランスや睡眠など、脱毛要因を間接的に抑える緩やかな改善が期待できる

年齢や症状に応じた植毛の検討

植毛手術は、年齢に関係なく受ける方がいますが、あまりに若いと将来の脱毛進行が読みづらい傾向があります。

たとえば、20代前半で急に生え際が後退している場合は、植毛を検討する前に内服薬や外用薬などで経過を観察する方も多いです。

一方で、40代以降になってから生え際や頭頂部の薄毛が目立ち始め、日常生活に支障を感じるような場合には植毛手術の効果を得やすいケースがあります。

費用対効果とリスクの把握

植毛手術は費用が大きくかかる点もあり、外科的処置に伴うリスクも考慮しなければなりません。

自分がどの程度の範囲で薄毛に悩んでいるのか、どのくらいのボリュームアップを希望するのかを明確にしてからカウンセリングを受けるのがおすすめです。

施術後には薬物療法を継続すると、効果を維持できるケースも少なくありません。

リスクと注意点

  • 移植毛が一部定着しない可能性がある
  • 術後に腫れや赤みが出る可能性がある
  • 投薬治療が必要になる場合もある
  • 頭皮の状態によっては複数回の施術を検討する場合がある

植毛手術の種類と流れ

自毛植毛のFUT法とFUE法の違いを比較する図(採取方法・傷跡・移植イメージ)

植毛手術には複数の方法があります。代表的なものとしてFUT法とFUE法がありますが、それぞれ採取方法や傷跡の残り方、費用などに違いがあります。

事前に特徴を知り、自分の希望や頭皮の状態に合った手術法を検討することが大切です。

FUT法

FUT法(Follicular Unit Transplantation)は、頭皮の後頭部から帯状に皮膚を切り取り、その切り取った部分から毛包を分離して移植する方法です。

後頭部に一本の線状の傷跡が残るものの、一度に多くの毛包を採取できるため、大量の移植を希望する場合に向いています。手術中は頭皮を切開するため、術後に縫合が必要です。

FUE法

FUE法(Follicular Unit Extraction)は、切開を行わず、専用のパンチ状の器具を使って1つひとつの毛包をくり抜くように採取して移植する方法です。

後頭部に線状の傷跡が残りにくく、回復が比較的早いといわれています。

ただし、広範囲で大量に採取する場合は時間がかかることがあります。頭皮の状態や希望の仕上がりによってFUE法が向いている方も多いです。

ロボット支援による採取

近年はロボット支援を用いた植毛も行われています。髪の毛の角度や生え方を計算しながら毛包を採取することで、より均一で正確な採取を目指す方法です。

医師の技術との組み合わせで、安定した結果が期待できますが、対応しているクリニックが限られる場合があります。

その他の方法

海外では頭皮を拡張する器具を使って毛量を増やす手術や、人工毛植毛などを行うケースもあります。

人工毛植毛は自分の毛髪を採取せずに行える点でメリットがある一方、生着率や拒否反応のリスクに課題があり、日本では自毛植毛が主流です。

採取部位ごとの特徴

採取部位特徴傷の残りやすさ
後頭部毛根が強く、移植後の定着が安定しやすいFUT法では線状の傷が残る
側頭部場所によっては採取しやすいが、毛質が後頭部より細い場合がある比較的傷が目立たない
うなじ部分毛質のクセが強い場合もあり、移植先との質感が異なることがある頭髪よりも皮膚が柔らかい
自毛植毛の採取部位比較(後頭部・側頭部・うなじのドナー領域イメージ)

手術前に確認しておきたいこと

  • カウンセリングで自分の頭皮の状態を正確に把握する
  • 過去の脱毛症状や治療歴を医師に伝える
  • 術後の回復期間中に休暇や仕事への支障がないか調整する
  • 長期的な通院計画を立てる

植毛手術の費用や料金体系

植毛の費用はクリニックや施術内容によって幅があります。一般的には「移植する本数」によって料金が設定されるケースが多いですが、その他にも麻酔や検査代などが別途発生する場合があります。

費用を把握することで、不必要に高額になるのを避けながら、満足いく結果を目指しやすくなります。

費用を左右する要因

自毛植毛の費用内訳イメージ(カウンセリング・基本料金・株単価・麻酔や術後ケア)

植毛手術の費用は、本数単位(毛包数)や術後のケア費などによって変わります。特に移植する毛包数が多いほど費用は高くなる傾向がありますが、額や頭頂部など部分によって必要な毛包数も変わります。

施術法(FUT法、FUE法、ロボット支援など)によっても費用に差が出る場合があります。

植毛にかかる主な費用要素

費用要素内容
カウンセリング費初診料や頭皮診断の費用
手術費用(基本料金)施術に必要な医師・スタッフの人件費、器具の使用料など
本数単価移植する毛包数に応じて設定される料金
麻酔費用局所麻酔や静脈麻酔などの費用
術後ケア費術後の診察や投薬、必要な用品(シャンプーなど)の費用
その他血液検査やオプション施術の追加料金

クリニックごとの料金比較

クリニックによっては、基本料金に加えて1株(1つの毛包単位)ごとに○○円といった形で費用を設定しているところもあれば、移植本数に応じた定額プランを提示しているところもあります。

単純に総額だけを比べるのではなく、手術方法やアフターケアの内容を考慮して比較することをおすすめします。

主なクリニックの料金比較

クリニック名手術法(例)基本料金(例)1株ごとの料金(例)アフターケアの有無
AクリニックFUT法150,000円1株あたり600円半年間の無料診察あり
BクリニックFUE法200,000円1株あたり700円術後シャンプー付き
Cクリニックロボット支援300,000円1株あたり800円再施術割引プランあり

追加費用とトータルコスト

植毛手術は、一度の施術で必要な本数すべてを移植できれば良いですが、薄毛の進行度によっては複数回に分けて手術を受ける必要がある場合もあります。

また、術後の経過を確認するための通院や、必要に応じた内服薬・外用薬の費用も考慮することが大切です。

総額でどのくらいの予算が必要になるのかを明確にしておくと、費用負担に対する不安も軽減されます。

費用を抑えるうえで考慮したいポイント

  • カウンセリングで必要な本数をしっかり確認する
  • 手術方法だけでなく、術後のケア内容も検討する
  • 分割払いや医療ローンなどの利用を検討する
  • 長期的に見て、通院と治療をどのくらい継続するか考える

手術前後の準備と注意点

植毛手術は外科的処置を伴います。トラブルを最小限に抑え、より満足度の高い結果を得るためには、手術前後の準備と注意点が大切です。

術前検査で頭皮の状態や健康状態を確認し、術後の痛みや腫れが出やすい時期を想定しながら予定を組むことを意識しましょう。

術前検査やカウンセリング

植毛手術を受ける前には、血液検査や頭皮の状態を調べる検査を行うのが一般的です。

既往歴や常用薬がある場合は医師に伝え、手術に影響が出る可能性があるかどうかを確認してください。

カウンセリングでは、自分が希望する髪の生え際や移植範囲を医師と相談し、施術法や必要な本数を決定します。

術前のスケジュール

項目内容実施タイミング
カウンセリング希望デザインや本数の相談手術予定の2~4週間前
血液検査感染症や健康状態の確認手術予定の1~2週間前
最終面談手術方法・当日の流れ・費用の再確認手術予定の数日前~直前
前日~当日髪型の調整、食事・飲酒制限手術前日から当日

術後の過ごし方

術後は患部が敏感になり、移植した毛包を定着させるためにも頭皮に負担をかけないようにする必要があります。

激しい運動や飲酒を控え、医師から指示された方法で洗髪を行ってください。かさぶたができることがありますが、無理に剥がさず、自然に取れるまで待つのが基本です。

アフターケアや通院の必要性

植毛手術は一度受けたら終わりではなく、術後の経過観察や内服薬・外用薬の継続が必要になる場合があります。

定期的にクリニックへ通うことで傷の状態や植毛部分の様子を確認し、何か異常があれば早期対応が可能になります。

アフターケアの内容はクリニックによって異なるため、手術前にしっかり確認しておきましょう。

術後に気をつけたいこと

  • シャワーの水圧を弱め、頭皮への刺激を減らす
  • 就寝時は頭部を高めにしてむくみを軽減する
  • 帽子の着用やヘルメットの使用は医師の指示に従う
  • 刺激の強いシャンプーや育毛剤は避ける

植毛手術後の経過と回復

植毛手術は頭皮に対する処置なので、痛みや赤みなどのダメージが気になるかもしれません。

しかし、多くの場合は時間の経過とともに改善します。術後のダウンタイムや回復目安を把握し、適切に対処することでスムーズに日常生活へ復帰できる可能性が高まります。

術後の経過

術後は数日から1週間ほど、赤みや腫れが見られるケースがあります。移植した毛包からは、しばらく経ってから髪が伸び始めるのが一般的です。

最初は移植部位が薄いままに見えるかもしれませんが、毛包が定着してから2~3カ月後に徐々に発毛してきます。

ダウンタイムの目安

FUT法とFUE法では回復期間の目安が若干異なります。

FUT法の場合は切開部分を縫合しているため、抜糸や線状の傷の回復を待つ必要があります。FUE法の場合はパンチ状の小さな傷が多数できるものの、縫合は行わないため回復が比較的早いです。

個人差はありますが、1~2週間程度で大きな支障なく日常生活を送れる方が多いです。

自毛植毛の術後経過タイムライン(1日〜1年の回復と発毛の目安)

術後経過の目安

時期主な状態ケアのポイント
術後1~3日赤みや腫れ、出血痕が多少残る安静に過ごし、激しい運動や飲酒を避ける
術後1週間カサブタが徐々に取れ始める指示された方法で洗髪を行い、頭皮を清潔に保つ
術後2~3週間多くの人が日常生活に復帰傷の回復具合に応じて軽い運動を再開してもよい
術後2~3カ月新たな髪の成長がゆっくり始まる内服薬や外用薬との併用で生着を支える
術後6カ月前後かなりの髪が生え揃い、見た目の改善がはっきりしてくる定期検診で移植部位と採取部位の状態をチェックする
術後1年植毛の定着がほぼ完了追加施術の検討やアフターケアの継続

経過観察とメンテナンス

術後に良好な発毛を得るには、内服薬や外用薬で頭皮環境を整えることが大切です。クリニックで定期的に診察を受け、トラブルがないかを確認しながら過ごしましょう。

薄毛の進行具合には個人差があるため、長期的な視野でケアを続けることが望ましいです。

回復を助ける生活習慣

  • バランスの良い食事を心がける
  • 睡眠時間をしっかり確保する
  • ストレスをため込まないようにする
  • 頭皮マッサージやスカルプケアを適度に取り入れる

よくある疑問と対処法

植毛手術を受ける前には、「本当に髪が生えてくるのか」「痛みはどの程度か」「ダウンタイムはどれくらいか」など、さまざまな疑問が浮かぶかもしれません。

ここでは、よくある質問や不安に対しての対処法を整理していきます。

失敗やトラブルのリスク

植毛手術には、移植した毛包がすべて定着しないリスクや、頭皮の炎症・感染症のリスクがあります。

また、デザインや角度を誤ると生え方が不自然になる場合もあります。これらのリスクを回避するためには、経験豊富な医師を選び、事前のカウンセリングで納得がいくまで相談することが重要です。

植毛におけるトラブル例と対処法

トラブル例原因対処法
移植毛の生着率低下術後のケア不足や個人差投薬や頭皮ケアを見直し、再施術を検討
頭皮の感染症手術環境の不備、術後の頭皮管理の不十分早期に受診し、抗生物質などで対応
傷跡のトラブル無理にかさぶたを剥がした、体質的なケロイド傾向医師に相談し、外用薬やレーザー治療を検討
デザインの不自然さ医師の経験不足、術前のカウンセリング不足修正手術や追加植毛で調整

痛みやダウンタイムに関する不安

植毛手術では局所麻酔を行うため、施術中の痛みは軽減されます。しかし術後は数日間、頭皮に違和感や痛みが残るのが一般的です。

痛み止めの薬を処方してもらう場合もあり、我慢できないほどの痛みが続くケースはまれです。

ダウンタイムについても個人差がありますが、FUE法では1~2週間程度で目立った腫れや痛みが落ち着くことが多いです。

術後のケア方法

術後はなるべく頭皮に負担をかけないように注意します。指定されたシャンプーや、血流を良くする内服薬・外用薬を併用することもあります。

特に最初の数週間は刺激に弱いため、帽子をかぶるときにも圧迫しすぎないように気を配ってください。

不安を和らげる工夫

  • 施術前に術後のイメージを医師からよく聞く
  • 痛み止めや投薬についての情報をあらかじめ確認する
  • 無理のない範囲で仕事や生活スタイルを調整する
  • サポート体制のあるクリニックを選ぶ

植毛手術とAGA治療

植毛手術は外科的手段で直接的に薄毛を改善する方法ですが、AGA治療との併用でさらに効果を高められます。

長期的に髪の健康を維持するためには、将来の薄毛進行を見据えて総合的に治療を行うことが大切です。

将来の薄毛進行と植毛の関係

AGAは進行型の脱毛症です。そのため、植毛手術で一度髪を増やしても、AGAの進行を抑制しないと薄毛が進み、周囲の髪との不均衡が生じる場合があります。

手術後も内服薬や頭皮ケアなどを続けて、将来的な進行に備えることが望まれます。

併用療法の考え方

植毛手術による増毛効果と、AGA治療薬による抜け毛抑制や発毛効果を組み合わせることで、より安定した発毛を狙う方法があります。

内服薬(フィナステリドやデュタステリド)でDHTの生成を抑えながら、外用薬(ミノキシジルなど)で頭皮の血流を促進し、そこに植毛の効果を加える形です。

定期的なクリニック受診で状態を確認しながら柔軟に調整するケースが多いです。

併用療法

治療法目的
内服薬(プロペシアなど)抜け毛を抑制、薄毛進行を遅らせる
外用薬(ミノキシジルなど)血行促進、発毛をサポート
植毛手術毛根が失われた部位に直接的な増毛効果
生活習慣改善頭皮環境の維持に役立つ

長期的な視点でのクリニック選び

植毛手術はゴールではなく、長期的なヘアケアの一環と考える方が増えています。

術後のアフターケアや投薬管理、将来的に追加施術が必要となる可能性を視野に入れ、親身に相談に乗ってくれるクリニックを選ぶと安心です。

症例実績やアフターフォローの体制を事前によく確認し、将来にわたって信頼関係を築ける医療機関を見つけましょう。

長期的視野で考えたいポイント

  • 薄毛進行を見据えた施術計画
  • 定期検診と必要に応じた追加施術
  • メディカルスタッフの充実度
  • 十分なカウンセリングで情報を得る
この記事のまとめ

参考文献

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AVRAM, Marc; ROGERS, Nicole. Contemporary hair transplantation. Dermatologic surgery, 2009, 35.11: 1705-1719.

NESTOR, Mark S., et al. Treatment options for androgenetic alopecia: Efficacy, side effects, compliance, financial considerations, and ethics. Journal of cosmetic dermatology, 2021, 20.12: 3759-3781.

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