AGA(男性型脱毛症)の根本原因と科学的検査法 – あなたの薄毛はなぜ起こるのか

AGA(男性型脱毛症)の根本原因と科学的検査法 - あなたの薄毛はなぜ起こるのか

「最近、抜け毛が増えた気がする」「髪のボリュームが減ってきたかもしれない」と感じていませんか。そのお悩みの背景には、AGA(男性型脱毛症)が隠れている可能性があります。

AGAは進行性の脱毛症であり、放置すると薄毛が徐々に広がっていきます。しかし、ご安心ください。

AGAは、その原因を正しく理解し、適切な検査を通じてご自身の状態を把握することで、的確な対策を講じることが可能です。

この記事では、なぜAGAが起こるのかという根本的な原因と、専門クリニックで行う科学的な検査法について詳しく解説します。ご自身の薄毛の正体を知ることが、悩みを解決する第一歩です。

目次

AGA(男性型脱毛症)の二大原因 – 遺伝と男性ホルモンの関係

AGAの発症には、主に「遺伝」と「男性ホルモン」という二つの要因が深く関わっています。どちらか一方だけではなく、両方の要素が組み合わさることで、薄毛の進行が始まります。

AGA 原因の全体像:遺伝 × 男性ホルモンの相互作用 図解(男性向け)

ここでは、AGAを引き起こす根本的な要因について掘り下げていきましょう。

AGA発症における遺伝の役割

薄毛が遺伝するという話はよく耳にしますが、具体的に何が遺伝するのでしょうか。AGAにおいて遺伝が関わるのは、主に以下の二点です。

  • 5αリダクターゼの活性度
  • 男性ホルモンレセプターの感受性

これらはAGAの進行に直接関わる体内の物質で、その働きやすさが親から子へと受け継がれる傾向にあります。

AGA 遺伝の役割:X染色体と家族歴のイメージ図(母方影響の概念)

特に、母親から受け継ぐX染色体上に男性ホルモンレセプターの遺伝子が存在するため、「母方の祖父が薄毛だと自分も薄毛になりやすい」と言われることがあります。

男性ホルモンレセプターとは

男性ホルモンレセプターは、細胞に存在する男性ホルモンの受け皿です。このレセプターの感受性が高いと、後述する脱毛ホルモン「DHT」の作用を受けやすくなり、薄毛が進行しやすくなります。

この感受性の高さが遺伝するのです。

アンドロゲン受容体(AR)イメージ:毛乳頭での結合部位概念図

男性ホルモン「テストステロン」の働き

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、筋肉や骨格の形成、性機能の維持など、男性らしい身体つきを保つために重要なホルモンです。

一般的に、テストステロン自体が直接薄毛を引き起こすわけではありません。問題となるのは、このテストステロンが特定の酵素と結びつくことで、より強力な男性ホルモンに変換されることです。

テストステロンと5αリダクターゼ

テストステロンは、5αリダクターゼという還元酵素の働きによって、DHT(ジヒドロテストステロン)へと変換されます。このDHTこそが、AGAの直接的な引き金となるのです。

テストステロン→DHT 変換の流れ:5αリダクターゼによる還元の図解

5αリダクターゼの活性度が高い体質、つまりDHTを生成しやすい体質もまた、遺伝によって決まる要素の一つです。

ホルモンの基本情報

ホルモン名主な働きAGAとの関連
テストステロン筋肉・骨格の形成、性機能の維持DHTの原料となる
DHT胎児期の男性器形成などAGAの直接的な原因物質

薄毛を引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)の正体

AGAの進行において、中心的な役割を果たすのがDHT(ジヒドロテストステロン)です。この強力な男性ホルモンが、どのようにして髪の毛の成長を妨げ、抜け毛を増やしてしまうのでしょうか。

DHTが生成される仕組みと、それが毛髪に与える影響について詳しく見ていきます。

DHTが生成される仕組み

DHTは、男性ホルモンのテストステロンが「5αリダクターゼ」という酵素によって変換されることで生成します。

この5αリダクターゼの活性が高いほど、DHTの生成量が増え、AGAを発症・進行しやすくなります。

酵素「5αリダクターゼ」の存在

5αリダクターゼは、体内の様々な場所に存在しますが、AGAに特に関連が深いのは頭皮、特に前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞に多く存在するものです。

そのため、AGAは額の生え際や頭頂部から薄毛が進行する特徴的なパターンを示します。

5αリダクターゼのI型とII型の違い

5αリダクターゼにはI型とII型の2種類が存在し、それぞれ体内の分布場所や働きが異なります。特にAGAの進行に強く関与しているのは、II型5αリダクターゼです。

AGA治療薬の中には、このII型の働きを阻害することを目的とした薬もあります。

5αリダクターゼ I型・II型の違い:分布と関与部位のミニ比較

5αリダクターゼの種類と特徴

種類主な存在部位AGAへの関与
I型全身の皮脂腺、毛包皮脂の過剰分泌などに関与
II型前頭部・頭頂部の毛包、前立腺AGAの主な原因

DHTが毛母細胞に与える影響

生成されたDHTは、毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターと結合します。すると、「脱毛因子」と呼ばれるTGF-βなどが生成され、毛母細胞に対して「髪の成長を止めろ」という指令を出します。

この指令が、ヘアサイクルを乱す元凶です。

DHTの影響:毛母細胞へのシグナルと成長抑制のイメージ

ヘアサイクルの短縮化

通常、髪の毛は「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルを繰り返しています。健康な髪の毛の成長期は2年~6年続きますが、DHTの影響を受けるとこの成長期が数ヶ月~1年程度にまで短縮してしまいます。

髪の毛が十分に太く、長く成長する前に、次の退行期・休止期へと移行してしまうのです。

ヘアサイクル短縮化:正常 vs AGA の成長期の比較

ヘアサイクルの各段階

段階期間の目安(正常時)特徴
成長期2年~6年毛母細胞が活発に分裂し、髪が成長する
退行期約2週間毛母細胞の分裂が停止し、成長が止まる
休止期約3ヶ月~4ヶ月毛根が浅くなり、自然に脱毛する

生活習慣は関係するのか – AGAを進行させる環境要因

AGAの主な原因は遺伝と男性ホルモンですが、日々の生活習慣がその進行を助長することがあります。バランスの取れた生活は、髪の健康を維持し、AGAの進行を緩やかにするために重要です。

ここでは、AGAに影響を与える可能性のある環境要因について解説します。

ストレスと頭皮環境

過度なストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こします。これにより、頭皮の血行が悪化し、髪の成長に必要な栄養が毛母細胞まで届きにくくなることがあります。

結果として、髪の毛が細くなったり、抜け毛が増えたりする一因となります。

ストレスと血行:交感神経優位での頭皮血流低下イメージ

血行不良が引き起こす栄養不足

ストレスによって交感神経が優位になると、血管が収縮し、血流が悪化します。頭皮は特に毛細血管が多いため、血行不良の影響を受けやすい部位です。

栄養が不足した頭皮では、健康な髪を育てることが難しくなります。

食生活の乱れと髪の栄養

栄養と毛髪:タンパク質・亜鉛・ビタミンB群の補給イメージ

髪の毛は、私たちが食べたものから作られます。特に、主成分であるケラチン(タンパク質)や、その合成を助ける亜鉛、ビタミン類が不足すると、髪の成長に悪影響を及ぼします。

インスタント食品や脂っこい食事に偏った食生活は、薄毛のリスクを高める可能性があります。

髪の成長に重要な栄養素

栄養素主な働き多く含まれる食品
タンパク質髪の主成分(ケラチン)の材料肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛タンパク質の合成を助ける牡蠣、レバー、牛肉
ビタミンB群頭皮環境を整え、代謝を促進豚肉、うなぎ、マグロ

睡眠不足と喫煙の悪影響

睡眠中には、体の細胞を修復し、成長を促す「成長ホルモン」が分泌されます。睡眠不足が続くと、この成長ホルモンの分泌が減少し、髪の成長にも影響が出ます。

また、喫煙は血管を収縮させて血行を悪化させるだけでなく、体内のビタミンCを大量に消費するため、髪の健康にとって良いことはありません。

なぜ専門的な検査が必要なのか – 自己判断との違い

専門検査の必要性:自己判断とクリニック診断の違いを示す比較図(AGA)

薄毛が気になり始めたとき、市販の育毛剤やシャンプーに頼る方も少なくありません。

しかし、その原因がAGAである場合、自己判断での対策だけでは十分な効果を得られないばかりか、かえって症状を進行させてしまうリスクもあります。

専門クリニックでの正確な診断と検査が、薄毛対策の第一歩として非常に重要です。

自己判断による誤った対策のリスク

薄毛の原因はAGAだけではありません。円形脱毛症や脂漏性脱毛症など、原因が異なれば対策も全く異なります。自己判断でAGAではない脱毛症にAGA用の対策を行っても、効果は期待できません。

また、貴重な時間とお金を浪費してしまうことにもつながります。

対策の遅れが進行を招く

AGAは進行性の脱毛症です。つまり、何もしなければ薄毛はゆっくりと、しかし確実に進行していきます。

自己判断で効果のない対策を続けている間にAGAが進行してしまうと、その後の治療で回復させるのがより難しくなります。早期に専門家の診断を受け、正しい対策を始めることが大切です。

クリニックでの正確な診断の重要性

専門のクリニックでは、医師が問診や視診、そして必要に応じて詳細な検査を行い、薄毛の原因を正確に特定します。

これにより、ご自身の薄毛が本当にAGAなのか、それとも他の原因によるものなのかをはっきりと区別できます。

他の脱毛症との鑑別

AGAと間違われやすい脱毛症には、いくつかの種類があります。それぞれ原因や症状の現れ方が異なるため、医師による鑑別診断が不可欠です。

主な脱毛症の種類と特徴

脱毛症の種類主な原因特徴的な症状
AGA(男性型脱毛症)遺伝、男性ホルモン生え際や頭頂部から薄くなる
円形脱毛症自己免疫疾患円形や楕円形の脱毛斑が突然現れる
脂漏性脱毛症過剰な皮脂、マラセチア菌の増殖頭皮のベタつき、フケ、かゆみを伴う

専門機関で行うAGA(男性型脱毛症)の検査内容とその目的

AGA 検査の全体像:問診→視診→血液検査→遺伝子検査のフロー

AGAの診断と治療方針の決定のために、専門クリニックではいくつかの検査を行います。

問診や視診といった基本的な診察から、血液検査や遺伝子検査といったより科学的なアプローチまで、多角的に状態を評価します。

ここでは、どのような検査が行われ、それぞれにどんな目的があるのかを解説します。

診断に至るまでの基本的な流れ

クリニックを訪れてから診断が確定するまで、いくつかの段階を踏みます。まずは患者様のお話を詳しく伺い、頭皮の状態を直接確認することから始まります。

問診で確認する項目

医師が薄毛の状態や生活背景について質問します。正確な診断のために、できるだけ詳しくお答えいただくことが重要です。主に以下のような内容を確認します。

  • いつから薄毛が気になり始めたか
  • 家族(特に母方の親族)の頭髪の状態
  • 現在の生活習慣(食事、睡眠、喫煙、飲酒など)
  • 既往歴や現在服用中の薬

視診・触診による頭皮状態の確認

医師が直接、あるいはマイクロスコープなどを用いて頭皮や毛髪の状態を観察します。薄毛の進行パターン、頭皮の色、毛穴の状態、髪の毛の太さなどをチェックし、AGAに特徴的な所見があるかを確認します。

より詳細な情報を得るための各種検査

問診や視診だけでは判断が難しい場合や、治療薬の処方を安全に行うために、さらに詳細な検査を追加することがあります。

AGA診断における検査の全体像

検査の種類目的主な内容
問診背景情報の把握家族歴、生活習慣、自覚症状のヒアリング
視診・触診頭皮・毛髪状態の確認脱毛パターンの確認、マイクロスコープでの観察
血液検査全身の健康状態の確認肝機能、ホルモン値などの測定
遺伝子検査AGAリスクの評価アンドロゲンレセプター感受性の測定など

血液検査で何がわかるのか – 全身の健康状態とホルモン値

血液検査の目的:肝機能・腎機能・甲状腺・ホルモン値を俯瞰する構成図(AGA)

AGA治療で内服薬を使用する場合、その前に血液検査を行うことが一般的です。これは、薬を安全に服用できる健康状態であるかを確認するとともに、薄毛の原因が他に隠れていないかを調べるために行います。

血液検査から得られる情報は、治療計画を立てる上で非常に重要です。

全身の健康状態のチェック

AGA治療薬の多くは肝臓で代謝されるため、肝機能が正常であることが薬を服用する上での前提となります。血液検査によって肝機能の数値(AST、ALTなど)を確認し、薬による副作用のリスクを評価します。

薬の処方が可能かどうかの判断材料

肝臓や腎臓に疾患がある場合、薬の服用が体に負担をかける可能性があります。血液検査の結果をもとに、医師が治療薬の処方が適切かどうかを総合的に判断します。

また、甲状腺機能の異常など、他の病気が薄毛の原因となっている可能性も調べることができます。

血液検査で確認する主要項目

検査項目確認する内容AGA治療との関連
肝機能(AST, ALT)肝臓への負担の有無治療薬の代謝能力の評価
腎機能(BUN, Cre)腎臓の排泄機能薬の排泄能力の評価
甲状腺ホルモン甲状腺機能の異常他の脱毛症との鑑別

ホルモン値の測定

血液検査では、AGAに直接関わる男性ホルモンの数値を測定することも可能です。これにより、体内のホルモン環境を客観的なデータとして把握することができます。

ただし、AGAはホルモンの量だけでなく、レセプターの感受性も大きく関わるため、ホルモン値だけで診断が確定するわけではありません。

遺伝子検査で解明する – あなたの薄毛リスクと感受性

AGAが遺伝と深く関わることは先に述べましたが、その遺伝的リスクを具体的に調べることができるのが「AGA遺伝子検査」です。

この検査により、ご自身が将来的にAGAを発症・進行しやすい体質かどうかを科学的な根拠に基づいて予測できます。

治療を始めるか迷っている方や、将来の薄毛を予防したい方にとって、有力な情報源となります。

遺伝子検査の目的

遺伝子検査は、治療のためというよりも、ご自身の体質を知り、今後の対策を立てるための参考情報として活用します。

主に、アンドロゲンレセプターの感受性と、5αリダクターゼの活性度に関連する遺伝子の特徴を調べます。

アンドロゲンレセプターの感受性測定

DHTの影響の受けやすさ(感受性)を遺伝子レベルで評価します。感受性が高いと判定された場合、AGAを発症しやすい体質であると考えられます。

検査方法と結果の活用

遺伝子検査の流れ:口腔内採取→DNA→感受性評価(AR/5α還元酵素)概念図

検査は非常に簡単で、一般的には綿棒のようなもので口腔内の粘膜を採取するだけで済みます。痛みもなく、短時間で完了します。

検査結果は、今後の治療計画や予防策を検討する上で重要な判断材料となります。

遺伝子検査から得られる情報

評価項目わかること結果の活用法
AR遺伝子アンドロゲンレセプターの感受性AGAの遺伝的リスクの評価
SRD5A2遺伝子など5αリダクターゼの活性度特定の治療薬への反応性予測

この検査結果と医師の診断を組み合わせることで、よりパーソナライズされた治療方針や、効果的な予防法について検討することが可能になります。

AGAの原因と検査に関するよくある質問

AGAの原因や検査について、多くの患者様が抱く疑問にお答えします。ご自身の状況と照らし合わせながら、理解を深めていきましょう。

父親が薄毛でなくてもAGAになりますか?

はい、その可能性は十分にあります。AGAに関連する遺伝子は、父親からだけでなく母親からも受け継がれます。

特に、男性ホルモンレセプターの感受性に関する遺伝子は母親側の影響が大きいとされています。

そのため、父親が薄毛でなくても、母方の祖父や叔父が薄毛の場合、AGAを発症するリスクはあります。

ストレスだけでAGAは発症しますか?

ストレスがAGAの直接的な原因になることはありません。AGAの根本原因はあくまで遺伝と男性ホルモンです。

しかし、強いストレスは頭皮の血行不良やホルモンバランスの乱れを招き、AGAの進行を早めたり、症状を悪化させたりする「誘因」となる可能性があります。

健康な髪を保つ上で、ストレス対策は重要です。

検査を受けずに薬だけもらうことはできますか?

安全で効果的な治療を行うためには、医師による診断と検査が必要です。まず、薄毛の原因が本当にAGAであるかを特定しなければ、適切な薬を選ぶことができません。

また、血液検査などで健康状態を確認せずに薬を服用すると、思わぬ副作用を招く危険性もあります。自己判断での薬の使用は避け、必ず専門クリニックに相談してください。

検査にはどれくらいの時間がかかりますか?

検査内容によって異なります。問診や視診、マイクロスコープでの観察は、初診の診察時間内(通常30分~60分程度)で完了します。

血液検査や遺伝子検査は、検体を採取したのち、結果が出るまでに数日から2週間程度の時間が必要です。詳しい日数については、受診するクリニックでご確認ください。

AGAの治療と予防について

ご自身の薄毛の原因や遺伝的なリスクについて、理解は深まりましたでしょうか。原因を正確に把握することは、不安を解消し、次の一歩を踏み出すための重要な土台となります。

原因とご自身の状態を理解した上で、次は具体的な「治療法」や、今後の進行を食い止めるための「予防策」について知ることが大切です。AGAは早期に対策を始めるほど、良好な結果が期待できます。

以下の記事で、どのような治療の選択肢があるのか、日々の生活で何に気をつけるべきかを確認し、あなたに合った対策を見つけましょう。

AGA(男性型脱毛症)の治療と予防

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