薄毛の進行が気になり始めたものの、日々のスタイリングでなんとかカバーしている、という男性は少なくありません。
しかし、そのカバーにも限界を感じ、より積極的な対策を考えたとき、どのような選択肢があるのでしょうか。植毛は外科的な手法に抵抗があり、ウィッグ(かつら)は着脱の手間や「バレる」ことへの不安が拭えない。
そんな悩めるメンズに提案したいのが、自毛に人工毛を結び付けて髪のボリュームを増やす「増毛」という方法です。
この方法は、ご自身の髪を土台にするため、自然な仕上がりが期待でき、施術後すぐに見た目の変化を実感できます。
この記事では、アデランスやアートネイチャーといった大手サロンでも提供されている結着式の増毛について、その仕組みからメリット・デメリット、気になる費用やメンテナンスの実際まで、口コミでよく話題になる点を踏まえながら、詳しく解説していきます。
増毛 – 自毛に人工毛を結び付けるとは – 帽子の手軽さと髪型の自然さを両立
薄毛対策には様々な方法がありますが、中でも「自毛に人工毛を結び付ける」増毛法は、今ある髪を活かしながら、自然にボリュームアップを図れる点で注目されています。
これは、帽子をかぶるように手軽に印象を変えつつも、自分自身の髪のように自然なヘアスタイルを維持できる、ユニークな立ち位置の対策法です。
ここでは、その基本的な考え方と、他の代表的な薄毛対策であるウィッグや植毛との違いを明確にしていきます。
1本の自毛を土台にする増毛

この増毛法の核となるのは、健康な自毛1本1本を土台として利用する点にあります。専門の技術者が、特殊な人工毛(または人毛を加工したもの)を数本束にして、根元近くの自毛に丁寧に結び付けます。
これを「結着」と呼びます。1本の自毛が、結び付けられた人工毛の分だけ、2本、4本、6本と増えることで、髪全体の密度が高まり、自然なボリュームアップが実現します。
頭皮に直接何かを施すわけではないため、痛みや体への負担が少ないのが特徴です。髪が伸びるのに合わせてメンテナンスは必要ですが、自分の髪が増えたかのような感覚を得られます。
ウィッグや植毛との根本的な違い

薄毛対策としてよく比較されるウィッグや植毛とは、考え方が根本から異なります。
ウィッグは頭部にかぶるものであり、広範囲の薄毛を一度にカバーできますが、着脱の手間やズレ、蒸れといったデメリットが指摘されることもあります。
一方、植毛は後頭部などの健康な自毛を、毛根ごと薄毛部分に移植する外科手術です。
一度定着すれば自分の髪として生え続けますが、効果を実感するまでに時間がかかることや、外科的な手法であるため費用が高額になる傾向があります。結着式の増毛は、これらの中間に位置する方法と言えるでしょう。
各手法の特徴比較
| 項目 | 結着式増毛 | ウィッグ |
|---|---|---|
| アプローチ | 自毛に人工毛を結び付ける | 頭部にかぶる |
| 即時性 | 施術後すぐに効果を実感 | 着用後すぐに効果を実感 |
| 自然さ | 自毛と馴染みやすい | 品質により差が大きい |
| メンテナンス | 定期的(1〜2ヶ月)に必要 | 日々の着脱と定期的な洗浄 |
見た目の印象をすぐに変える即時性
増毛の大きな魅力は、施術を受けたその日のうちに、見た目の変化をはっきりと感じられる即時性にあります。

髪のボリュームが減ってくると、スタイリングが思い通りに決まらなかったり、地肌が透けて見えたりと、日々の悩みは尽きません。
増毛は、気になる部分に必要な分だけ髪を増やすことができるため、「前髪の生え際をもう少し濃くしたい」「つむじ周りのボリュームが欲しい」といった具体的な要望にピンポイントで応えます。
朝のスタイリング時間も短縮され、自信を持って一日を過ごせるようになるでしょう。
着脱の簡単さ – わずか数秒で印象を変える
この増毛法はウィッグのように日々着脱するものではありません。一度施術を受ければ、結び付けた人工毛は自毛の一部として日常生活を送ることができます。
ここで言う「簡単さ」とは、施術によって劇的に印象を変えることができ、その後の生活では特別な手間をほとんど必要としない点を指します。
日々のシャンプーやスタイリングも、いくつかの注意点を守れば普段通りに行え、まるで自毛が増えたかのような感覚で過ごせる手軽さが魅力です。
施術当日から得られるボリューム感
施術は通常、専門サロンの個室などプライバシーが守られた空間で行われます。カウンセリングで希望のスタイルや増やす本数を決定した後、専門の技術者が丁寧に人工毛を結着していきます。
数百本単位であれば、その日のうちに施術が完了し、鏡に映る自分の姿が、施術前とは明らかに違うことに驚くでしょう。
特に、これまでスタイリング剤でなんとかボリュームを出していた部分が、何もしなくてもふんわりと立ち上がる様子は、大きな満足感をもたらします。
この「すぐに結果がわかる」という点が、多くの男性に支持される理由の一つです。
段階的に本数を増やす調整も可能

急激な変化は周囲に「バレる」のではないかと心配する方もいるかもしれません。
そのような場合は、一度に多くの本数を増やすのではなく、最初は数百本程度から始め、数ヶ月かけて徐々に本数を増やしていくという方法も選択できます。
少しずつ変化させることで、自分自身も新しいヘアスタイルに慣れていきますし、周囲にも気づかれにくく、より自然に印象を変えることが可能です。
ライフスタイルや予算に合わせて柔軟にプランを組めるのも、この増毛法の利点です。
増毛本数による見た目の変化の目安

| 増毛本数 | 見た目の印象 | 主な目的 |
|---|---|---|
| 〜500本 | 少しボリュームが出た程度 | 生え際の後退を少しカバー |
| 〜1,000本 | 分け目が目立たなくなる | つむじ周りの薄毛をカバー |
| 3,000本以上 | 全体的にかなり濃い印象 | 広範囲の薄毛をカバー |
日常生活での手間はほとんどない
施術後は、特別なケアや手間はほとんど必要ありません。お風呂も、プールも、激しいスポーツも、基本的には普段通りに楽しむことができます。
ただし、シャンプーの際にはゴシゴシと強く擦らず、指の腹で優しく洗う、ドライヤーを近づけすぎないといった、結着部分に負担をかけないための少しの配慮が大切です。
これらの点は施術を受けるサロンで詳しく説明があるので、しっかりと守ることで、増毛した髪を長く快適に維持できます。
通気性と快適性 – 長時間着用でも蒸れにくい設計

増毛を検討する上で、日常生活における快適さは非常に重要な要素です。特に、夏場の蒸れや長時間の着用による不快感を心配する声は少なくありません。
自毛に結び付けるタイプの増毛は、ウィッグのように頭皮全体を覆うものではないため、通気性に優れ、快適な状態を保ちやすいという大きな利点があります。
自分の頭皮と髪がベースだからこそ得られる自然な使用感について解説します。
自分の頭皮と自毛がベースだから自然
この増毛法は、あくまで自分の頭皮から生えている毛が土台です。人工毛は根元に結び付けられているだけで、頭皮を塞ぐことはありません。
そのため、汗をかいても頭皮から自然に蒸発し、ウィッグで起こりがちな蒸れや、それによるかゆみ、臭いといった悩みが発生しにくい構造です。
風が吹けば自毛と同じように髪がなびき、頭皮を風が通り抜ける感覚もそのままです。この自然な快適性が、増毛を選ぶ大きな理由の一つになっています。
増毛部分のシャンプーとセルフケア

増毛した髪も、自毛と同様に毎日のシャンプーが必要です。頭皮を清潔に保つことは、残っている自毛の健康を維持するためにも重要です。ただし、洗い方には少しコツがいります。
結び目に爪を立てたり、強い力で擦ったりすると、結着部分が緩んだり、土台となる自毛に負担がかかり抜ける原因になったりする可能性があります。
シャンプーをしっかりと泡立て、指の腹を使って頭皮をマッサージするように優しく洗うことが推奨されます。すすぎ残しがないように、丁寧に洗い流しましょう。
日々のセルフケアで注意すべき点
- 目の粗いブラシで優しくとかす
- ドライヤーの熱風を結び目に直接当て続けない
- オイル系のスタイリング剤は結び目に付着させない
- 就寝時は枕との摩擦を減らす工夫をする
スポーツや汗をかく場面での注意点

増毛は、スポーツやアウトドア活動を楽しむ上での障害にはなりません。
汗をかいても通気性が良いため、不快感は少ないでしょう。しかし、汗や皮脂が頭皮に残ると、雑菌が繁殖しやすくなり、頭皮環境の悪化につながる可能性があります。
スポーツなどで大量に汗をかいた後は、できるだけ早くシャワーを浴びて頭皮を清潔にすることを心がけてください。
また、海水浴やプールに入った後も、塩素や塩分をしっかりと洗い流すことが、自毛と人工毛の両方を良い状態に保つために大切です。これらの少しの配慮で、アクティブなライフスタイルを存分に楽しむことができます。
シーンに合わせた使い分け – 仕事からプライベートまで
増毛の利点は、特定のシーンだけでなく、仕事からプライベートまで、あらゆる場面で自信を持って過ごせるようになることです。
ヘアスタイルが安定することで、人の目を気にすることなく、様々な活動に集中できます。
ビジネスシーンでの信頼感ある印象作りから、休日のアクティブな趣味まで、増毛がどのように日々の生活を豊かにするかを見ていきましょう。
ビジネスシーンで求められる清潔感
ビジネスの世界では、第一印象が非常に重要です。手入れの行き届いたヘアスタイルは、清潔感や信頼感を与え、相手に好印象をもたらします。
薄毛が進行すると、どうしても疲れた印象や老けた印象を与えがちですが、増毛によって髪のボリュームが戻ることで、若々しく、エネルギッシュなイメージを演出できます。
重要な商談やプレゼンテーションの場でも、髪型を気にすることなく、自信を持って臨むことができるでしょう。
オフの日のアクティブな活動にも対応
休日に友人や家族と出かける際、風が強い日や汗をかくようなアクティビティをためらってしまう、という経験はありませんか。
増毛はしっかりと自毛に結着されているため、風で髪型が崩れる心配や、汗でウィッグがずれるような不安とは無縁です。
ゴルフやフットサルなどのスポーツ、キャンプや海水浴といったアウトドアレジャーも、これまで通り、あるいはこれまで以上に楽しむことができます。
髪の悩みが一つ減るだけで、プライベートの時間の質は大きく向上します。
増毛と相性の良いヘアスタイル
| ヘアスタイル | 特徴 | スタイリングのポイント |
|---|---|---|
| ソフトモヒカン | トップにボリュームを出しやすい | ワックスで毛束感を作りやすい |
| ショートレイヤー | 全体的に動きを出しやすい | 増毛部分と自毛を自然に馴染ませる |
| ツーブロック | サイドがすっきりして清潔感がある | トップの増毛効果が際立つ |
周囲にバレるリスクを低減するスタイリング

増毛を検討する上で最大の懸念は「周囲にバレるのではないか」という点でしょう。このリスクを最小限に抑えるには、スタイリングが鍵となります。
増毛部分と自毛が自然に馴染むように、ワックスやスプレーを上手に活用することが大切です。
特に、髪を濡れた状態からドライヤーで乾かす際に、根元を立ち上げるようにブローすると、全体のボリューム感が増し、結び目も目立ちにくくなります。
美容室で増毛していることを伝え、スタイリングのコツを教えてもらうのも良い方法です。
自然な見た目を実現する工夫 – 生え際と質感の再現技術
増毛が成功したと言えるかどうかは、いかに自然に見えるかにかかっています。不自然な増毛は、かえって人の視線を集めてしまい、「バレる」リスクを高めます。
アデランスやアートネイチャーといった大手メーカーは、長年の研究開発により、人工毛の質や結着の技術を向上させ、驚くほど自然な見た目を実現しています。
ここでは、その技術的な工夫と、それでも残るデメリットについて掘り下げます。
人工毛の品質と進化
かつての人工毛は、いかにも「作り物」といったテカリやごわつきがありましたが、現在の技術は大きく進歩しています。
人毛のキューティクルが持つ複雑な光の反射を再現したり、髪の太さや色味を微妙に変えたものをミックスしたりすることで、自毛との見分けがほとんどつかないレベルにまで達しています。
耐熱性や耐久性も向上しており、ドライヤーやヘアアイロンが使用できる製品も増えています。このような高品質な人工毛の存在が、増毛の満足度を大きく左右します。
結着技術が自然さを左右する
いくら人工毛の質が良くても、自毛への結び付け方(結着)が稚拙では意味がありません。結び目が大きすぎると、光が当たった時にキラリと光って見えたり、手で触った時に違和感があったりします。
各社は結び目をいかに小さく、かつ丈夫にするかという技術を競っています。
ミクロン単位の極小の結び目で結着する技術や、髪の根元にループを作って通す方法など、様々な工夫が凝らされており、間近で見てもほとんどわからないレベルになっています。
口コミサイトなどで、どのメーカーの技術が評価されているかを確認するのも参考になります。
大手メーカーの結着方法の比較(一般的な特徴)
| メーカー | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| アデランス | 自毛の状態に合わせた多様な結着法 | 個々の状態に合わせた対応が可能 |
| アートネイチャー | 独自の結着技術で結び目が小さい | より自然な仕上がりを追求 |
「バレる」可能性とデメリット
技術が進歩したとはいえ、「バレる」可能性がゼロになるわけではありません。特に、髪が濡れた時や、強い風が吹いて髪が大きくかき分けられた時には、結び目が見えてしまうリスクがあります。
また、増毛の最大のデメリットとして、土台となる自毛が抜けると、結び付けた人工毛も一緒に失われてしまう点が挙げられます。
1本の自毛に数本の人工毛を結び付けているため、その1本が抜けると、見た目上は数本分の髪が一気に抜けることになり、精神的なショックを感じる人もいます。
これは、増毛を続ける上で理解しておくべき重要な点です。
こんな時は注意が必要
- プールや温泉で髪が濡れて張り付いた時
- 強風で髪が逆立った時
- 他人に頭を撫でられた時
コストパフォーマンス – 初期投資と維持費用の実際

増毛を始めるにあたり、最も気になるのが費用面でしょう。増毛は一度施術すれば終わりではなく、継続的なメンテナンスが必要となるため、初期費用だけでなく、長期的な視点でコストを考えることが重要です。
ここでは、初回にかかる値段の内訳から、月々のメンテナンスで発生する費用、そして大手メンズサロンの料金体系まで、具体的な数字を交えながら解説します。
初回にかかる費用の内訳
増毛を始める際の初期費用は、主に「増やす本数」によって決まります。
多くのサロンでは「1本あたり〇〇円」という単価設定ではなく、「〇〇本でいくら」というパッケージ料金や、初回限定のお試し価格を設定しています。
費用には、カウンセリング料、技術料、そして人工毛の費用が含まれるのが一般的です。
どの程度の薄毛をカバーしたいかによって必要な本数は大きく変わるため、一概には言えませんが、数万円から数十万円の初期投資を見込んでおくのが現実的です。
初期費用の目安(本数別)
| 増毛本数 | 費用の目安 | 目的 |
|---|---|---|
| 1,000本 | 10万円〜20万円 | 部分的なカバー、お試し |
| 3,000本 | 30万円〜50万円 | 全体的なボリュームアップ |
| 5,000本以上 | 50万円以上 | 広範囲のカバー |
継続的に発生するメンテナンス費用
増毛の費用面で最も重要なのが、このメンテナンス費用です。髪は1ヶ月に約1cm伸びるため、根元に結着した人工毛の結び目も、時間と共に頭皮から離れていきます。
これを放置すると、結び目が浮き上がって不自然に見えたり、他の髪と絡まりやすくなったりします。
そのため、1〜2ヶ月に一度はサロンに通い、伸びてきた部分の結び目を根元に戻す「リペア」や、抜けてしまった部分への追加(付け足し)といったメンテナンスが必須となります。
このメンテナンスに、月々数万円の費用がかかり続けることが、増毛の大きな特徴であり、人によってはデメリットと感じる部分です。
月々のメンテナンス費用のシミュレーション
| メンテナンス内容 | 頻度 | 月額費用の目安 |
|---|---|---|
| リペア(結び目の引き上げ) | 1〜2ヶ月に1回 | 1万5千円〜3万円 |
| 付け足し(抜けた分の補充) | 必要に応じて | 本数に応じて変動 |
大手メンズサロンの料金比較
増毛サービスを提供している代表的な企業が、アデランスとアートネイチャーです。
両社とも詳細な料金をウェブサイトで公開していないことが多いですが、これは個人の髪の状態や希望によってプランが大きく異なるためです。
一般的に、無料のカウンセリングや体験コースを設けており、そこで詳しい見積もりを出してもらう流れになります。
口コミなどを見ると、どちらも高品質なサービスを提供していますが、料金体系やキャンペーン内容には違いがあるため、両方の話を聞いて比較検討することをお勧めします。
契約を急がず、トータルの費用をしっかりと確認することが大切です。
増毛に関するよくある質問 (FAQ)
ここまで自毛に人工毛を結び付ける増毛法について詳しく解説してきましたが、まだ疑問や不安が残っている方もいるでしょう。
カウンセリングの場などで特に多く寄せられる質問とその回答をまとめました。最終的な判断を下す前の参考にしてください。
- 施術に痛みはありますか?
-
いいえ、基本的に痛みはありません。この増毛法は、頭皮に針を刺したり切ったりする外科的な手法(植毛など)とは全く異なり、自毛の根元に人工毛を結び付けるだけです。
施術中に引っ張られるような感覚を覚えることはあるかもしれませんが、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔なども一切不要で、リラックスした状態で施術を受けられます。
- 増毛で自毛が抜けることはありますか?
-
増毛自体が直接的な原因で健康な自毛が抜けることは稀です。しかし、土台となる自毛がAGA(男性型脱毛症)などによって寿命を迎え、自然に抜ける際に、結び付けた人工毛も一緒に脱落します。
また、セルフケアの方法が不適切で、結び目に過度な負担をかけ続けると、自毛にダメージを与え、抜け毛につながる可能性は否定できません。
サロンで指導される正しいケア方法を守ることが重要です。
- メンテナンスをしないとどうなりますか?
-
メンテナンスを怠ると、様々な問題が生じます。まず、自毛が伸びることで結び目が頭皮から数センチ離れてしまい、見た目が不自然になります。
また、浮き上がった結び目が他の髪と絡まり、ブラッシングがしにくくなったり、最悪の場合は毛玉のようになったりすることもあります。
快適な状態を維持し、増毛効果を長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスは必ず受けるようにしてください。
- 植毛やAGA治療との併用は可能ですか?
-
はい、可能です。特にAGA治療との併用は、薄毛対策として非常に有効な組み合わせと考えられます。
AGA治療薬(フィナステリドやミノキシジルなど)で抜け毛を抑制し、今ある自毛の状態を維持・改善しながら、増毛で即時的なボリュームアップを図るという方法です。
植毛手術を受けた後、密度が足りない部分を増毛で補うといった使い方もできます。
ただし、必ず医師や専門サロンのカウンセラーに相談し、ご自身の頭皮や髪の状態に合った最適なプランを立てることが重要です。
この記事では自毛に人工毛を結び付ける方法を詳しく解説しましたが、増毛には別のタイプも存在します。
それは、髪の毛が植えられたごく薄いシートを、特殊な接着剤で頭皮に直接貼り付ける方法です。
この方法は、自毛がほとんどない部分にも対応でき、生え際を非常に自然に再現できるという利点があります。
結着式とはメリット・デメリットが異なるため、ご自身の薄毛の状態やライフスタイルに合わせて比較検討すると、より納得のいく選択ができるでしょう。
興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。
Reference
鷲家真吾; 森務; 酒井良明. 疑似毛髪および育毛剤に関する技術動向―ウィッグとエクステンションの表面解析―. トライボロジスト, 2015, 60.8: 527-533.
乾重樹; 板見智. 毛の細胞生物学と疾患 (2)―男性型脱毛症の病態と治療―. 西日本皮膚科, 2013, 75.5: 448-453.
野澤桂子. アピアランスケア—がん治療に伴う毛髪の変化と患者支援—. 日本香粧品学会誌, 2018, 42.1: 21-25.
白井千晶. がん経験者の語りにみる毛髪および体毛に関する経験について. 人文論集, 2015, 65.2: A41-A59.
小林弘子. あなたは 「髪を生やす」 習慣を知らないだけ. 主婦の友社, 2019.
スギノアキヒロ; 杉野昭博. 講義ノート: 容貌の障害: 障害福祉の視点から. 人文学報, 社会福祉学, 2019, 35: 149-163.
神田孝治. 森 正人 著 『ハゲに悩む-劣等感の社会史』 筑摩書房, 2013 年, 211p., 760 円+ 税. 観光学, 2013, 9: 17-18.
松本圭司. ハゲを着こなす. WAVE 出版, 2018.

