抜け毛や薄毛と並び、男性の頭皮に関する悩みの中で「におい」に困っている方は少なくありません。シャンプーや洗髪の時間を増やしても気になる方や、日常的に頭頂部のにおいを指摘されてしまう方もいます。
頭のにおいが気になる男性が増える背景には、皮脂の分泌量、生活習慣の乱れ、加齢などさまざまな原因が存在します。
この記事では、男性の頭皮がにおう理由と、その改善方法について詳しく解説します。においの対策を始めたい方や、清潔感を保ちたいと考えている方の参考になれば幸いです。
男性特有の頭皮のにおいとは
男性は女性と比べて皮脂分泌量が多く、また汗をかきやすいなどの体質的な特徴が見られます。そのため、頭皮の表面に皮脂や汗がたまりやすく、においを感じやすい環境になりやすいです。
加齢による頭皮環境の変化や生活習慣が重なると、頭頂部のにおいがさらに強くなる可能性があります。男性の頭皮のにおいを理解することが、適切なケアや対策につながります。
頭皮の皮脂分泌の特徴

男性ホルモンの影響で皮脂分泌が盛んな男性は、頭部の皮膚が脂っぽくなりやすく、においが発生する土台ができやすい傾向があります。
皮脂は皮膚を保護し、うるおいを保つ大切な役割を果たしますが、分泌が多くなると頭皮上で酸化しやすくなります。酸化した皮脂がにおいの元となり、外部に不快なにおいを放出する原因になりがちです。
加齢による変化
男性は加齢に伴い、皮脂の量や質が変化し、頭皮環境が乱れやすくなります。若い頃にはあまり気にならなかったという人でも、中年期以降から頭皮のにおいが気になり始めるケースがあります。
特に頭頂部のにおいが目立つときは、皮脂の酸化や代謝の低下などが関係している場合が多いです。
ストレスとの関係
ストレスによって自律神経やホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌量が増加することがあります。仕事や生活上のストレスを受けやすい男性は、頭皮のにおいが強くなりやすい環境といえるかもしれません。
ストレスが増えると睡眠不足や食事の偏りなどを引き起こし、結果的に頭のにおいに悩む男性が増える傾向も考えられます。
皮脂量の増加と頭皮のにおいを比較した表
| 状況 | 皮脂分泌量 | においの発生しやすさ | 主な要因 |
|---|---|---|---|
| 加齢前の男性 | 比較的多い | 中程度 | 男性ホルモンの影響 |
| 加齢期以降の男性 | さらに増える傾向 | 高まる | 皮脂の酸化、頭皮環境の乱れ |
| ストレス過多の男性 | 極端に増える可能性 | 非常に高まる | 自律神経乱れ、生活習慣の乱れ |
過剰な皮脂分泌は生活習慣の見直しや正しいヘアケアでコントロールしやすくなります。まずは自分の頭皮がどのような状態なのかを知ることが、におい対策の第一歩となります。
頭皮のにおいが強まる主な原因

男性の頭皮がにおう原因として、皮脂の過剰分泌だけでなく、雑菌の繁殖やシャンプーの方法など複数の要因が絡み合っています。
どれか1つに原因を絞るのではなく、複合的に対策を考えることが大切です。
汗と雑菌の繁殖
頭皮は身体の中でも汗をかきやすい部位の1つです。汗自体に強いにおいがあるわけではありませんが、汗が頭皮の雑菌と混ざることで嫌なにおいを発生しやすくなります。
仕事や運動で大量に汗をかいたのに、そのまま放置してしまうと細菌が繁殖しやすくなり、頭頂部のにおいが強くなる場合があります。
不十分な洗髪・すすぎ残し
忙しい日々を送る男性は、シャワーの時間を短縮しがちです。シャンプーが頭皮に残ったり、すすぎが不十分だったりすると、毛穴に汚れや皮脂がたまったままとなり、においを引き起こしやすい環境が続きます。
また洗髪回数が多すぎると、逆に頭皮が乾燥しやすくなり、皮脂の過剰分泌が促進される恐れもあります。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、皮脂分泌を左右する大きな要因です。男性特有のホルモン変化によって皮脂が増える場合もあります。
さらに、不規則な生活やストレスはホルモンバランスの乱れを助長し、頭のにおいを強くする方向へ作用するかもしれません。
頭皮のにおいを強める要因を整理した表
| 要因 | 具体的な影響 | ケア・対策 |
|---|---|---|
| 汗と雑菌 | 細菌が繁殖しやすく、においが発生 | 頭皮の衛生管理、こまめな乾燥 |
| 不十分な洗髪・すすぎ残し | 毛穴に汚れ・皮脂が残りにおいが強まる | 丁寧な洗髪、適切な洗浄剤の使用 |
| ホルモンバランスの乱れ | 皮脂分泌が増加、頭皮環境が悪化 | 生活習慣の改善、ストレスケア |
男性ならではの原因もあれば、ライフスタイルに関わる問題も大きく影響します。複数の要因が重なったときに、頭皮のにおいは強まる可能性があります。
頭皮のにおいとAGA(男性型脱毛症)の関係
頭のにおいに悩む男性の中には、同時に抜け毛や薄毛を自覚している方もいます。そこで気になるのが、頭皮のにおいとAGA(男性型脱毛症)との関係です。
AGAが進行することで頭皮環境が悪化し、結果的ににおいに影響する可能性もあるため、双方へのアプローチが必要になるケースがあります。
AGAによる頭皮環境の変化
AGAは男性ホルモン(DHT)の影響で起こる脱毛症です。毛が細くなり、頭頂部や生え際から薄くなる特徴があります。
頭皮が薄くなって皮脂の分泌バランスが乱れると、通気性が低下して雑菌が繁殖しやすくなる場合があります。毛穴周りの環境が汚れやすくなると、においを引き起こしやすい条件が揃うかもしれません。
適切な治療とにおいの軽減
AGA治療を受けて頭皮環境を整えることで、においの軽減につながる可能性があります。例えば、クリニックで処方される内服薬や外用薬によって、頭皮の血行や栄養状態が良くなることが期待できる場合があります。
これにより、皮脂の酸化や毛穴の詰まりを抑制し、頭皮のにおいが落ち着く方向へ向かうことが考えられます。
AGA治療における注意点
AGA治療では、ホルモンに作用する薬や血行を促進する薬を使用するため、副作用のリスクや生活習慣との相乗効果などを考慮する必要があります。
頭皮のにおい対策だけにとどまらず、総合的に頭皮ケアを行うことで、健康的な髪と清潔な頭皮環境を保つことが望ましいです。
AGAの進行と頭皮環境の相関を示す表
| AGA進行度合い | 頭皮環境の乱れ | においへの影響 |
|---|---|---|
| 初期 | 軽度 | においはまだ気になりにくい |
| 中期 | 皮脂分泌の乱れ増加 | 頭頂部などがにおいやすくなる |
| 末期 | 地肌が露出しやすい | 雑菌が繁殖しやすくにおい増大 |
AGAによる頭皮トラブルとにおいは無関係ではなく、相互作用が働く可能性があります。まずは現状を把握し、専門家に相談することが大切です。
男性の頭皮のにおい改善に向けたケア方法

男性の頭皮がにおう原因を把握したら、次は改善に向けた具体的なケア方法を実践する段階です。日々のヘアケアや生活習慣を見直すことで、頭皮環境は大きく変わる場合があります。
正しい洗髪のポイント
男性の頭皮に合ったシャンプーを選び、過度な洗浄や不十分なすすぎを避けることが重要です。洗髪前にはブラッシングで余分な汚れを落とし、ぬるま湯で頭皮をしっかり予洗いします。
その後、泡立てたシャンプーを頭皮にまんべんなくなじませ、指の腹で優しくマッサージを行います。すすぎ残しがないように、洗髪時間を十分にとってください。
頭皮マッサージの有効性
頭皮マッサージを行うと血行が促進され、頭皮環境が整いやすくなります。皮脂が溜まった毛穴を刺激して汚れを浮かせることで、においの元となる汚れを取り除く効果を期待できるかもしれません。
またリラクゼーション効果もあるため、ストレスによる皮脂分泌増加の抑制につながる可能性もあります。
スカルプケア製品の活用
男性専用のスカルプケア製品は、頭皮の汚れを落とすだけでなく、においの原因菌にアプローチする成分が含まれているものもあります。
育毛効果や抗菌作用などさまざまな機能を持った製品があるため、自身の頭皮環境や悩みに合わせて選ぶことが大切です。
日常の洗髪におけるポイントの表
| ケア内容 | 方法・コツ | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| ブラッシング | 洗髪前に髪の表面を軽くとかす | 汚れを浮かせ、シャンプーの浸透を助ける |
| ぬるま湯での予洗い | 38度程度の温度で頭皮や髪を約1分洗い流す | 余分な皮脂やホコリを除去 |
| シャンプーの泡立て | 手のひらで軽く泡立ててから頭皮に塗布 | 頭皮全体を均一に洗浄 |
| 指の腹でのマッサージ | 爪を立てずにやさしく揉み込む | 血行促進、汚れの除去 |
| 丁寧なすすぎ | 髪と頭皮にシャンプーが残らないよう入念に流す | かゆみやにおいの原因を排除 |
適切な洗髪を行えば、男性特有の頭皮のにおいを和らげるだけでなく、髪のハリやコシを高めることにもつながります。
日常生活の見直しで頭皮のにおい対策

頭皮のにおいは、髪や頭皮の外側だけでなく、身体の内側からのケアも重要になります。
生活習慣を変えることで、皮脂分泌や代謝のバランスを整え、頭のにおいを感じにくい状態に近づけることが期待できます。
食生活の改善
栄養バランスが乱れると皮脂の過剰分泌につながりやすくなります。脂っこい食事や甘いものを過度に摂取すると、頭皮の皮脂分泌が活発になり、においを強める可能性があります。
逆に、ビタミンやミネラル、タンパク質を意識して摂ることで頭皮環境が整いやすくなります。
頭皮に良い栄養素を含む食材一覧
| 栄養素 | 含まれる食材 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| タンパク質 | 大豆製品、魚、肉、卵 | 髪の成長をサポートし、頭皮を健やかに保つ |
| ビタミンB群 | 豚肉、レバー、納豆、葉物野菜 | 皮膚や粘膜の代謝をサポート |
| ビタミンC | 柑橘類、キウイ、赤ピーマン | 抗酸化作用、血行促進をサポート |
| ビタミンE | アーモンド、かぼちゃの種 | 抗酸化作用、血行改善に寄与 |
| 亜鉛 | 牡蠣、牛肉、カシューナッツ | 髪や頭皮の細胞形成をサポート |
過度なアルコールや高脂質・高糖質の食事を控えるだけでも、頭皮環境が変わる可能性があります。毎日の食事に少し気を配るだけで、におい対策に役立ちます。
睡眠とストレス管理
睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌量が増加しやすいです。また、ストレスを多く抱えると体内の自律神経が不安定になり、頭皮環境に悪影響を及ぼすことがあります。
心身の休息を意識し、質の良い睡眠をとることが、頭皮のにおいを軽減するためには欠かせない要素となります。
適度な運動
運動は血行を促進し、代謝を活発にします。頭皮へ十分な栄養が行きわたると、皮脂の過剰分泌や雑菌の繁殖を抑えやすくなります。
また、適度な発汗を通じて体内の老廃物が排出され、健やかな頭皮を保つサポートになります。ウォーキングや軽いジョギングなど、毎日続けやすい運動を取り入れることを意識してみてください。
- 日常生活で気をつけたいこと
- 夜更かしや不規則な睡眠リズムを改める
- 高脂質・高糖質の食事を減らし、バランスの良い食事を心がける
- 一日の終わりに軽いストレッチをして体をほぐす
- スマホやパソコンに触れる時間を適度に調整し、目や脳を休ませる
内側からのケアは、頭のにおいに悩む男性にとって長期的な改善につながる重要な取り組みです。
クリニックで相談するメリット
自己流の対策では限界がある、あるいは頭皮のにおいが長期間改善しないという場合は、クリニックでの診察を検討してみるのも方法の1つです。
専門医が頭皮や毛髪の状態を詳しく調べ、的確なアドバイスを行うことで、問題解決の糸口をつかみやすくなります。
プロによる頭皮診断
医師が頭皮の状態をマイクロスコープなどで観察することで、脂漏性皮膚炎やAGAの兆候など見過ごしていた問題を早期に発見できるかもしれません。
自分では見づらい頭頂部や生え際なども詳しくチェックし、においの原因を突き止める手がかりになります。
生活習慣の指導
医師や専門スタッフから、個人に合わせた生活習慣の改善提案を受けられるメリットがあります。
食事指導や適切なシャンプーの選び方、さらにはストレスマネジメントについても具体的なアドバイスをもらうことで、頭皮だけでなく全身の健康にも良い影響を期待できます。
投薬や外用薬の活用
男性ホルモン由来の皮脂過多や皮膚トラブルが強い場合、クリニックでは内服薬や外用薬を処方することがあります。
自己判断で市販薬を使うよりも専門医の意見を踏まえたうえで使用したほうが、安心感も高いでしょう。
クリニックで受けられる主なサポート内容の表
| サポート内容 | 詳細 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 頭皮診断 | マイクロスコープなどでの状態確認 | においの根本原因を把握 |
| 生活習慣カウンセリング | 食事、運動、睡眠など総合的な指導 | 外側・内側両面からの改善が期待できる |
| 投薬・外用薬処方 | 抗菌作用や皮脂抑制、炎症抑制など | 頭皮環境の改善を促す |
| シャンプー指導 | 個人の頭皮に合う製品の提案 | 適切な洗髪でにおい軽減 |
専門家と二人三脚で取り組むことで、一人で悩むよりも早く改善に近づける可能性があります。
頭皮ケアで意識したい注意点
頭皮のにおいを早く何とかしたいという思いから、誤ったケアに走ってしまう男性もいます。間違った方法を続けると、逆効果となり頭皮トラブルを悪化させるかもしれません。
正しいケアを続けるうえで注意したい点を押さえておきましょう。
過度な洗浄やブラッシング
シャンプーを必要以上に使いすぎたり、強いブラッシングで頭皮を傷つけたりすると、頭皮が乾燥しやすくなります。乾燥が進むと、かえって皮脂分泌が増してにおいが強くなる恐れがあります。
適度な洗浄と丁寧な洗髪で頭皮への刺激を最小限に留めることが大切です。
強い香料やアルコールの多い製品
香りでにおいを隠そうと、香料やアルコールが強めのヘアケア製品を選ぶ人もいます。しかし頭皮が敏感な場合、それらの成分が刺激となって炎症やかゆみを引き起こし、より強いにおいの原因になりかねません。
できるだけ低刺激の製品を選択することをおすすめします。
適切なヘアスタイルと帽子の扱い
整髪料をたくさん使ったり、帽子を長時間かぶったりすると、頭皮の通気性が悪くなりにおいがこもりやすくなります。
必要な場面以外では帽子を脱いだり、整髪料をつけすぎないように工夫すると、頭皮がむれにくくなりにおいの発生も抑えやすくなります。
- ケアの際に気をつけたいこと
- 強い力で頭皮をこすらない
- 整髪料やヘアオイルの使いすぎを控える
- 帽子やヘルメット着用後は髪をしっかり乾かす
- 乾燥や刺激の少ない洗浄剤を選ぶ
頭皮への過剰な負担は逆効果になります。におい対策を意識しながらも、頭皮や髪を守るケアを心がけるようにしてください。

よくある質問
男性の頭皮のにおいを気にされる方から、よく寄せられる質問をまとめました。日常のケアやクリニック受診のきっかけなど、多くの方が気になるポイントを確認してみてください。
- 頭皮のにおいを改善するのに、どのくらい時間がかかりますか?
-
原因やケアの方法、個人差によって期間は異なります。一般的には、正しい洗髪や生活習慣の見直しを続けることで、1〜2カ月程度で変化を感じる方が多いです。
においの原因が脂漏性皮膚炎やAGAなどの症状と複合している場合は、専門医のアドバイスや治療を組み合わせることで改善が早まることが期待できます。
- 1日に何回もシャンプーをすると、においは軽減しますか?
-
洗髪回数を増やすと、頭皮のうるおいが失われやすくなり、皮脂の過剰分泌を促すリスクがあります。1日1回、しっかりと正しい方法で洗髪する方が頭皮にとって好ましいです。
運動などでどうしても汗をかいた場合には、短時間のシャワーで汗を流す程度にとどめるとよいでしょう。
- スプレーやフレグランスでにおいを抑えるのはどうですか?
-
一時的ににおいを隠す効果はありますが、根本的な対策にはなりません。頭皮自体の汚れや皮脂酸化が原因の場合、香りを足してもにおいが混ざるだけで、問題が解決しない可能性があります。
やはり頭皮環境を整えることが重要です。
- クリニックでの頭皮ケアと市販のヘアケア製品の違いは何ですか?
-
クリニックでは専門家が状態を診断し、必要に応じて医薬品を処方したり、専門機器で頭皮をチェックしたりします。
一方、市販のヘアケア製品は誰でも手軽に購入できますが、個々人の頭皮トラブルに合うかどうかは使ってみなければわからない面があります。
強いにおいが続く、または抜け毛が進行していると感じる場合は、専門のクリニックでの相談をおすすめします。
以上
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