シャンプーの頻度と女性の薄毛の関係|毎日洗うべきか考える

シャンプーの頻度と女性の薄毛の関係|毎日洗うべきかを考える

「シャンプーは毎日しないと不潔」「洗いすぎは頭皮に悪い」「2日に1回か、3日に1回が良い」など、巷にはさまざまなうわさがあります。

シャンプーの頻度について、多くの方が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

特に、抜け毛や髪のボリュームダウンが気になり始めると、毎日のシャンプーが薄毛を進行させているのではないかと不安になるかもしれません。

この記事では、女性の薄毛治療を専門とする医師の観点から、シャンプーの頻度と頭皮・髪の健康、そして薄毛との関係を詳しく解説します。

目次

女性の頭皮と髪の基本

適切なシャンプー頻度を考える前に、まずは私たちの頭皮と髪がどのような性質を持っているのかを理解することが大切です。

肌の一部である頭皮と、そこから生える髪の基本的な仕組みを知ると、なぜシャンプーの頻度が重要なのかが見えてきます。

頭皮の役割とターンオーバー

頭皮は顔の皮膚とつながっており、外部の刺激から頭部を保護し、髪を健やかに育む土台としての役割を担っています。

皮膚と同様に、頭皮も一定の周期で新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。

この周期が正常に保たれていると、古い角質は自然に剥がれ落ち、頭皮は健康な状態を維持できます。

しかし、不適切なヘアケアや生活習慣によってターンオーバーが乱れると、フケやかゆみ、乾燥など様々なトラブルの原因となります。

髪の毛の成長サイクル(毛周期)

髪の毛は一本一本が独立した寿命を持ち、成長しては抜け落ち、また新しく生えるというサイクルを繰り返しています。これが「毛周期(ヘアサイクル)」です。

毛周期は「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間に分かれています。

女性の薄毛は、この毛周期が乱れ、髪が太く長く成長するはずの「成長期」が短くなるために起こるケースが多いです。

健やかな髪を育てるには、この毛周期を正常に保つ頭皮環境が重要です。

女性の頭皮の皮脂分泌量

頭皮の皮脂腺から分泌される皮脂は、頭皮や髪を乾燥から守り、潤いを保つ天然の保湿クリームのような役割を果たします。

しかし、皮脂の分泌量は性別や年齢、体質によって異なります。

一般的に女性は男性に比べて皮脂分泌量が少ない傾向にありますが、個人差が大きく、ホルモンバランスの変化によっても変動します。

皮脂分泌に影響を与える要因

  • ホルモンバランス
  • 食生活
  • ストレス
  • 気候

年齢による頭皮環境の変化

加齢に伴い、女性の身体には様々な変化が現れます。頭皮も例外ではありません。

女性ホルモン(エストロゲン)の減少は、髪の成長を促進する働きを弱め、ハリやコシの低下につながります。

また、頭皮の血行が悪くなったり、水分保持能力が低下して乾燥しやすくなったりと、頭皮環境そのものが変化していきます。

若い頃と同じヘアケアを続けていると、知らず知らずのうちに頭皮に負担をかけている可能性があります。

年代別の主な頭皮の変化

年代主な変化ケアのポイント
20代~30代皮脂分泌が活発な傾向適切な洗浄と保湿
40代ホルモンバランスの変化、乾燥保湿重視、頭皮マッサージ
50代以降乾燥、血行不良、菲薄化低刺激、栄養補給、血行促進

シャンプーの本当の目的と役割

私たちは当たり前のようにシャンプーをしていますが、その本当の目的を意識したことのある方は少ないかもしれません。

ただ髪の汚れを落とすだけでなく、頭皮環境を健やかに保つために、シャンプーは非常に重要な役割を担っています。

汚れを落とすだけではないシャンプーの機能

シャンプーの第一の目的は、もちろん洗浄です。しかし、落とすべき汚れは一つではありません。

汗やホコリ、スタイリング剤といった外からの汚れに加え、頭皮から分泌された過剰な皮脂や剥がれ落ちた古い角質も洗い流す必要があります。

これらの汚れを放置すると、毛穴詰まりや雑菌繁殖の原因となり、頭皮トラブルを引き起こします。

頭皮環境を整える重要性

健やかな髪は、健康な畑から良い作物が育つのと同じように、健康な頭皮から生えてきます。

シャンプーは、この「畑」である頭皮を良い状態に整えるための重要なケアです。

汚れをきちんと落としつつも頭皮に必要な潤いは残す、といったバランスを保つと、フケやかゆみ、抜け毛といった悩みを予防し、美しく健康な髪を育む土台作りにつながります。

髪への効果と頭皮への効果の違い

シャンプーを選ぶ際、つい髪の仕上がり(サラサラ、しっとりなど)に注目しがちですが、最も重視すべきは「頭皮への効果」です。

髪の毛はすでに死んだ細胞でできているため、シャンプーでダメージを「修復」することはできません。

一方、頭皮は生きた組織です。頭皮に合ったシャンプーを選び正しく洗浄することが、これから生えてくる髪の質を左右するのです。

洗浄成分の種類と特徴

シャンプーの洗浄力や刺激性は、主成分である界面活性剤の種類によって大きく異なります。

系統代表的な成分名特徴
高級アルコール系ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na洗浄力が強く泡立ちが良い。皮脂が多い方向きだが、乾燥肌には刺激が強い場合がある。
アミノ酸系ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa洗浄力がマイルドで低刺激。頭皮に必要な潤いを残しながら洗えるため、乾燥肌や敏感肌向き。
石けん系石ケン素地、カリ石ケン素地洗浄力が高い。さっぱりした洗い上がりだが、髪がきしみやすく、アルカリ性に傾きやすい。

「シャンプーは毎日しない方が良い」説の真相

「洗いすぎは頭皮の皮脂を奪い、かえって良くない」という話を耳にしたことがある方は多いでしょう。この説は果たして本当なのでしょうか。

シャンプーの頻度を減らすメリットと、その背景にある考え方について掘り下げていきます。

なぜ「洗いすぎは良くない」と言われるのか

この説の根拠は、頭皮の「皮脂」にあります。

前述の通り、皮脂は頭皮の潤いを保ち、外部刺激から守るバリア機能の一翼を担っています。

洗浄力の強いシャンプーで毎日ゴシゴシ洗うと、この必要な皮脂まで根こそぎ取り除いてしまう場合があります。

その結果、頭皮は潤いを失って乾燥し、バリア機能が低下してしまうのです。

皮脂の取りすぎが招くトラブル

皮脂を過剰に取り除くと、身体は「皮脂が足りない」と判断し、かえって皮脂を過剰に分泌しようとする場合があります。

この状態が続くと、頭皮がベタつくのに内部は乾燥している「インナードライ」の状態に陥る方もいます。

また、バリア機能が低下した頭皮は非常にデリケートな状態になり、少しの刺激でかゆみや炎症を起こしやすいです。

シャンプーをしない「湯シャン」のメリット・デメリット

シャンプーを使わずにお湯だけで髪を洗う「湯シャン」を実践する人もいます。

これも「洗いすぎない」ケアの一環ですが、メリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。

湯シャンの利点と注意点

メリットデメリット・注意点
頭皮への影響皮脂の取りすぎを防ぎ、頭皮の常在菌バランスを保ちやすい。皮脂や汚れが十分に落ちず、毛穴詰まりや臭いの原因になることがある。
髪への影響乾燥や摩擦によるダメージを軽減できる。髪のベタつきや、スタイリング剤が落とせない場合がある。

髪質や頭皮タイプによる個人差

結局のところ、「洗いすぎ」の基準は人それぞれです。

皮脂分泌が多い脂性肌の人と、皮脂が少なく乾燥しがちな乾燥肌の人とでは、適切な洗浄の頻度や強さが異なります。

また、汗をかく量や生活環境によっても頭皮の汚れ具合は変わります。

「毎日洗わない方が良い」という説を鵜呑みにするのではなく、自分の頭皮の状態に合わせて判断することが大切です。

シャンプーの頻度を減らすリスク

「洗いすぎは良くない」という側面がある一方で、シャンプーの頻度を不適切に減らす、つまり「洗わなさすぎ」もまた、頭皮に深刻なトラブルを引き起こすリスクをはらんでいます。

特に薄毛を気にされている方にとっては、見過ごせない問題につながる可能性があります。

2日に1回、3日に1回のリスクとは

シャンプーの頻度を2日に1回、あるいは3日に1回に減らすと、頭皮にはどのような変化が起こるのでしょうか。

主なリスクは、落としきれなかった皮脂や汚れが頭皮に蓄積していくことです。

これにより、健やかな髪が育つための環境が損なわれてしまいます。

古い皮脂や汚れの蓄積

頭皮から分泌された皮脂は、時間とともに酸化します。

酸化した皮脂(過酸化脂質)は毛穴に詰まったり、頭皮に刺激を与えたりして、炎症やかゆみの原因となります。

また、ホコリや花粉、スタイリング剤などの汚れと混じり合うとさらに頭皮環境を悪化させ、健康な髪の成長を妨げる要因になり得ます。

頭皮の常在菌バランスの乱れ

私たちの頭皮には、多種多様な常在菌が存在し、互いにバランスを取りながら一種の生態系を形成しています。

このバランスが保たれているうちは問題ありませんが、皮脂や汗をエサにする特定の菌(例えばマラセチア菌など)が異常繁殖すると、フケやかゆみ、脂漏性皮膚炎といったトラブルを引き起こします。

シャンプーをしない時間が長くなるほど、菌が繁殖しやすい環境が作られてしまうのです。

頭皮の常在菌とシャンプー頻度の関係

状態主な常在菌頭皮への影響
適切な洗浄表皮ブドウ球菌(善玉菌)が優位弱酸性に保たれ、バリア機能が正常に働く。
洗浄不足マラセチア菌、黄色ブドウ球菌(悪玉菌)が増殖菌の代謝物が刺激となり、フケ・かゆみ・炎症の原因となる。

かゆみ・フケ・臭いの発生

洗浄が不十分な状態が続くと、前述した皮脂の酸化や常在菌の異常繁殖により、頭皮のかゆみやフケが顕著になります。

また、これらの汚れや菌が分解される過程で、不快な臭いが発生するケースも少なくありません。

これらの症状は、頭皮が健康ではないサインであり、放置すれば抜け毛や薄毛につながる可能性も否定できません。

「シャンプー疲れ」をどうするか

「毎日シャンプーするのが理想と分かっていても、疲れていてそれどころではない」といったときもあるでしょう。

そういったときに、どのように考えれば良いのかを見ていきましょう。

毎日洗うのが面倒、疲れてしまう気持ち

仕事や家事、育児でクタクタになった一日の終わりに、髪を洗って乾かすという作業は、時に大きな負担となります。

特に髪の長い方や、体調が優れない時はなおさらです。

「面倒くさい」「今日はもう無理」と感じてしまうのは、決して怠けているからではありません。それは、心と身体が休息を求めている自然なサインなのです。

時間がない、体調が悪い日のシャンプーはどうする?

どうしてもシャンプーができない日があったとしても、自分を責める必要はありません。

大切なのは、そんな日にどうすれば頭皮への負担を最小限に抑えられるかを知っておくことです。

無理に完璧を目指すのではなく、状況に応じた次善の策を選ぶ柔軟性が、長期的なヘアケアでは重要になります。

「完璧」を目指さない頭皮ケアの考え方

毎日100点のケアを目指すあまり、それがストレスになってしまっては本末転倒です。

ストレスは自律神経のバランスを乱し、血行を悪化させるなど、頭皮環境にとってマイナスの影響しかありません。

70点でも80点でも良いので継続できるケアを見つける、そして、どうしてもできない日は「お休みする日」と割り切る勇気も時には必要です。

心理的負担を減らす具体的な工夫

シャンプーの負担を少しでも軽くするための、具体的な方法やアイテムがあります。

ご自身の生活スタイルに合わせて取り入れてみてください。

シャンプーの負担を軽減するアイデア

悩み対策・工夫ポイント
洗うのが面倒泡で出るタイプのシャンプーを使う泡立てる手間が省け、時短につながる。
乾かすのが大変吸水性の高いタオルを使う、速乾タイプのドライヤーを選ぶドライヤー時間を短縮し、熱によるダメージも軽減。
どうしても洗えない日ドライシャンプーを活用する頭皮のベタつきや臭いを一時的に抑える。根本的な洗浄ではないため、翌日には洗髪を。

女性の薄毛とシャンプー頻度の関係性

シャンプーの頻度が直接的に薄毛の原因になるわけではありません。

しかし、「不適切な」頻度や方法でのシャンプーは、頭皮環境を悪化させ、結果として薄毛を助長する一因となり得ます。

不適切な頻度が薄毛につながる可能性

「洗いすぎ」と「洗わなさすぎ」、どちらも頭皮環境の乱れにつながります。

「洗いすぎ」による乾燥とバリア機能の低下は、外部刺激に弱い無防備な頭皮を作ります。「洗わなさすぎ」による皮脂の酸化や雑菌の繁殖は、毛穴の炎症を引き起こし、髪の成長を妨げます。

このような劣悪な環境が長く続くと健康な髪が育ちにくくなり、抜け毛が増えたり、髪が細くなったりする「びまん性脱毛症」などの女性特有の薄毛につながる可能性があります。

血行不良と頭皮の健康

髪の毛は、毛根部分にある毛母細胞が毛細血管から栄養を受け取って分裂・増殖することで成長します。

つまり、頭皮の血行は髪の成長にとって生命線とも言えます。

シャンプーをする際の頭皮マッサージは血行促進に有効ですが、反対に洗浄不足で頭皮が硬くなったり、炎症を起こしたりすると血行は悪化します。

この血行不良が、薄毛の大きな要因となるのです。

抜け毛の種類とシャンプーの関係

シャンプー中に髪が抜けるのは、寿命を終えた髪が洗い流されているだけであり、自然な現象です。

しかし、注意すべき抜け毛もあります。

自分の抜け毛が正常な範囲なのか、注意が必要なサインなのかを見極めましょう。

正常な抜け毛と注意すべき抜け毛

項目正常な抜け毛注意すべき抜け毛
毛根の形根元がふっくらと丸い(棍毛)細く尖っている、白い付着物がない、形がいびつ
髪の太さ太くしっかりしている細く短い毛、弱々しい毛が多い

クリニックで相談するタイミング

セルフケアを試みても抜け毛が減らない、頭皮のかゆみやフケが改善しない、髪のボリュームが明らかに減ってきた、という場合は、専門クリニックへの相談をおすすめします。

女性の薄毛には、FAGA(女性男性型脱毛症)のように、専門的な治療が必要なケースもあります。早期に原因を特定し、適切な対策を始めることが改善への近道です。

  • 1日の抜け毛が100本以上続く
  • 地肌が透けて見える範囲が広がった
  • 髪の分け目が目立つようになった

自分に合ったシャンプー頻度の見つけ方

では、結局のところ、自分は何日に1回シャンプーをするのがベストなのでしょうか。

画一的な正解はありません。ご自身の頭皮タイプや生活スタイルと向き合い、適した頻度を見つけるための方法をご紹介します。

自分の頭皮タイプを知る方法

まずは、自分の頭皮がどのタイプに当てはまるかを知ることが第一歩です。

簡単なセルフチェックで、おおよその傾向を掴めます。

頭皮タイプのセルフチェック

タイプチェック項目推奨される頻度(目安)
脂性肌夕方になると髪がベタつく、頭皮を触ると指が脂っぽくなる毎日1回
乾燥肌洗髪後につっぱり感がある、細かいフケが出やすい毎日または2日に1回(低刺激シャンプーで)
混合肌ベタつくのにフケも出る、Tゾーンは脂っぽいのに頬は乾燥する毎日1回(洗い方を工夫)

この結果はあくまで目安です。基本的には、汗や汚れが気になる場合は毎日洗うことを推奨します。

特に脂性肌の方は毎日シャンプーして、その日の汚れとその日のうちにリセットすると健やかな頭皮環境の維持につながります。

季節や生活スタイルに合わせた調整

適切な頻度は、一年を通して同じとは限りません。

汗をかきやすい夏場は毎日、乾燥しやすい冬場は洗浄力を少しマイルドなものに変えるなど、季節に応じた調整が必要です。

また、スポーツなどで汗をかいた日や、スタイリング剤をたくさん使った日は、その日のうちにシャンプーをするのが原則です。

正しいシャンプーの方法と手順

どんなに良いシャンプーを使っても、洗い方が間違っていては効果が半減してしまいます。

頻度と合わせて、正しい洗い方もマスターしましょう。

手順ポイント
ブラッシング洗う前に髪のもつれをほどき、大きな汚れを浮かせる。
予洗いシャンプー前にお湯だけで頭皮と髪をしっかりすすぐ。
泡立てシャンプーを手のひらでよく泡立ててから、髪ではなく頭皮につける。
洗う指の腹を使って、頭皮をマッサージするように優しく洗う。爪を立てるのは厳禁。
すすぎ最も重要な工程。シャンプー剤が残らないよう、時間をかけて丁寧に洗い流す。

シャンプー前の予洗いだけで汚れの7割は落ちると言われているため、ていねいに行うと良いです。

また、生え際や耳の後ろは、すすぎ残しがとくに起こりやすい部位ですので注意しましょう。

ドライヤーでの乾かし方も重要

濡れた髪はキューティクルが開いており、非常にデリケートな状態です。自然乾燥は、雑菌の繁殖や頭皮の冷えにつながるため避けましょう。

洗髪後は、まずタオルで優しく水分を吸い取り、その後ドライヤーで頭皮から乾かします。

同じ場所に熱風を当て続けないよう、ドライヤーを動かしながら、髪から20cmほど離して使うのがポイントです。

よくある質問(Q&A)

さいごに、シャンプーの頻度や薄毛に関して、患者さんからよく寄せられる質問にお答えします。

シャンプーをしないと髪は増えますか?

シャンプーをしないこと自体が直接的に発毛を促す、あるいは髪を増やすというのは医学的根拠がありません。

むしろ、洗浄不足によって頭皮環境が悪化し、抜け毛が増えるリスクの方が高いと考えられます。

健康な髪を育てるためには、洗浄不足でも洗いすぎでもない、ご自身に合った適切な洗浄で頭皮を清潔に保つのが基本です。

薄毛の原因は様々ですので、自己判断で極端なケアを行うのではなく、まずは専門医にご相談ください。

朝シャンと夜シャン、どちらが良いですか?

どちらか一方を選ぶなら、夜のシャンプーをおすすめします。

一日の活動で付着した皮脂や汗、ホコリ、スタイリング剤などの汚れをその日のうちにリセットし、頭皮が清潔な状態で睡眠をとると、髪の健やかな成長につながるからです。

髪の成長を促す成長ホルモンは夜間に多く分泌されるため、その時間帯に頭皮環境を整えておく習慣は非常に重要です。

頭皮のかゆみがひどい場合、どうすれば良いですか?

まず、使用しているシャンプーが肌に合っていない可能性を考え、アミノ酸系などの低刺激なものに見直してみましょう。

それでも改善しない、あるいはかゆみが非常に強い場合は単なる乾燥や汚れだけでなく、脂漏性皮膚炎や接触皮膚炎などの皮膚疾患の可能性も考えられます。

自己判断で放置せず、皮膚科や薄毛治療専門クリニックを受診してください。

薄毛治療中のシャンプー頻度はどうすれば良いですか?

クリニックで薄毛治療を行っている場合も、基本的には頭皮を清潔に保つため、ご自身の肌質に合わせて毎日、もしくは2日に1回のシャンプーを推奨するケースが多いです。

ただし、処方されている外用薬の種類や頭皮の状態によっては、医師から別途指示がある場合があります。

治療効果を最大限に高めるためにも、シャンプーの頻度や方法については、必ず担当医の指示に従いましょう。

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