植毛で失敗する原因の1位は時代遅れの術式選び、2位は順番の間違い、3位は1度の手術で終わらせようとすること

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失敗 後悔 絶望
この記事に書いてある事
  • 失敗の第一位は初回に従来型のFUEを選択してしまう「順番ミス」にあり
  • 植毛を1度で終わらせようとするとなぜ必ず大失敗するのか
  • クリニックの本当の選び方を知らないと植毛はまず失敗する
  • 植毛量に限界がある為「どこに集中的に植えるか」が失敗しないポイント
  • 最大の失敗は植毛したのに全然生えてこないこと【20人に1人】

自毛植毛手術は、それなりにお金もかかるし、満足に生え揃うまでに1年以上は必要なので「絶対失敗したくない」と思うのは自然なことです。

しかし、植毛医療の常識は年々変化しており、数年前の「正解」が今の「失敗」に直結するケースが増えています。広告や古い情報に惑わされず、確かな目を持たなければ、後悔する確率は非常に高いでしょう。

2026年現在の植毛で失敗しないために、まず心に留めておくべきことを先に書きます。

  • 術式選びの「古い常識」を捨てること
  • ドナーへの負担を最小限にする「技術力」でクリニックを選ぶこと
  • 植毛は複数回に分ける勇気を持つこと
  • ロボット植毛は絶対に避けること
  • 移植本数に限界があるのでどこに集中的に植えるか決めておくこと

この5つのことを心に留めて植毛するかどうか、どこのクリニックで植毛すべきかを決めていただきたいのです。

この記事では、この5つのポイントを軸に、なぜ今、植毛で失敗する人が後を絶たないのか、その本質的な理由を解説していきます。

この記事の執筆者

内科総合クリニック人形町 院長 藤田 英理(総合内科専門医)

藤田 英理 内科総合クリニック人形町 院長

東京大学医学部保健学科、横浜市立大学医学部を卒業。虎の門病院、稲城市立病院、JCHO東京高輪病院への勤務を経て内科総合クリニック人形町を開院。総合内科専門医。AGA治療や生活習慣病指導も行う。

所属:日本内科学会日本動脈硬化学会日本頭痛学会

医師略歴・プロフィールはこちら

目次

失敗の第一位は「術式選びの常識」が変化したことに気づかないこと

AGA治療歴25年

多くの人が植毛で失敗する最大の原因は何でしょうか?

院長 藤田

「FUTが最善」という、かつての常識に固執してしまうことです。FUTの名医が現場を去りつつある今、従来型のFUEしか選択肢がないと思い込み、後頭部に大きなダメージを残してしまうケースが後を絶ちません。

院長 藤田

解説いたします

植毛にはFUEとFUTという2つの術式があります。

植毛はアメリカから輸入されてきた外科手術です。日本に最初に入ってきたものは、最新のメスを使って後頭部を切開するFUT(日本ではドナーストリップ法とも呼ばれています)と呼ばれる術式です。

FUT(ドナーストリップ法)
FUT(ドナーストリップ法)

FUTは、後頭部に線状の傷跡が残ってしまうので、丸坊主にはできなくなるというマイナス点はあるものの、古い術式であるFUEと呼ばれる植毛に比べると、傷跡の総面積は1/10程度に抑えられる画期的なやり方です。

しかし国内の大手植毛クリニックはガラパゴス化しており、一世代前の術式であるメスの代わりにパンチグラフトと呼ばれる医療器具で毛根を採取するFUE(エフユーイー)を採用しています。

【FUE】
FUEによる自毛植毛

下記イラストがFUTとFUEの傷跡のイメージ図です。

FUEとFUTの傷跡の比較

かつて、植毛で失敗しないための鉄則は「初回はFUT、その後にFUE」という順番を守ることでした。

なぜなら、メスで切開し縫合するFUTは、後頭部のドナー(移植元の毛根)を温存しつつ大量移植が可能だったからです。

対して従来型のFUEは、広範囲から毛根をくり抜くため、一度に大量の移植を行うと後頭部が虫食いのような無残な状態になり、将来の追加移植の可能性を絶ってしまうリスクがありました。

FUE法で大量の植毛を実施した患者の後頭部の実際の画像もお見せします。

FUE植毛の傷跡

私もここ数年はずっと、

「まず縫い合わせることで傷跡の総面積を大幅に縮小できるFUT(ドナーストリップ法)で、移植できるだけしてください。もうこれ以上FUTでは毛根を採取できなくなった後に初めて、FUEで残りの貴重な資源(毛根)を使いましょう。」

と患者さんに説明してきました。

ところが、この「FUTが優位」という常識が、2026年現在、通用しなくなっています。

理由は単純で、高い技術を要するFUTの名医たちが、高齢などを理由に次々と現場を去っているからです。いくら理論的に優れた術式でも、それを最高の形で実現できる医師がいなければ、患者さんにおすすめすることはできません。

その結果、多くのクリニックが比較的習得しやすいFUE法のみを扱うようになり、患者さんは「従来型のFUE」しか選択できない状況に陥りがちです。これが、現代における植毛失敗の最大の原因だと私は考えています。

クリニックの本当の選び方を知らないと植毛はまず失敗する

AGA治療歴25年

FUTの名医がいない今、どうやってクリニックを選べば失敗しないのでしょうか?

院長 藤田

答えは、従来型のFUEが抱える問題点を、技術革新によって克服したクリニックを探すことです。

院長 藤田

解説いたします

FUTという選択肢が選びにくくなった今、私たちが目を向けるべきは「FUEはダメだ」と思考停止することではなく、「どのFUEなら信頼できるのか?」を見極めることです。

その判断基準は、「ドナーへのダメージを最小限に抑え、いかに効率よく高密度な移植を実現できるか」という技術的な裏付けがあるかどうか。そして、その技術を豊富な経験(できれば10~20年以上)を持つ医師が扱っているかという点です。

この厳しい基準で見たとき、有力な選択肢となるクリニック例を紹介しておくと、例えば「カミノクリニック」。ここは最近、全国120箇所以上でカウンセリング対応できるようになり、施術も銀座・大阪・福岡の主要都市で受けられるようになったので、通える方がぐっと広がったクリニックでもあります。

300×250

カミノクリニックが「進化したFUE」と言える理由は、3つあります。

まず、独自開発の機器「CFUシステム」を採用しており、極細のパンチでドナーへのダメージを抑え、施術効率を大幅に向上させています。(従来FUEの「後頭部がスカスカになる」という最大のリスクを低減)

2つ目は経験についてです。植毛歴20年超という医師による施術を、銀座・大阪・福岡の各院で一貫して行っているところが評価できます。

最後に料金について。遠方からの交通費と宿泊サポートや全額返金保証制度(※)があり、1株(=グラフト)あたり440円という料金もポイントになります。

※生着が全く見られない場合など諸条件あり

「初回FUEは失敗する」というセオリーは、あくまで従来型のFUEの話です。時代が変わり、信頼できるFUTの選択肢が狭まった今、カミノクリニックのような技術革新を伴ったFUEこそが、失敗を避けるための新たなスタンダードになりつつあるのです。

カミノクリニック公式HP

植毛を1度で終わらせようとするとなぜ必ず大失敗するのか

AGA治療歴25年

もう一つ教えてください。先生はよく「植毛は複数回に分けるべき」とも言っていますが、なぜ植毛は一回ではなく複数回に分けたほうがいいのでしょうか?

院長 藤田

たとえ進化したFUE法であっても、人間の集中力と、移植する株(毛根)が体外で耐えられる時間には限界があるからです。品質を最優先するなら、大量植毛は複数回に分けるのが鉄則です。

院長 藤田

解説いたします

「どうせ手術するなら、一度で全部終わらせたい」という気持ちはよく分かります。しかし、これが植毛失敗の大きなワナなのです。

たとえカミノクリニックのような効率化されたFUE法であっても、3000株を超えるような大量植毛には6時間以上の長時間手術が必要です。これには3つの大きなリスクが伴います。

執刀チームが疲労する

植毛は非常に精密な手作業です。長時間に及ぶと医師や看護師の集中力が低下し、毛根を傷つける「ドナーロス」や、移植の質の低下に繋がります。

株(毛根)へのダメージ

採取された株は、体外にある時間が長くなるほど弱っていきます。長時間の手術では、最初に採取された株が大きなダメージを受け、生着率が低下する恐れがあります。

患者さんへの身体的負担

何時間も同じ体勢でいることは、想像以上に身体への負担となります。

生涯で移植できる毛髪は約5,000グラフトと限られています。この貴重な資源を無駄にしないためにも、高品質な結果を求めるなら、大量植毛は最低でも2回以上に分けて行うのが賢明です。

患者の欲望に忍び寄るワナ

ここに植毛で多くの人が失敗するワナが潜んでいます。「1度の植毛で薄毛の悩みから解放されたい」という欲望です。

そして、その欲望を見透かしたかのように、「FUE法で一日4000株以上のメガセッション可能!」と謳うクリニックやアフィリエイトサイトが存在します。

おそらくあなたは、この記事を見た後に「書いてあることは本当なのかな?」と思い、自分にとって都合の良いことを書いてある記事を探しにいくでしょう。

人間は、論理的な生き物ではなく感情的な生き物です。論理で意思決定するのではなく、まず最初に感情でほぼ意思決定をし、その後に自分の決断が合っているかどうかを「後付け」で理由を探します。

この記事で説明してきたことを、おそらくですあなたは信じないと思います。そしてyahooやgoogleで「植毛 大量」などのキーワードでスマホで検索し、大量植毛に関する記事を読み漁り、その中で、

「僕は○○クリニックでFUEでメガセッション(1度で大量の植毛を行うこと)を行い、大満足でした。」

という記事と出会うことになるでしょう。
※そのサイトは99%アフィリエイトサイトです

スマホ検索

そして、そのアフィリエイトサイトの記事をあなたは信じ、その記事内にある「○○クリニック公式サイトはこちら」などのボタン(アフィリエイトリンク)をクリックし、クリックした先の○○クリニックの公式サイトの広告文を読んで、

(あなたにとって都合の良い)ウソの情報を信じ込み、FUEで大量の植毛を行い下記の画像のようになってしまい、大後悔するのです。

【FUEで1度に大量の植毛を実施した患者の後頭部の惨劇】
FUEで採取しすぎた結果の傷跡

「大量の植毛を一度で終わらせようとすることのリスク」だけは、どうか心の片隅に留めておいてください。

植毛量に限界がある為「どこに集中的に植えるか」が失敗しないポイント

AGA治療歴25年

植毛には5,000グラフトという限界量があると先ほど解説されていました。この5,000グラフトはどこに植毛するのがベストでしょうか?

院長 藤田

M字(ひたいの生え際)とO字(頭頂部)の両方ともAGAが進行している場合、本数が足りなくなるのでM字を優先しましょう。

院長 藤田

解説いたします

自毛植毛は、後頭部の元気な髪の毛を薄くなったM字やO字部分に「引っ越し」させる手術です。

後頭部から髪の毛を多くとり過ぎてしまうと、本人が気づかないだけで第三者から見ると後頭部がスカスカになっているのが分かります。最大でも5,000グラフト(髪の毛換算で約1万本)が引っ越しの限界量です。

植毛でスカスカになった後頭部を見て驚く女性

AGA(男性型脱毛症)が進行していくと、少ない人でも10,000グラフト脱毛し、多い人だと25,000グラフト以上脱毛するケースもあるので、植毛で全てを解決することは不可能です。

そうなると全体的に植えるべきか、それとも部分的に植えるべきかは大変重要なテーマであり、あなたがもしM字とO字両方とも薄くなっているのであれば、迷わずM字を優先してください。

理由は2つあります。

1つは、O字はAGA治療薬(育毛剤やフィナステリドなどの飲み薬)の効果が出やすい箇所であるのに対して、M字は何をやってもほとんど効果が出ないことと、もう1つは、O字はスーパーミリオンヘアなどのヘアパウダーで隠すことが容易だし、部分ウィッグでバレることなく隠すことも可能だからです。

ふりかけ ヘアパウダー

ウィッグ(かつら)がバレてしまうケースのほとんどがM字部分の不自然さです。ウィッグで生え際の産毛(うぶげ)などを精巧にデザインすることはかなり難しく、もし隠せたとしてもペタっと貼り付けるタイプのヘアコンタクト系のウィッグでないとバレるリスクが高まります。

ヘアコンタトは高額なので、経費で落とせる芸能人や、あるいは会社経営者などの大金持ちでないと経済的に大変です。

それに対して植毛は、ヘアコンタトに比べればずいぶんと安く、しかも「自毛」なので、人前に出ても安心感が全然違います。貴重な資源(後頭部の元気な毛根)はM字部分に集中して投資すべきです。

【ヘアコンタクト】
プロピアのヘアコンタクト

AGAでは頭頂部(O字)のみが薄くなるパターンもありますが、多くの場合M字部分もかなりの確率で後退していくことに。

頭頂部が薄くなり焦って頭頂部に植毛したものの、AGAがM字部分にも進行して薄くなってしまった場合、移植に必要な貴重な資源が足りなくなります。

頭頂部だけが薄くなった場合は、しばらくはヘアパウダーなどでごまかしつつ、M字の後退がないと確信が持てた時にのみO字に植毛してください。

植毛で失敗しないためには「どこに集中して植えるか」は大変重要なテーマなので、焦ってO字に植毛しないようくれぐれも留意してください。

最大の失敗は植毛したのに全然生えてこないこと【10人に1人】

AGA治療歴25年

植毛した髪の毛が生えてこない「完全失敗」はケースとしてどれくらいあるのでしょうか?[

院長 藤田

約5%です。これは医師の腕には関係がありません。名医と言われる植毛医であろうが新米植毛医であろうが、植毛の成功率は約95%で、残り5%の人は生着せず植毛が失敗します。

院長 藤田

解説いたします

怖いデータを出して申し訳ないのですが、当ブログのモットーは「情報は包み隠さずオープンにする」ことなので、植毛の失敗率(約5%)についても言及しておきます。

この5%という植毛の失敗率は、自動車事故や飛行機事故みたいなものだと思うしかなく、どうしようもありません。

移植失敗は、ドナー不整合によるものです。移植毛は元々自分のドナー(細胞)なので、普通は生着するはずですが、理由不明で生着しないケースが約5%程度あります。

手術失敗

ただし失敗率5%は、実は驚異的に(良い意味で)すごい数値であることも覚えておいてほしいのです。

AGA治療薬として最も有名なミノキシジルは、外用薬として使用した場合の発毛率はせいぜい5%程度で、95%の人は発毛しないまま終わります。

通称ミノタブと呼ばれ、最強の発毛薬と言われるミノキシジルの飲み薬でさえ成功率は25%程度で、7-8割の人がミノキシジルを飲んでも発毛しません。

ミノタブを半分に割った写真

それに対し、植毛は9割の人が成功します。植えれば相当の確率(約90%)で生えてきます。

5%の植毛失敗率をリスクと見るのか、それとも植毛成功率のほうに着目して「95%って超高確率!」と考えるかはあなた次第です。

ただし、植毛せずに薄毛のストレスを抱えたまま過ごすと、うつ病のリスクを抱えてしまうことも覚えておいてください。

AGAの悩みからうつ病を併発していまう人は、かなりの数いるといわれています。植毛の失敗リスクにばかり目を奪われ近視眼的になるのではなく、総合的メリットデメリットを考えて植毛するかどうかを判断してください。

以上

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