「最近、抜け毛が増えた気がする」「髪のボリュームが減ってきた」と感じていませんか。それはAGA(男性型脱毛症)のサインかもしれません。
AGAは進行性の脱毛症であり、放置すると薄毛は徐々に広がっていきます。しかし、適切な治療を行うことで、その進行を抑制することが可能です。
この記事では、AGA治療の内服薬として広く用いられている「フィナステリド(プロペシア)」について、その効果や作用、副作用、費用などを網羅的に解説します。
AGAの進行を止める一手 – なぜフィナステリドが選ばれるのか
AGA治療を考える上で、内服薬の選択は非常に重要です。数ある治療薬の中でも、フィナステリドは多くのクリニックで第一選択薬として推奨されています。
それは、長年にわたる実績と、AGAの根本的な原因にアプローチする確かな効果に基づいています。
ここでは、なぜフィナステリドがAGA治療の中心的な役割を担っているのか、その理由を掘り下げていきます。
AGA治療における内服薬の重要性

AGAの治療には、外用薬や外科的治療など様々な選択肢がありますが、内服薬は体の内側から脱毛の原因に働きかけることで、進行を抑制する中心的な役割を担います。
特にAGAは、男性ホルモンが原因でヘアサイクルが乱れることで発生するため、ホルモンに作用する内服薬による治療が効果的です。
外用薬が頭皮の血行を促進して発毛をサポートする「攻め」の治療だとすれば、内服薬は抜け毛を減らす「守り」の治療と言えるでしょう。
この両輪で治療を進めることが、AGA改善への近道となります。
プロペシア(フィナステリド)が広く支持される理由
フィナステリドを有効成分とする治療薬「プロペシア」は、世界中で広く使用されており、その有効性と安全性に関する豊富なデータが蓄積されています。
日本国内でも早期に承認され、多くの男性の悩みを解決してきました。

支持される大きな理由は、単に抜け毛を減らすだけでなく、AGAを引き起こす原因物質そのものを減らすという、根本的なアプローチにあります。
AGA治療薬の主な種類
| 治療法 | 特徴 | 主な薬剤・成分 |
|---|---|---|
| 内服薬(守り) | 抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制する | フィナステリド、デュタステリド |
| 外用薬(攻め) | 頭皮の血行を促進し、毛母細胞を活性化させる | ミノキシジル |
| 外科的治療 | 後頭部などの毛髪を薄毛部分に移植する | 自毛植毛 |

抜け毛の原因物質に直接アプローチ – フィナステリドの作用点
フィナステリドがなぜAGAに効果を発揮するのかを理解するためには、まずAGAがどのようにして起こるのかを知る必要があります。AGAの背景には、特定の男性ホルモンが深く関わっています。
フィナステリドは、その原因物質が作られる過程を直接阻害することで、抜け毛を防ぎ、ヘアサイクルの正常化を促します。
AGAとジヒドロテストステロン(DHT)の関係
AGAによる抜け毛の直接的な原因は、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強力な男性ホルモンです。
DHTは、男性ホルモンである「テストステロン」が、頭皮の毛乳頭細胞などに存在する「5α-リダクターゼ」という還元酵素と結びつくことで生成されます。

このDHTが、毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体と結合すると、髪の成長期が短縮され、髪が太く長く成長する前に抜け落ちてしまいます。
このサイクルが繰り返されることで、髪は徐々に細く短くなり、薄毛が進行していくのです。
フィナステリドが5α-リダクターゼを阻害する働き
フィナステリドの主な効果は、テストステロンをDHTに変換する「5α-リダクターゼ(特にⅡ型)」の働きを阻害することにあります。

フィナステリドを服用すると、体内の5α-リダクターゼの活動が抑えられ、結果としてDHTの生成量が減少します。DHTが減少すれば、ヘアサイクルを乱す信号が弱まり、髪の成長期が正常な長さに戻っていきます。
これにより、一本一本の髪がしっかりと成長できるようになり、抜け毛が減少し、毛髪の密度や太さの改善が期待できるのです。
DHT産生の抑制プロセス

| 段階 | 概要 | フィナステリドの役割 |
|---|---|---|
| 1. テストステロン存在 | 男性ホルモン「テストステロン」が体内に存在する | – |
| 2. 酵素との結合 | テストステロンが「5α-リダクターゼ」と結合する | この結合を阻害する |
| 3. DHT生成 | 結果としてDHTが生成され、抜け毛を促進する | DHTの生成を抑制する |
国内承認薬としての信頼性 – プロペシアの有効性データ
治療薬を選択する上で、その信頼性は極めて重要です。フィナステリド(プロペシア)は、厚生労働省からAGA治療薬として正式に承認を受けており、その有効性と安全性は科学的な根拠に基づいています。
公的なガイドラインでも高く評価されており、多くの医師が安心して処方できる治療薬の一つです。
日本皮膚科学会ガイドラインでの推奨
日本皮膚科学会が策定した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」において、フィナステリドの内服は推奨度「A」(行うよう強く勧める)と評価されています。
これは、数多くの質の高い臨床試験によって、フィナステリドがAGAに対して明らかな改善効果を持つことが証明されているためです。
専門家集団による高い評価は、フィナステリドが信頼できる治療選択肢であることの証左です。
臨床試験で示された効果と期間

国内で行われたプロペシアの臨床試験では、1mgを1年間投与した結果、98%の被験者でAGAの進行が認められなかった(不変以上)と報告されています。
さらに、5年間の長期投与試験においても、その効果が持続することが確認されています。
効果を実感し始めるまでの期間には個人差がありますが、一般的には服用開始から約6ヶ月で抜け毛の減少や毛髪の状態に変化を感じる方が多いです。
治療効果を正しく評価するためにも、少なくとも6ヶ月間は服用を継続することが大切です。
プロペシアの長期投与試験の結果概要(国内)
| 服用期間 | 改善効果(写真評価) | 特記事項 |
|---|---|---|
| 1年 | 58%の被験者で改善が見られた | 98%で現状維持以上の効果 |
| 3年 | 78%の被験者で改善が見られた | 効果の持続性が確認された |
| 5年 | 99.4%で効果が維持または改善した | 長期的な有効性が示された |
知っておくべき副作用のリスク – 安全な服用のために
フィナステリドは安全性の高い薬ですが、医薬品である以上、副作用のリスクが全くないわけではありません。
治療を始める前には、どのような副作用が起こりうるのかを正しく理解し、万が一体に異変を感じた場合に適切に対処できるようにしておくことが重要です。
ほとんどの副作用は発現頻度が低く、一過性のものですが、気になる症状があれば速やかに処方元のクリニックに相談しましょう。
主な副作用とその発現頻度

フィナステリドの副作用として報告されているものの多くは、男性機能に関する症状です。具体的には、性欲減退、勃起機能不全(ED)などが挙げられます。
ただし、これらの副作用が発現する頻度は全体の1%程度と非常に低く、多くの場合、服用を継続するうちに症状が軽減・消失するか、服用を中止すれば回復します。
過度に心配する必要はありませんが、ご自身の体の変化には注意を払いましょう。
フィナステリドの主な副作用
| 副作用の症状 | 発現頻度(国内臨床試験) | 解説 |
|---|---|---|
| リビドー(性欲)減退 | 1.1% | 男性機能に関する一時的な症状 |
| 勃起機能不全(ED) | 0.7% | 服用中止により回復する場合が多い |
| 肝機能障害 | 頻度不明 | 定期的な血液検査で確認することが望ましい |
肝臓への影響について
フィナステリドは、体内で吸収された後、主に肝臓で代謝されます。そのため、元々肝機能に障害がある方は、服用に際して注意が必要です。
医師は処方前に問診を行い、必要に応じて血液検査で肝臓の数値を確認します。
健康な方であれば大きな問題になることは稀ですが、服用中に体のだるさや黄疸などの症状が現れた場合は、肝臓への影響も考えられるため、すぐに医師に相談してください。
初期脱毛とは何か
フィナステリドの服用を開始して1ヶ月前後で、一時的に抜け毛が増えることがあります。これを「初期脱毛」と呼びます。
これは、フィナステリドの効果によって乱れたヘアサイクルが正常化する過程で、成長が止まっていた古い髪が、新しく生えてくる健康な髪に押し出されるために起こる現象です。
副作用ではなく、むしろ薬が効いている証拠と捉えることができます。通常は1〜2ヶ月程度で収まりますので、自己判断で服用を中止しないようにしましょう。
女性や未成年者の服用禁止
フィナステリドは男性のAGA治療薬であり、女性、特に妊娠中や授乳中、妊娠の可能性がある女性は服用してはいけません。男子胎児の生殖器に異常をきたす恐れがあるためです。
また、錠剤に触れるだけでも有効成分が皮膚から吸収される可能性があるため、錠剤を割ったり砕いたりせず、取り扱いには注意が必要です。
同様に、20歳未満の未成年者に対する安全性も確立されていないため、服用は認められていません。
1日1錠の継続が鍵 – 効果を実感するまでの道のり
フィナステリドによるAGA治療は、短期間で劇的な変化が現れるものではありません。効果を最大限に引き出すためには、毎日コツコツと服用を続けることが何よりも大切です。
DHTの生成を継続的に抑制することで、初めてヘアサイクルが正常化し、健康な髪が育つ土台が整います。ここでは、治療を継続する上でのポイントや注意点を解説します。
服用を継続する重要性
フィナステリドの効果は、服用している間だけ持続します。体内の薬の成分濃度を一定に保つことで、DHTの生成を常に低いレベルで抑制し続けることができます。
そのため、1日1錠という用法・用量を守り、毎日決まった時間に服用することを習慣づけるのが理想的です。飲み忘れが続くと、DHT濃度が再び上昇し、治療効果が薄れてしまう可能性があります。
効果を実感するまでの標準的な期間
前述の通り、多くの方が効果を実感し始めるのは、服用開始から約6ヶ月後です。最初の3ヶ月ほどは初期脱毛などで変化を感じにくいかもしれませんが、焦りは禁物です。
毛髪にはヘアサイクルという周期があり、新しい髪が成長して目に見えるようになるまでには時間が必要です。根気強く治療を続けることが、成功への鍵となります。
もし服用をやめるとどうなるか
フィナステリドの服用をやめると、抑制されていた5α-リダクターゼが再び活性化し、DHTの生成が元のレベルに戻ります。
その結果、数ヶ月のうちに治療前の状態へと徐々に戻っていき、AGAの進行が再開してしまいます。
AGAは進行性の脱毛症であるため、改善した状態を維持するためには、医師の指示に従い、継続的に服用することが重要です。自己判断で服用をやめることは避けましょう。
服用を続けるためのポイント
- 毎日の習慣にする(例:朝食後など)
- 飲み忘れた場合は、その日のうちに気づけば服用する
- 飲み忘れても翌日に2錠服用しない
- 医師への定期的な相談でモチベーションを維持する
フィナステリドと他の治療薬 – あなたに合った選択とは
AGA治療では、フィナステリド単独での治療だけでなく、他の治療薬と組み合わせることで、より高い効果が期待できる場合があります。
特に、発毛を促進する作用を持つ「ミノキシジル」との併用は、標準的な治療法の一つです。
また、同じくDHTを抑制する「デュタステリド」という薬もあり、それぞれの特徴を理解して、ご自身の状態に合った治療法を医師と相談して決めることが大切です。
発毛を促すミノキシジルとの併用

フィナステリドが抜け毛を防ぐ「守り」の治療薬であるのに対し、ミノキシジルは毛母細胞を活性化させ、発毛を促す「攻め」の治療薬です。
ミノキシジルは主に外用薬(塗り薬)として使用され、頭皮の血流を改善する効果があります。
この二つを併用することで、「抜け毛を減らし、同時に新しい髪を育てる」という相乗効果が期待でき、AGAの改善をより強力に後押しします。
フィナステリドとミノキシジルの作用比較
| 薬剤 | 主な作用 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| フィナステリド(内服) | DHTの生成を抑制 | 抜け毛の防止、AGAの進行抑制 |
| ミノキシジル(外用) | 頭皮の血行促進、毛母細胞の活性化 | 発毛促進、毛髪の成長 |
デュタステリド(ザガーロ)との違い
デュタステリドは、フィナステリドと同様に5α-リダクターゼを阻害してDHTの生成を抑える内服薬です。
大きな違いは、フィナステリドが主にⅡ型の5α-リダクターゼを阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害する点です。
そのため、デュタステリドの方がより強力にDHTを抑制する効果があるとされ、フィナステリドで十分な効果が得られなかった場合の次の選択肢となることがあります。
ただし、効果が強い分、副作用のリスクも考慮する必要があるため、どちらの薬が適しているかは医師の判断によります。
フィナステリドとデュタステリドの比較
| 項目 | フィナステリド(プロペシア) | デュタステリド(ザガーロ) |
|---|---|---|
| 作用対象 | 5α-リダクターゼ(Ⅱ型) | 5α-リダクターゼ(Ⅰ型・Ⅱ型) |
| 効果 | AGAの進行抑制 | より強力なAGA進行抑制・発毛効果 |
| 副作用 | 性機能障害など(頻度は低い) | フィナステリドと同様だが発現頻度が若干高い傾向 |
フィナステリドで効果が見えにくいケースとその理由
多くの方に有効なフィナステリドですが、中には期待したほどの効果が見られないケースも存在します。
その原因は様々で、AGA以外の脱毛症であったり、生活習慣が影響していたり、あるいは使用している薬剤そのものに問題がある可能性も考えられます。
効果が出ないと感じた場合でも、自己判断で諦めてしまう前に、まずはその原因を探ることが重要です。
AGA以外の脱毛症の可能性
薄毛の原因はAGAだけではありません。円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、他の脱毛症が原因である場合、フィナステリドでは効果は期待できません。
これらの脱毛症は治療法が異なるため、まずは専門のクリニックで正確な診断を受けることが不可欠です。マイクロスコープによる頭皮診断などを通じて、ご自身の薄毛の本当の原因を突き止めましょう。
生活習慣の乱れが影響する場合
髪の健康は、日々の生活習慣と密接に関わっています。
睡眠不足、栄養バランスの偏った食事、過度なストレス、喫煙などは、頭皮の血行を悪化させ、髪の成長を妨げる要因となります。
フィナステリドでDHTを抑制していても、髪が育つための環境が悪ければ、十分な効果は得られません。治療薬の効果を最大限に引き出すためにも、生活習慣の見直しはとても大切です。
効果を高めるための生活習慣
- バランスの取れた食事(特にタンパク質、ビタミン、ミネラル)
- 十分な睡眠時間(6〜8時間を目安に)
- 適度な運動によるストレス発散
- 禁煙や節度ある飲酒
個人輸入のリスクと偽造薬の問題

インターネットなどを通じて、海外から安価なフィナステリド製剤を個人輸入するケースが見られますが、これには大きなリスクが伴います。
個人輸入で入手した薬の中には、有効成分が全く含まれていない偽造薬や、不純物が混入した粗悪品が紛れている可能性があります。
これらの薬を服用しても効果がないばかりか、予期せぬ健康被害を引き起こす危険性もあります。
安全で確実な治療のためには、必ず国内の医療機関(クリニック)で、医師の診察のもと正規品を処方してもらうようにしてください。
よくある質問
フィナステリド治療に関して、患者様から特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。治療を始める前の不安や疑問の解消にお役立てください。
- 服用を始めてからどれくらいの期間で効果が出ますか?
-
効果を実感できるまでの期間には個人差がありますが、一般的には6ヶ月程度の継続的な服用が必要です。
早い方では3ヶ月ほどで抜け毛の減少に気づくこともありますが、多くの場合、目に見える変化が現れるまでには半年から1年かかります。焦らずに治療を続けることが大切です。
- 副作用が心配です
-
フィナステリドの副作用の発現頻度は低く、多くの方では問題なく服用を継続できます。
万が一、性欲減退や勃起機能不全などの症状が現れた場合でも、多くは一過性のものであり、服用を続けるうちに軽快するか、服用を中止すれば元に戻ります。
心配なことがあれば、一人で悩まずに処方元の医師にご相談ください。
- 飲み忘れた場合はどうすればよいですか?
-
もし1日飲み忘れた場合は、気づいた時点でその日の分を服用してください。ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飛ばして、次回から通常通り1錠を服用してください。
絶対に2日分を一度に服用してはいけません。
フィナステリドの価格相場
種類 1ヶ月あたりの価格目安 入手方法 プロペシア(先発医薬品) 8,000円〜10,000円 クリニックでの処方 フィナステリド(後発医薬品) 4,000円〜7,000円 クリニックでの処方 - 女性が服用しても良いですか?
-
いいえ、女性はフィナステリドを服用できません。特に妊娠中の女性が服用したり、錠剤に触れたりすると、男子胎児の生殖器の発育に影響を及ぼす危険性があるため、厳重な注意が必要です。
女性の薄毛には別の治療法がありますので、専門のクリニックにご相談ください。
- 個人輸入は安全ですか?
-
安全ではありません。個人輸入される医薬品には、偽造品や品質が保証されていないものが多く含まれており、深刻な健康被害につながるリスクがあります。
また、万が一副作用が起きた場合に、国の医薬品副作用被害救済制度を利用することもできません。治療薬は必ず医師の管理下で、信頼できる医療機関から処方を受けてください。
この記事ではフィナステリドについて詳しく解説しましたが、AGA治療薬には「デュタステリド(ザガーロ)」という別の選択肢もあります。
デュタステリドは、フィナステリドとは異なる作用点を持ち、より強力にDHTを抑制する効果が期待されます。
フィナステリドで効果が不十分だった方や、より積極的な改善を目指したい方は、デュタステリドについて解説した記事もぜひご覧ください。
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