髪の毛がたくさん抜ける・大量に抜ける女性が考えるべき受診タイミング

髪の毛がたくさん抜ける・大量に抜ける女性が考えるべき受診タイミング

お風呂の排水溝や、朝起きたときの枕を見て、「髪の毛がたくさん抜けるので不安」と相談にいらっしゃる方もいます。

髪は女性にとって大切なものだからこそ、ごっそり抜ける髪の毛を目の当たりにすると、何か病気ではないかと心配になるのは当然です。

この記事では、抜け毛に悩む女性が、ご自身の状態を正しく理解し、いつ専門のクリニックに相談すべきかを判断するための情報を提供します。

目次

まずは落ち着いてセルフチェック|正常な抜け毛と危険な抜け毛の見分け方

髪の毛が抜けること自体は、誰にでも起こる自然な現象です。しかし、その量が急に増えたり、抜け方に変化が見られたりした場合は注意が必要です。

まずはご自身の抜け毛が心配のいらない「正常なサイクル」の範囲内なのか、それとも専門家への相談を検討すべき「危険なサイン」なのかの見極めから始めましょう。

1日の抜け毛、何本までが正常範囲?

髪の毛には「ヘアサイクル(毛周期)」という生まれ変わりの周期があります。健康な頭皮でも、1日に50本から100本程度の髪の毛は自然に抜け落ちています。

特にシャンプーの際には、その日に抜けるはずだった髪の多くがまとめて洗い流されるため、30本から60本程度抜ける方も珍しくありません。

季節の変わり目、特に秋は抜け毛が増える傾向があります。ただ、1日の抜け毛が200本を超えるような状態が続く場合は、何らかの異常が起きている可能性を考えます。

正確に数えるのは難しいですが、「以前より明らかに量が増えた」という感覚が大切な判断基準です。

ヘアサイクルの段階

段階期間特徴
成長期2年~6年髪が太く長く成長する時期。全体の約85~90%を占める。
退行期約2週間毛根が縮小し、髪の成長が止まる時期。全体の約1%。
休止期約3~4ヶ月髪の成長が完全に止まり、やがて抜け落ちる時期。全体の約10~15%。

抜けた毛の毛根を観察してみよう

抜けた髪の毛の状態、特に「毛根」の観察は、頭皮の健康状態を知る上で非常に有効です。

正常なヘアサイクルを終えて自然に抜けた髪の毛は、毛根が白っぽく、マッチ棒のように丸みを帯びた形をしています。

一方で、毛根がなかったり、ギザギザで歪んでいたり、細く尖っていたりする場合は注意が必要です。

これは、まだ成長途中だった髪が、何らかの原因で強制的に引き抜かれてしまったサインかもしれません。

毛根の状態でわかる健康サイン

毛根の状態考えられる頭皮の状態対処の方向性
白く丸みがある正常現在のケアを継続
細く尖っている成長期の脱毛原因の特定が必要
黒い塊が付着皮脂の過剰分泌シャンプーの見直し

頭皮の状態も大切な判断材料

抜け毛だけでなく、頭皮そのものの状態もチェックしましょう。

健康な頭皮は青白い色をしていますが、赤みやかゆみ、フケや湿疹、痛みなどがある場合は、皮膚炎などのトラブルを抱えている可能性があります。

頭皮の炎症は健康な髪の成長を妨げ、抜け毛を増やす直接的な原因です。

また、頭皮が硬くなっている場合も血行不良のサインであり、髪に十分な栄養が届きにくくなっている状態と考えられます。

女性の抜け毛が急に増える原因

女性の体は非常にデリケートで、様々な要因によって抜け毛が増えるときがあります。

特にホルモンバランスの変化やストレスは、髪の健康に大きな影響を与えます。

ホルモンバランスの変化(FAGA・産後・更年期)

女性ホルモンの一つである「エストロゲン」は、髪の成長を促進し、ヘアサイクルの成長期を維持する働きがあります。

このエストロゲンの分泌量が減少すると相対的に男性ホルモンの影響が強まり、抜け毛や薄毛を引き起こす場合があります。

代表的なものが、女性男性型脱毛症(FAGA)や、出産後に一時的に抜け毛が増える分娩後脱毛症、そして更年期における脱毛です。

これらの多くはホルモンバランスの乱れが根本的な原因となっています。

過度なストレスの影響

精神的なストレスは自律神経のバランスを乱し、血管を収縮させてしまいます。これによって頭皮の血行が悪化し、髪の毛を育てる毛母細胞に十分な酸素や栄養が届かなくなります。

その結果、髪の成長が妨げられ、抜け毛が増加します。

また、ストレスはホルモンバランスの乱れにもつながるため、二重の悪影響を及ぼす可能性があります。

仕事や家庭、人間関係など、現代社会はストレスの原因に満ちていますが、髪の健康を保つためには上手なストレス管理が重要です。

栄養不足と無理なダイエット

髪の毛は主に「ケラチン」というタンパク質でできています。そのため、過度な食事制限を伴うダイエットなどでタンパク質が不足すると、健康な髪を作れません。

また、タンパク質だけでなく、その合成を助ける亜鉛や、頭皮の血行を良くするビタミン類も髪の成長には必要です。

栄養バランスの偏った食事は髪を細く弱々しくし、抜け毛の原因となります。

髪の健康を支える主な栄養素

栄養素主な働き多く含まれる食品
タンパク質髪の主成分であるケラチンを構成する肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛タンパク質の合成を助ける牡蠣、レバー、牛肉
ビタミンB群頭皮の新陳代謝を促す豚肉、うなぎ、玄米

睡眠不足による髪へのダメージ

髪の毛の成長を促す「成長ホルモン」は、主に睡眠中に分泌されます。特に、眠り始めてから最初の3時間にあたる「ノンレム睡眠(深い眠り)」の間に最も多く分泌されることがわかっています。

睡眠時間が不足したり、眠りの質が悪かったりすると成長ホルモンの分泌が減少し、髪のダメージの修復や新しい髪の育成が十分に行われなくなります。

この状態が続くと、ヘアサイクルが乱れ、抜け毛の増加につながります。

抜け毛の裏に隠れているかもしれない病気

大量の抜け毛は単なるヘアサイクルの乱れだけでなく、何らかの病気が原因で起こっている可能性もあります。

急激に抜け毛が増えた場合や、円形脱毛症のように局所的にごっそり抜ける場合は、自己判断せずに医療機関を受診することが大切です。

甲状腺機能の異常

甲状腺は、体の新陳代謝を活発にするホルモンを分泌する器官です。

この甲状腺の働きが活発になりすぎる「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」や、逆に働きが低下する「甲状腺機能低下症(橋本病など)」は、どちらも脱毛の症状を引き起こすときがあります。

甲状腺ホルモンはヘアサイクルにも影響を与えるため、そのバランスが崩れると成長期の髪が休止期に移行しやすくなり、抜け毛が増えるのです。

抜け毛の他に、体重の急激な増減や動悸、倦怠感などの症状がある場合は、内科や内分泌内科の受診を検討しましょう。

甲状腺機能異常に伴う主な症状

症状機能亢進症(バセドウ病など)機能低下症(橋本病など)
体重減少することが多い増加することが多い
脈拍速くなる(頻脈)遅くなる(徐脈)
精神状態イライラ、落ち着きがなくなる無気力、眠気

膠原病(こうげんびょう)の可能性

膠原病は、免疫システムが自身の体を攻撃してしまう自己免疫疾患の総称です。代表的なものに全身性エリテマトーデス(SLE)や関節リウマチなどがあります。

これらの病気では免疫の異常によって毛根が攻撃されたり、全身の血流が悪化したりして脱毛が起こるケースがあります。

抜け毛の他に、原因不明の発熱や関節の痛み、皮膚の発疹などの症状が見られる場合は、リウマチ科や膠原病内科などの専門医への相談が必要です。

婦人科系の疾患

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など、男性ホルモンが過剰になる婦人科系の疾患も、女性の薄毛や抜け毛の原因となる場合があります。

PCOSは、月経不順やにきび、肥満などの症状を伴う方が多いです。ホルモンバランスに影響を与える病気であるため、FAGA(女性男性型脱毛症)に似た症状が現れるときもあります。

気になる症状があれば、まずは婦人科を受診し、適切な診断を受けましょう。

生活習慣の乱れが引き起こす抜け毛のリスク

病気というほどではなくても、日々の何気ない生活習慣が積み重なり、抜け毛を加速させているケースは少なくありません。

髪と頭皮の健康は、体全体の健康と密接に関わっています。ご自身の生活スタイルを一度見直してみましょう。

食生活の偏りと髪の健康

インスタント食品やファストフード中心の食生活、糖質や脂質の過剰摂取は頭皮の皮脂分泌を過剰にし、毛穴の詰まりや炎症を引き起こす原因になります。

また、前述の通り、髪の材料となるタンパク質や、その働きを助けるビタミン、ミネラルが不足すれば、健康な髪は育ちません。

バランスの取れた食事は、美しく健やかな髪を育むための土台となります。

  • 緑黄色野菜
  • 良質なタンパク質
  • 海藻類
  • ナッツ類

喫煙と飲酒が頭皮に与える影響

喫煙はニコチンの作用で血管を収縮させ、体中の血行を悪化させます。特に頭皮のような末端の毛細血管は影響を受けやすく、髪の成長に必要な栄養素が毛根まで届きにくくなります。

また、喫煙は髪の成長に必要なビタミン類を大量に消費してしまいます。

一方、適度な飲酒は血行を促進する面もありますが、過度な飲酒は肝臓に負担をかけ、髪の主成分であるタンパク質の合成を妨げる可能性があります。

喫煙が髪に与える主な悪影響

影響内容
血行不良ニコチンが血管を収縮させ、頭皮への栄養供給を阻害する。
ビタミン消費体内のビタミンCなどを大量に破壊し、髪の健康を損なう。
男性ホルモンの増加ジヒドロテストステロン(DHT)を増加させ、薄毛を進行させる可能性がある。

運動不足と血行不良の関係

デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、全身の血行が悪くなりがちです。なかでも心臓から遠い頭部は血流が滞りやすい場所です。

適度な運動は心臓のポンプ機能を高め、全身の血行を促進する効果があります。

ウォーキングやストレッチなど、日常生活に簡単な運動を取り入れるだけでも、頭皮の血流改善につながり、抜け毛の予防に役立ちます。

そのヘアケア、本当に大丈夫?髪と頭皮のSOSサイン

良い思って毎日行っているヘアケアが、実は頭皮に負担をかけ、抜け毛の原因になっているケースもあります。

間違ったケアは、頭皮環境を悪化させ、健康な髪が育つ土壌を奪ってしまいます。ご自身のヘアケア方法を一度、客観的に見直してみましょう。

間違ったシャンプーの選び方と洗い方

洗浄力の強すぎるシャンプーは頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥やかゆみを引き起こす原因となります。

逆に、皮脂の多い人が洗浄力の弱いシャンプーを使うと、汚れが十分に落ちずに毛穴が詰まってしまうときもあります。

ご自身の頭皮タイプに合ったシャンプー選びが大切です。

また、洗う際には爪を立ててゴシゴシこするのではなく、指の腹で優しくマッサージするように洗い、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流しましょう。

頻繁なヘアカラーやパーマの危険性

ヘアカラー剤やパーマ液に含まれる化学薬品は、髪だけでなく頭皮にも大きな負担をかけます。

これらの薬剤が頭皮に付着すると接触性皮膚炎を引き起こし、かゆみや赤み、フケの原因となりやすいです。

炎症が起きた頭皮では、健康な髪は育ちません。抜け毛が気になるときはヘアカラーやパーマの頻度を減らす、頭皮に薬剤をつけないように施術してもらうなどの工夫が必要です。

髪を強く結ぶヘアスタイルによる牽引性脱毛症

ポニーテールやお団子ヘアなど、毎日同じ場所で髪を強く引っ張るヘアスタイルを続けていると、毛根に常に負担がかかり、その部分の髪が抜けて薄くなってしまうケースがあります。

これを「牽引性(けんいんせい)脱毛症」と呼びます。

特に生え際や分け目の部分に起こりやすいのが特徴です。たまには髪を下ろして頭皮を休ませる日を作ったり、結ぶ位置をこまめに変えたりするなどの対策が有効です。

牽引性脱毛症のチェックポイント

項目説明
特定の分け目が薄いいつも同じ分け目にしていると、その部分の頭皮に負担がかかる。
生え際が後退してきた髪を後ろに強く引っ張るヘアスタイルが原因の可能性がある。
髪を結ぶと頭皮が痛い毛根が悲鳴を上げているサイン。結び方を緩める必要がある。

抜け毛を放置するリスクと早期受診の重要性

「そのうち治まるだろう」「まだ大丈夫」と、気になる抜け毛を放置してしまうと、様々なリスクが生じる可能性があります。

髪の悩みは、他の体の不調と同じように、早期発見・早期対応が何よりも大切です。

脱毛症が進行する可能性

女性の薄毛で最も多いFAGA(女性男性型脱毛症)は、進行性の脱毛症です。放置すれば、薄毛の範囲は徐々に広がり、髪の毛一本一本が細く弱々しくなっていきます。

自然に治癒するのは難しく、何もしなければ症状はゆっくりと、しかし確実に進行していきます。

気づいた時点で早めに対処を始めることが、進行を食い止め、改善を目指すための鍵となります。

治療の選択肢が狭まる

薄毛治療は、症状が軽度であるほど治療の選択肢も多く、効果も出やすい傾向にあります。

治療の開始が遅れ、脱毛症がかなり進行してしまった状態では毛根そのものの働きが失われ、治療の効果が得られにくくなる場合があります。

使える治療法が限られてしまったり、満足のいく改善が見られなかったりする可能性が高まるのです。

治療期間と費用の増大

当然のことながら、症状が進行してから治療を始めるよりも早期に始めたほうが治療にかかる期間は短く、費用も抑えられる傾向にあります。

少しでも早く元の状態に近づけるため、そして経済的な負担を軽減するためにも、「気になった時が相談の時」と考えましょう。

専門クリニックを受診する具体的なタイミングと準備

では、具体的にどのような状態になったらクリニックに通院すべきなのでしょうか。

受診の目安となるサインと、初めての受診でも安心して臨めるように準備しておくと良いことについて解説します。

受診を検討すべき具体的なサイン

以下の項目に一つでも当てはまる場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。

  • 抜け毛が1日に200本以上ある状態が1ヶ月以上続いている
  • 髪の分け目が以前より明らかに目立つようになった
  • 髪全体のボリュームが減り、地肌が透けて見える
  • 髪の毛が細く、コシがなくなった
  • 頭皮のかゆみ、赤み、フケが続いている

これらは、体が発している何らかのサインである可能性が高いです。

クリニック選びのポイント

女性の薄毛の原因は多岐にわたるため、女性の薄毛治療を専門に扱っているクリニックを選ぶことが大切です。

カウンセリングを重視し、じっくりと話を聞いてくれるか、プライバシーへの配慮がされているか、治療法や費用について明確な説明があるか、といった点を確認しましょう。

ウェブサイトの情報だけでなく、実際にカウンセリングを受けてみて、信頼できると感じる医師やクリニックを選ぶのが後悔しないためのポイントです。

初診時に伝えるべきこと

医師が正確な診断を下すためには、あなたからの情報が非常に重要になります。事前に以下の内容を整理しておくと、診察がスムーズに進みます。

もし「抜け毛日記」をつけていれば、それを持参するのが最も効果的です。

初診時に伝えると良い情報リスト

カテゴリ具体的な内容
抜け毛についていつから気になり始めたか、どの部分が気になるか、1日の抜け毛の量(感覚でOK)
ご自身の体調既往歴、服用中の薬、アレルギーの有無、生理周期、最近の体調変化
生活習慣食事、睡眠、喫煙・飲酒の習慣、ストレスの有無、最近の生活での大きな変化

よくある質問

さいごに、抜け毛や薄毛治療に関して、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

治療を始めたらすぐに髪は生えてきますか?

髪の毛にはヘアサイクルがあるため、治療を開始してすぐに効果が実感できるわけではありません。多くの場合、治療効果を実感し始めるまでには、少なくとも3ヶ月から6ヶ月程度の期間が必要です。

乱れたヘアサイクルを正常に戻し、新しい髪が成長して目に見える長さになるまでには時間がかかります。焦らず、根気強く治療を続けましょう。

治療に保険は適用されますか?

FAGA(女性男性型脱毛症)や分娩後脱毛症などの多くの女性の薄毛治療は、生命に直接関わる病気とは見なされないため、原則として健康保険が適用されない自由診療となります。

ただし、甲状腺疾患や膠原病など、他の病気が原因で脱毛が起きている場合は、その原因疾患の治療に対しては保険が適用されます。カウンセリングの際に、費用についてもしっかりと確認しましょう。

遺伝的な要因も関係しますか?

薄毛には遺伝的な要因が関与する場合があります。特にFAGAは、遺伝的素因が影響すると考えられています。

ご家族に薄毛の方がいる場合、ご自身も薄毛になりやすい体質を受け継いでいる可能性はあります。

しかし、遺伝が全てではありません。生活習慣やヘアケアなど、後天的な要因も大きく影響します。

遺伝的素因があると感じる方こそ、早めに適切なケアや対策を始めることが、薄毛の進行を抑制するために重要です。

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