頭皮に生じるブツブツやできものは、かゆみや痛みなどをともない、不快感を与えます。皮脂の過剰分泌や細菌・真菌感染、アレルギー反応、ホルモンバランスの乱れなど原因は多岐にわたります。
放置して症状が悪化すると抜け毛につながるおそれもあるため、早期の対処が大切です。皮膚科での治療と適切なセルフケアを組み合わせると、頭皮環境が改善しやすくなります。
頭皮に生じるブツブツやできものとは
頭皮に発生するブツブツやできものは、ニキビや炎症性のしこりなど見た目や大きさがさまざまです。気づいたときにただのかゆみだけと思っても、症状の進行とともに痛みや抜け毛が増すこともあるので油断は禁物です。
頭皮のできものは日常生活の質を大きく左右するため、原因と早期のケアを理解しておきましょう。
頭皮にできる代表的な症状の特徴

頭皮に生じやすいブツブツやできものの症状には、ニキビのように赤みを帯びて膿をもつものや、皮脂が詰まって硬く盛り上がったものなどがあります。
毛穴の炎症が拡大すると毛嚢炎(もうのうえん)となり、強い痛みを引き起こす場合もあります。
頭皮トラブルで代表的な症状と特徴
| 症状名 | 特徴 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 毛嚢炎 | 赤く腫れ、うみが溜まる | 細菌感染や皮脂づまり |
| 脂漏性皮膚炎 | かゆみを伴う赤い湿疹 | 皮脂の過剰分泌や真菌の増殖 |
| 接触皮膚炎 | 刺激物との接触で発疹 | シャンプー成分などへのアレルギー |
| 粉瘤(アテローム) | 皮膚下で袋状の膿がたまる | 皮脂腺の閉塞やホルモンバランス乱れ |
見た目や感触
頭皮に生じたできものの見た目は、白く膿が見えるタイプや赤く腫れているタイプなどさまざまです。触れるとごろっとした硬さがあったり、押すと痛みが出たりします。
触った感触がブヨブヨしている場合は内部に液体がたまっている可能性があり、自然に破けると炎症が悪化するおそれがあります。
放置すると起こりうるトラブル
頭皮のブツブツやできものを放置したままにすると、次のようなトラブルが生じることがあります。
- 炎症の拡大による痛みの増強
- 真菌や細菌の深部侵入による重症化
- 抜け毛・薄毛の進行
- 日常生活でのストレス増大
症状が進行し、頭皮全体の状態が悪化すると発毛にも影響が及び、AGA(男性型脱毛症)の発症リスクを高める要因のひとつになり得ます。
頭皮トラブルの主な原因
頭皮にブツブツができてかゆいときや、頭皮のできものが頻繁に生じるときは、原因を特定することで適切な対処へつなげられます。
原因は複数絡み合うことが多いので、思い当たる要因を一つひとつチェックしてみましょう。
皮脂の過剰分泌
皮脂は毛穴を保護する役割がある一方で、過剰になると毛穴を詰まらせ、頭皮環境を乱します。
過剰分泌された皮脂をエサにして細菌や真菌が繁殖しやすい状態になり、毛穴の炎症やブツブツの発生を引き起こすことがあります。
皮脂の分泌量に影響を与える要因
- ホルモンバランスの乱れ
- 食生活の偏り(脂質や糖質の過剰摂取)
- 睡眠不足やストレス
- 不適切なヘアケア用品の使用
細菌や真菌による感染
頭皮には常在菌が存在し、通常は悪さをしません。しかし、毛穴が詰まるなどして環境が変化すると、細菌や真菌が過剰に増殖してトラブルを起こします。
毛穴の炎症はうみを伴うケースが多く、悪化すると痛みが激しくなります。
細菌感染と真菌感染の特徴
| 分類 | 主な病原体 | 症状の特徴 |
|---|---|---|
| 細菌感染 | 黄色ブドウ球菌など | 赤く腫れ、痛み・うみを伴いやすい |
| 真菌感染 | マラセチア菌など | かゆみや湿疹の拡大、脂漏性皮膚炎に発展 |
アレルギーや外的刺激
シャンプーやスタイリング剤などが頭皮に合わない場合、接触皮膚炎を起こします。かぶれの原因物質が少量でも、繰り返し使用すると頭皮に負担が蓄積して症状が現れやすくなります。
また、帽子やヘルメットなどを長時間着用して頭皮が蒸れると、通気性の低下によりブツブツが生じることもあります。
ストレスや生活習慣
強いストレスを感じると、ホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌量が増えることがあります。さらに睡眠不足や喫煙、偏った食生活は頭皮環境の悪化を招き、慢性的にできものが繰り返す要因になります。

頭皮のブツブツで気になる症状と病名
頭皮にできる代表的な症状や病名を正しく理解すると、自己判断で間違ったケアをするリスクが減ります。原因や病名によって治療アプローチが異なるので、しっかりと把握しておくことが重要です。
脂漏性皮膚炎や接触皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、皮脂が多い箇所に真菌が増殖しやすくなることで発症します。赤い湿疹が頭皮全体に広がり、フケが出たりかゆみが強くなったりするのが特徴です。
接触皮膚炎は、シャンプーやカラーリング剤などが刺激となり、局所的な炎症やかゆみ、湿疹を起こします。
主な脂漏性皮膚炎と接触皮膚炎の違い
| 症状 | 主な原因 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 脂漏性皮膚炎 | 皮脂の過剰分泌と真菌の増殖 | フケやかゆみ、湿疹 |
| 接触皮膚炎 | 化学物質やアレルギー反応 | 局所的なかぶれや赤み |
毛嚢炎やニキビ
毛嚢炎(もうのうえん)は、毛穴に細菌が入り込み炎症を起こす状態です。頭皮に赤くプツプツした発疹がいくつも現れ、押すと痛みがある場合も多いです。
顔にできるニキビと類似のメカニズムで発症する場合もあるため、皮脂コントロールや衛生面に注意が必要です。
粃糠疹(ふけ症)
粃糠疹はフケが大量に出る症状を指し、炎症やかゆみを伴う場合が多いです。皮脂の過剰分泌により真菌が増殖しやすい環境ができ、頭皮の表面がうまく剥離できずフケが目立つようになります。
脂漏性皮膚炎の一種として扱われることもありますが、原因によって治療が異なるケースもあるので、専門的な診断を受けると安心です。
乾癬などの自己免疫疾患
乾癬は免疫機能に異常が生じ、皮膚の角質が過剰に増殖する病気です。赤い斑点や厚みのある鱗屑(りんせつ)ができ、頭皮にも症状があらわれると強いかゆみや粉を吹いたような状態になります。
自己判断で改善が難しい病気なので、皮膚科受診が推奨されます。
頭皮にできるしこりや大きめのできもの
頭皮に固いしこりや大きなできものが生じると不安になるものです。脂肪や皮脂がたまった嚢胞性の病変や、稀に皮膚がんが隠れている場合もあるため、疑わしいものは医師の診察が必要です。
頭皮にできるしこりには皮脂が原因となるものから腫瘍性のものまで幅広い種類があります。サイズが大きかったり、痛みや膿を伴ったりする場合は早めに専門機関へ相談しましょう。
粉瘤(アテローム)の特徴
粉瘤は、皮脂や角質などが皮膚の下にたまり、袋状に形成される良性腫瘍です。初期は痛みやかゆみがないことも多いですが、炎症を起こすとうみを伴い、頭皮が赤く腫れることがあります。
粉瘤の特徴と対処
| 特徴 | 注意点 | 主な対処 |
|---|---|---|
| 袋状に皮脂や角質がたまる | 炎症を起こすと赤みと痛みが増す | 切除や排膿、洗浄 |
| 良性腫瘍である | 再発の可能性あり | 傷口のケア、生活習慣の見直し |
良性腫瘍や嚢胞性病変
頭皮に生じる良性の腫瘍としては、脂肪腫や石灰化上皮腫などがあります。これらは急速に大きくなるケースはまれですが、見た目の問題やまれに痛みを伴う場合もあるため、気になるときは医師に相談すると安心です。
皮膚がんの可能性
頭皮にできたできものが硬く盛り上がり、表面の皮膚がただれたり出血したりする場合は、悪性腫瘍の可能性も考えられます。頭皮は髪に覆われているため、できものが発見されにくい部位でもあります。
しこりや赤い隆起が数週間以上変化し続けている場合や、なかなか治らない場合は早めに受診を検討してください。
早期発見が大切な理由
しこりや大きめの頭皮のできものを見過ごしていると、治療期間が長引いたり、症状が悪化して抜け毛や炎症を引き起こしたりすることがあります。
皮膚がんのような重篤な病気であっても、早期に発見して治療に移れれば、治療の選択肢が広がる可能性があります。
自宅でできるケアと注意点
頭皮のブツブツを改善するためには、生活習慣の見直しやヘアケアの方法を工夫することが大切です。ただし、自己流のケアが原因でかえって悪化してしまう場合もあります。
正しいセルフケアを行いながら、症状が改善しない場合は医療機関へ相談しましょう。
シャンプーやコンディショナーの選び方

頭皮が敏感な人や皮脂の分泌が多い人は、アミノ酸系や低刺激性のシャンプーを選び、過剰な皮脂を取りすぎないことがポイントになります。
一方で、整髪料などを日常的に使う人は、洗浄力が強めでも頭皮に優しい成分を配合した商品を選ぶとよいでしょう。
選び方のポイント
- アミノ酸系や低刺激性の洗浄成分
- 保湿効果のある成分を含む
- 頭皮トラブル向けに開発された商品
- ノンシリコンタイプか検討
頭皮環境の改善を促す生活習慣
頭皮の健康は食生活や睡眠、ストレス管理など多方面の影響を受けます。皮脂の過剰分泌を抑え、頭皮環境を良好に保つには、生活習慣の見直しが大切です。
頭皮環境を整えるために意識したい項目
| 項目 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 食生活 | ビタミンやミネラルをバランスよく摂る | 野菜や果物、魚などを中心にした食事 |
| 睡眠 | 質の高い睡眠でホルモンバランスを整える | 規則正しい就寝時間、睡眠前のスマホ使用を控える |
| ストレス管理 | 適度な運動やリラックス法を取り入れる | 散歩や趣味の時間、深呼吸や瞑想 |
| 衛生面 | 正しい方法で髪を洗う、清潔な寝具を使う | シャンプーをよくすすぐ、寝具は定期的に洗濯 |
かゆみを抑えるための工夫
頭皮がかゆいときに強く掻きむしると、頭皮が傷つき、毛穴から菌が入り込みやすくなります。症状の悪化を防ぐためにも、次のような工夫をしてみてください。
- 冷たいタオルで頭皮を軽く冷やす
- 抗炎症成分や鎮痒成分を含むローションを塗布する
- 爪を短く切り、直接頭皮を傷つけないように注意する
- 強い刺激のあるヘアケア剤の使用を一時的に中断する
悪化を防ぐためのポイント
痛みや赤みなどが強い場合は、無理にセルフケアで治そうとせず、早めに皮膚科へ相談すると安心です。
症状の進行を抑えるためには、頭皮を清潔に保ちながらも、過度な洗浄でバリア機能を損ねないようにすることが重要となります。
皮膚科で行う主な治療方法
頭皮に生じるブツブツが長期間治らない場合や、頻繁に再発してかゆみが続く場合は皮膚科での治療が検討されます。
皮膚科では原因を特定し、状況に応じた処方や処置を行うため、自己判断だけでは改善しづらい症状に有効です。
塗り薬や内服薬
頭皮のできものが細菌感染や真菌感染によるものであれば、抗菌薬や抗真菌薬の外用薬・内服薬を用いることがあります。
かゆみが強い場合にはステロイド外用薬を使うこともありますが、長期間の使用は避け、医師の指示を守ることが大切です。
主な処方薬の例
| 処方薬の種類 | 主な用途 | 使用上の注意 |
|---|---|---|
| 抗菌薬(外用・内服) | 細菌感染による毛嚢炎など | 決められた期間はきちんと継続 |
| 抗真菌薬(外用・内服) | 脂漏性皮膚炎や真菌感染症を抑制 | 症状改善後も一定期間の継続が望ましい |
| ステロイド外用薬 | 炎症やかゆみの軽減 | 強度に応じた使用制限 |
レーザー治療や切除
粉瘤など炎症が強く再発の恐れがある場合や、良性腫瘍を完全に除去したい場合は、切開して膿を排出・嚢胞を摘出する手術的治療を行うこともあります。
また、イボのような突起物であれば、医療用レーザーを使って除去することも可能です。
病理検査や培養検査
悪性の可能性がある腫瘍や、感染経路が特定できない慢性的な炎症などでは、切除した組織を病理検査に回したり、排出された膿を培養検査に出したりして詳しい原因を調べます。
原因を絞り込むことで、より適切な治療に結びつけやすくなります。
AGAクリニックとの連携
頭皮のできものが原因で抜け毛が進行した場合や、もともとAGA(男性型脱毛症)のリスクが高い人が頭皮トラブルを抱えている場合は、AGAクリニックと皮膚科の連携が役立つケースがあります。
皮膚科で炎症を治療しつつ、AGAクリニックで発毛や育毛をサポートし、総合的に頭皮環境を整える取り組みを行うことが望ましいです。
頭皮のブツブツやできものが薄毛に与える影響
頭皮トラブルは一見すると軽い症状のように思えても、放っておくと薄毛につながる要因になりかねません。
かゆみや痛みのために頭皮を強く掻いたり刺激を与えたりすると、毛根がダメージを受けて髪の成長が妨げられることがあります。
頭皮環境は髪の健康に直結するため、できものがあるときはその原因と対処をしっかり確認してください。
毛根へのダメージ
毛穴の奥で炎症が起こると、毛根周辺の組織にもダメージが及びやすくなります。炎症が長引くことで毛根が弱まり、新しい髪の成長サイクルに影響が出る可能性があります。
毛根ダメージの主な症状
| ダメージの程度 | 主な症状 | 対処法 |
|---|---|---|
| 軽度 | 一時的な抜け毛や髪のハリ・コシ低下 | 炎症治療と適切なシャンプーの使用 |
| 中等度 | 抜け毛が目立ち、髪が細くなる | 皮膚科での治療と育毛ケアの併用 |
| 重度 | 地肌が見えるほどの薄毛や炎症の慢性化 | 炎症抑制と専門的な育毛治療の導入 |
AGA(男性型脱毛症)との関連性
男性ホルモンの影響で進行するAGAは、頭頂部や生え際を中心に髪が薄くなっていく特徴があります。
頭皮のブツブツやできものが重なって起こる炎症やストレスがAGAの進行を加速させることもあり、早めの頭皮ケアと発毛治療を検討する必要があります。
頭皮環境の悪化がもたらすリスク
頭皮のブツブツがある状態は、頭皮全体の衛生環境が乱れているサインともいえます。皮脂や汗が過剰に溜まると、細菌や真菌が繁殖しやすくなり、さらに悪化のスパイラルに陥る可能性があります。
かゆみや炎症を放置すればするほど、症状のコントロールが難しくなる点に注意が必要です。
定期的なヘアチェックの意義
髪型や髪質の変化に気づいても、頭皮の異常には気づきにくいものです。
月に1回でも鏡やスマートフォンのカメラを使って頭頂部を確認する習慣をつけると、小さなブツブツや抜け毛の傾向を早めに把握しやすくなります。早期発見と早期対策が、健康的な髪の維持につながります。
頭皮のできもの予防と再発防止のポイント

頭皮に生じるブツブツは、短期間で改善しても再発を繰り返すケースがあります。再発を防ぐためにも、頭皮を清潔に保つ方法や生活習慣の改善を意識することが重要です。
症状の再発リスクを抑え、快適な頭皮状態を維持するための基本的なポイントを確認しておきましょう。
清潔な頭皮環境を保つコツ
頭皮を清潔に保つといっても、洗浄が強すぎるとバリア機能が弱まり、別のトラブルを招きます。洗浄力が強すぎないシャンプーを使い、汗をかいた日は早めにシャワーを浴びて頭皮をリフレッシュするとよいでしょう。
また、ドライヤーを使うときは、頭皮から10cmほど離して風を当てると熱ダメージを軽減できます。
頭皮を清潔に保つ上で意識したいこと
- お湯は38℃前後のぬるま湯に設定する
- シャンプーは泡立ててから優しく洗う
- 洗い残しがないようにすすぎを十分に行う
- タオルドライで水分をある程度拭き取ったあとにドライヤーを使用する
生活習慣の見直し
過度な飲酒や偏った食事、睡眠不足が続くと頭皮のターンオーバーが乱れやすくなります。栄養バランスの良い食事を心がけ、適度な休息をとることで頭皮トラブルの発生を抑えられる可能性があります。
頭皮の健康維持に役立つ生活習慣
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 食事 | タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取 |
| 運動 | 血行促進を狙った軽いジョギングやストレッチ |
| ストレスケア | 深呼吸・マインドフルネスなどを取り入れる |
| 生活リズム | 規則正しい睡眠と起床時間を守る |
皮膚科やAGAクリニックの活用
頭皮トラブルやブツブツが長引く場合は、皮膚科を受診して原因を特定することが大切です。
薄毛や抜け毛が気になるときは、AGAクリニックと相談しながら治療を並行して進めると効率的に改善を図れる場合があります。専門医は頭皮の状態を総合的に把握し、必要に応じて薬の処方や施術を提案してくれます。
早めの相談が大切
「たかが頭皮のできもの」と考えて後回しにすると、炎症が拡大して抜け毛が進み、AGAリスクも高まることがあります。頭皮に異変を感じたら、まずは皮膚科やAGAクリニックなど専門家へ相談するのが早道です。
早い段階で適切な対処を行うと、再発リスクも下げやすくなります。
皮膚科やAGAクリニックを活用する際は、頭皮の状態や生活習慣について詳しく伝えることがポイントです。医師はその情報をもとに、治療計画の参考にします。
頭皮のブツブツ・できものは、炎症やかゆみだけでなく、薄毛や抜け毛につながる可能性もあるため、見逃せない問題です。
日常のヘアケアや生活習慣を見直しつつ、重症化したり長引いたりする場合は、専門的な診断や治療を受けてください。
皮膚科で炎症を抑え、必要に応じてAGAクリニックの力を借りることで、健やかな頭皮環境を取り戻しやすくなります。
以上

参考文献
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