【医師と考えるおすすめ青汁】目的別の正しい選び方

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医師と考えるおすすめ青汁・青汁の目的別正しい選び方
院長 藤田

こんにちは。総合内科専門医の藤田です。

毎日の診療の中で、「野菜をきちんと摂るようにしてくださいね」「栄養をしっかり摂って、ゆっくり休んでください」とお話することがありますが、最近野菜嫌いな方がたくらんいらっしゃって、こんな方が増えています。

『青汁を毎日飲んでいるので、野菜はそれで大丈夫でしょうか?』

青汁ドリンク
「いいえ、大丈夫ではありません」

手軽に飲むことができて、最近は飲みやすい美味しいものもたくさんありますから、青汁だけで野菜を摂取したことになればそれは素晴らしいことです。

ですが、単純に「青汁を飲めば野菜は食べなくても大丈夫です」というわけでは決してありません。

そして医師の立場から、今飲んでいる青汁、またはあなたがこれから選ぼうとしている青汁、必要な栄養素が本当に充分入っていますか?と問わせていただきます。

ここでは、「おすすめの青汁(目的別)」「そもそも野菜不足を青汁で補えるのかどうか」についてわかりやすくお話します。

この記事の執筆者

内科総合クリニック人形町 院長 藤田 英理(総合内科専門医)

藤田 英理 内科総合クリニック人形町 院長

東京大学医学部保健学科、横浜市立大学医学部を卒業。虎の門病院、稲城市立病院、JCHO東京高輪病院への勤務を経て内科総合クリニック人形町を開院。総合内科専門医。AGA治療や生活習慣病指導も行う。

所属:日本内科学会日本動脈硬化学会日本頭痛学会

医師略歴・プロフィールはこちら

目次

日本人は、基本的に野菜不足です。

院長 藤田

厚生労働省による健康作り運動「健康日本21」では、1日の野菜摂取量目標を350g以上(成人の場合)としています。

15歳以上で350g/日、15歳未満の場合は年齢によって210g/日~300g/日と、野菜摂取量の目標は異なります。

年代別の野菜摂取量の目安(g/日)

年齢緑黄色野菜その他の野菜合計
1-2歳90g120g210g
3-5歳90g150g240g
6-8歳90g150g240g
9-11歳90g200g290g
12-14歳100g200g300g
15-17歳120g230g350g
18-29歳120g230g350g
30-49歳120g230g350g
50-69歳120g230g350g
70歳以上120g230g350g
(第6次日本人の栄養所要量 活用編より)

ただし、野菜と一緒に食べるその他の食品からの栄養量も考慮した上での目標値ですから、上記だけの野菜を1日食べればOK!というわけではありません。

牛乳・乳製品130g/日、豆類100g/日をはじめ、他にも果実類、いも類、きのこ類、海藻類…といった摂取量の目安もしっかり存在します。

それをふまえた上で・・・では、わたしたちは、実際どのくらいの野菜を1日に摂取できているのでしょうか?

  • 先生、私は結構食べているほうだと思います!
  • 野菜をなるべく多く摂るように気を遣っています!
  • 家族がなかなか野菜を食べてくれなくて…
  • 野菜嫌いで困っているんです…

毎日の診療でも、そんな声が聞こえてきます。

令和元年国民健康・栄養調査報告(令和2年12月・厚生労働省)によれば、20歳以上の成人で、野菜摂取量1日350gという目標に達している年代はひとつもありません。

年代別1日の野菜摂取量(平均値)

年齢調整した野菜摂取量の平均値(20歳以上)は、男性で278.4g、女性で261.2gとなっていて、全体の平均値は269.8gです。350gという目標値には、大きく足りていないことが分かります。

350gの内訳は、緑黄色野菜(トマト、にんじん、ほうれん草、ピーマンなど色の濃い野菜)120g、その他の野菜(キャベツ、きゅうり、大根、たまねぎなどの淡色野菜)230gで、1/3以上は緑黄色野菜で摂りましょう、となっています。

これだけの野菜を1日で摂ろうと思うと、結構苦しいなあ、と感じられる方が多いのではないでしょうか。

手軽に青汁ドリンクで補えるのであれば、それに頼りたい、という気持ちも分からなくはありません。

なぜ野菜を摂取すべきなのか

院長 藤田

野菜には、身体機能の維持・調整に必要な栄養素が豊富に含まれています。

おすすめの青汁や、青汁で野菜不足が補えるかどうか、のお話をする前に、なぜ野菜を1日350g摂取しましょう、という目標値があるのか?について触れておきます。

野菜は、身体に大切な栄養素である「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が豊富に含まれています。

ビタミン炭水化物が体内でエネルギーに変わるのを助けます。ほとんどのビタミンは体内でつくることはできず、食べ物から摂取することが必要です。
特にビタミンB群を意識して摂取することが大切です。
ミネラルミネラルも、ビタミンと同様に体内でつくることはできません。カルシウムやリン、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなど必須ミネラルは16種類あります。
食物繊維水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維があります。
食物繊維は体内で消化・吸収されません。食物繊維の必要性と健康では、”食物繊維の必要量は「一日に一回、規則的に排便がある」ことがひとつの目安”とあります。

野菜だけ食べれば大丈夫、ということではありませんが、野菜は身体機能の維持、調節には不可欠な栄養素を多く含みます。

また、必須ミネラルの1つである「カリウム」は、余分なナトリウム(食塩)を体外に排泄する手助けをしています。

これらの栄養素を摂取するためには1日350g~400gの野菜が必要と推定されることから、「1日350g以上」という目標値が定められました。

つまり、350gの野菜を食べよう=身体に必要な栄養素がそこに含まれているよ、ということでもあり、青汁商品のパッケージで最低限チェックすべき項目は、野菜から摂取したい「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」の含有量です。

▼100種類以上ある青汁商品を医師の視点で調査

「身体に必要な栄養素」

この「身体に必要な栄養素」というのは、野菜だけで必要な栄養素がすべて摂取できるわけではありません

ここでいう「野菜」とは、エネルギー源となる果物、いも類、豆類は除いた数字で、野菜350gから摂取できるのは、あくまで1日に必要な栄養素の一部。食生活は主食・主菜・副菜を基本に、バランス良く食事をとることが大切です。

350gという数字はどこから来ているか?というと、厚生労働省による国民栄養調査のデータを元にした「栄養素摂取量と食品摂取量等との関連について」の分析結果にあります。

この野菜350g(緑黄色野菜120g、その他の野菜230g)を青汁で補いたい場合には、野菜から摂取できると想定される、各栄養素の摂取目標値をクリアしていなければいけません。

ただ、残念ながら青汁だけでこれらを摂取するのは現実的には不可能です。

そもそも青汁を飲むより、実際の野菜を食べるのが1番良い

院長 藤田

青汁だけ飲むのではなく、足りない栄養素を補う目的で使用すると良いでしょう。

一般的にみなさんが飲んでいる青汁は、青菜類を粉末加工したタイプが多いのですが、粉末にするとき野菜の本来の成分は大きく失われてしまいます。

野菜たっぷり、と売られている、とある青汁1包あたりの栄養成分表示をもとに、1日あたりの食事摂取基準と比べてみましょう。

青汁粉末1包の栄養素と1日あたりの食事摂取基準の比較

青汁粉末1包(3.5g)あたりの栄養成分(例) 1日あたりの食事摂取基準 推奨量
30~49歳男性 30~49歳女性
たんぱく質 0.4g 65g 50g
脂質 0.1g 1日のエネルギー総量の20~30%(目標値) 1日のエネルギー総量の20~30%(目標値)
糖質 1.3g 1日のエネルギー総量の50~65%(目安量) 1日のエネルギー総量の50~65%(目安量)
食物繊維 1.5g 21g以上(目標量) 18g以上(目標量)
ナトリウム 0.8g 7.5g未満(食塩相当量) 6.5g未満(食塩相当量)
ビタミンA 0.6-60μg 900μg※1 700μg※1
ビタミンB1 0.01mg 1.4mg 1.1mg
ビタミンB2 0.02mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンC 0.28g 100mg 100mg
ビタミンE 0.05mg 6.0mg(目安量) 5.5mg(目安量)
ビタミンK1 47μg 150μg
(ビタミンK目安量)
150μg
(ビタミンK目安量)
葉酸 6μg 240μg 240μg
カルシウム 9mg 750mg 650mg
マグネシウム 3mg 370mg 290mg
カリウム 40mg 2500mg(目安量) 2000mg(目安量)
0.8mg 7.5mg

月経なし:6.5mg
月経あり:10.5mg

院長 藤田

青汁粉末は、あくまで栄養補助食品であることがお分かりいただけるかと思います。

青汁だけに頼るのではなく、バランスの良い食生活を送る上で、足りない分を補うという使い方が良いでしょう。

記事冒頭の、『青汁を毎日飲んでいるので、野菜はそれで大丈夫ですよね?』という質問をされたときは、

  • 基本的には朝・昼・夜の食事で、一皿70gの野菜✕5皿=350gを1日で摂取しようという意識を持ちましょう。
  • 可能であれば、実際の野菜を食べるのが一番です。
  • その上で、足りない栄養を補給する意味で青汁を使うのは良いと思います。

とお答えします。

ただし、青汁であればどれでも良いというわけではありません。現在たくさんの青汁商品が販売されていますが、原料や含まれる栄養素に違いがあります。

この記事で最初に問いましたが、その青汁は、必要な栄養素が本当に充分入っていますか?

何を目的に、食生活の中に青汁を取り入れるのかをまず考え、自分に必要な栄養素の含有量を見ながら商品を選ぶようにします。

足りない栄養を補給する意味での、正しい青汁の選び方とは

青汁は、病気や症状を治すことはできません。

青汁の多くは健康食品であり、あくまで栄養補給・健康の維持ができるものです。青汁を飲むことで、今より身体機能がよくなることはありません。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。全ての食品において、摂り過ぎは禁物です。商品に記載されている1日の摂取量を必ず守ります。また、青汁を飲んではいけない人もいます。下記にあてはまる方は、必ず主治医に相談すること。

  • 抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用している方
  • 腎機能障害の方、人工透析をしている方
  • 肝機能障害の方
  • C型肝炎の方
  • 野菜の摂取制限を受けている方

青汁商品を選ぶとき、こだわりたいポイント

院長 藤田

どこを見て商品を選べばよいのか、ポイントをまとめました。

すべてクリアする商品はなかなか無いのですが、青汁を生活に取り入れるときは下記のようなポイントを調べ、商品を選ぶようにしましょう。

青汁を選ぶとき、ここを見ておこう
  • 栄養成分表示の確認
  • 国産原料でつくられている
  • 無農薬であるかの確認
  • 遺伝子組み換えされていない
  • 有機栽培のもの
  • 添加物不使用(無添加のもの、有機JAS認定を受けたもの)
  • 人工甘味料不使用(飲みやすさ重視なら、黒砂糖・はちみつが良い)
  • 無糖のもの
  • おいしく、飲みやすい

粉末タイプが手軽で人気ですが、栄養素の含有量を考えると、素材のみのもので冷凍タイプが1番良いです。ただし、冷凍タイプは解凍する手間がかかり、素材そのものの苦味を感じやすく、飲みにくさがデメリットになります。

毎日続けることが健康のサポートとなるので、続けやすさを考慮すると、おいしく飲みやすいというのは意外と大切なポイントになります。

100種類以上の青汁商品について原料や栄養素の含有量を調査
100種類以上の青汁商品を調査

今回100種類以上の青汁商品の原料および原料の栽培方法、栄養素の含有量、人工甘味料および添加物の有無を医師の視点で調査し、下記に医師の視点から、おすすめできる商品を目的別にまとめました。

青汁おすすめランキング – 目的別に成分を調査し評価付けしています

野菜不足を補う

野菜をたくさん食べずに栄養を摂りたい」「できるだけ飲みやすくて栄養価の高い青汁が良い」という方向けに、商品を精査しました。

実は、保健機能食品以外の青汁は、各栄養素の含有量がビタミンやミネラルまで公開されているものがあまりないんです。そのため、選定には非常に時間がかかりました。

下記ではできる限り栄養素の詳細が公開されているものを選定していますが、基本的には生野菜を摂取するのが1番である、ということは頭に入れておくようにしましょう。

院長 藤田

青汁が野菜の代わりになるということはありませんので、あくまで足りない栄養素を補う目的で使用してくださいね。

野菜不足サポート青汁 No.1ぎゅぎゅっと活菜青汁 乳酸菌プラス/株式会社えがお

ぎゅぎゅっと活菜青汁 乳酸菌プラス/株式会社えがお
出典:https://www.241241.jp/

九州産の桑葉をはじめとする20種類の野菜素材が配合されている「ぎゅぎゅっと活菜青汁」は、一袋4gに不足しがちなビタミンCやビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6が含まれていて、栄養補給の使用に向いています。

(ビタミンC 40.0mg、ビタミンB1 1.75mg、ビタミンB2 1.75mg、ビタミンB6 1.82mg)

食事摂取基準(2020)30-49女性
活動レベル「ふつう」との比較です。

「1日分の野菜」相当の栄養素が摂取できるように見えて実はそうではない商品が多い中、こちらの青汁は特に意識して摂取したいビタミンB群の含有量が豊富です。

そのほか、ビタミンCは1日摂取基準値量の40%が含有されています。1日1袋で充分であること、1袋11.0kcalとカロリーが低めな点も優秀です。

1日約100円と安いため続けやすく、低価格で不足しやすい栄養を補いたい方向きの青汁です。

1日量(1袋4g)あたりの栄養素
エネルギー 11.0kcal
たんぱく質 0.37g、脂質0.10g、炭水化物3.12g(糖質2.44g、食物繊維0.68g)、食塩相当量 0.003g、ビタミンB1 1.75mg、ビタミンB2 1.75mg、ビタミンB6 1.82mg、ビタミンC 40.0mg、ビタミンK 41.6μg

野菜不足サポート青汁 No.2ふるさと青汁/マイケア

ふるさと青汁
出典:https://grandecorp.jp/item/aojiru/

八丈島の明日葉をまるごと青汁にした「ふるさと青汁」は、栄養成分表示が細かくされているため、どんな栄養素をどれくらい摂取できるのかが明瞭です。

食物繊維やカルシウム、鉄分、ビタミン、葉酸などバランスよく含まれているのが特徴で、明日葉以外にも「桑の葉」「大麦若葉」もブレンドされています。

抹茶風味でそのままでも飲みやすい青汁ですが、牛乳やヨーグルトに混ぜた使い方もできます。

始めての方限定で全額返金保証もついているので、安心して試せる青汁です。

抹茶風味で飲みやすいので、青汁の味に不安や抵抗がある方や、野菜嫌いの方に向いています。

製品90gあたりの栄養成分表示
エネルギー333.9kcal

たんぱく質8.20g、脂質2.25g、炭水化物71.08g(糖質28.6g 食物繊維42.48g)、食塩相当0.52g、亜鉛1.26mg、カリウム1,530mg、カルシウム576mg、鉄4.95mg、マグネシウム99mg、マンガン3.60mg、ナイアシン3.42mg、パントテン酸0.90mg、ビタミンA540μg、β-カロテン6,570μg、ビタミンB1 0.17mg、ビタミンB2 0.50mg、ビタミンB6 0.31mg、ビタミンB12 0.18μg、ビタミンC11.7mg、ビタミンE 3.96mg、ビタミンK990μg、葉酸90.0μg、βトコフェロール0.45mg、γトコフェロール1.71mg、δトコフェロール0.45mg、クロロフィル153mg

美容のサポート

肌荒れ・肌の老化には、食事や睡眠・休養を含む生活習慣全般が深くかかわっています。ただ、青汁商品だけで肌がきれいになったり、若返ったりすることはありません

院長 藤田

酸化ストレスを溜めない生活習慣とバランスの良い食事、生活習慣を心がけた上で、青汁はあくまでサポートとしてとり入れるようにしましょう。

ビタミンCの栄養機能食品、肌のうるおいを保ち乾燥を和らげる機能をもつグルコラファニンが配合された機能性表示食品の青汁商品を下記に掲載しました。

また、美容のサポートを目的とする方は乳酸菌が配合されている青汁商品も検討してみてください。

美容サポート青汁やわた本青汁/八幡物産

出典:http://www.yawata.tv/p/321661

国産の大麦若葉を使用した青汁で、栄養の吸収を助けたり、環境を整える働きのある乳酸菌が1袋3g中に150億個(ヨーグルト約13個分※)含まれています。

※ヨーグルト1mlあたり乳酸菌1000万個として、1個110mlのヨーグルトに換算

1杯にビタミンCが30mg配合された栄養機能食品でもあり、美容のサポートにも適しています。

(ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です)

公式サイトは美容向けに決して見えないのですが、栄養成分を見ると、実は美容サポートに適している青汁です(ビタミンCの栄養機能食品である青汁は数少ないです!)。

保健機能食品の青汁は価格帯が高めなのですが、やわた本青汁は1杯65円からと続けやすく、さらに3カ月間全額返金保証があります。

1日量(1袋3g)あたりの栄養素目安
エネルギー 7.7kcal
たんぱく質 0.28g、脂質0.075g、炭水化物2.4g、食物繊維0.52g、糖質1.9g、食塩相当量 0.0017g

ビタミンC 30mg、乳酸菌:150億個

ダイエットのサポート

青汁を飲むだけで痩せるということは考えにくいです。該当商品を摂取するだけで、誰でも簡単に痩せると思わせるような表記は不当表示にあたりますから、そのような広告には注意が必要です。

摂取カロリーを抑えて適度な運動を心がけ、その上で高カロリー飲料の代わりに低糖質・低カロリーな青汁商品をとり入れるという方法であれば、減量のサポートになります。

院長 藤田

保健機能食品の中の「機能性表示食品」で、肥満気味な方のお腹の脂肪、ウエスト周囲径の減りをサポートすることに適しているとして販売されている青汁商品を紹介します。

Wの健康青汁(新日本製薬)

Wの健康青汁
出典:https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/

肥満気味の方の体重、体脂肪、内臓脂肪、ウエスト周囲径、血中中性脂肪の減少をサポートする「エラグ酸」、高めの血圧を下げる機能をもつ「GABA」が配合された機能性表示食品です。

青汁原料としてメジャーな大麦若葉以外にも、桑の葉、明日葉も使われていて、国産素材なのもポイント。

さらに乳酸菌・ビフィズス菌も配合されています。

1日量(1本1.8g)あたりの栄養成分表示
エネルギー 6.68kcal
たんぱく質 0.23g、脂質0.05g、炭水化物1.34g、食塩相当量0.006g
機能性関与成分:エラグ酸 3mg、GABA 20mg

コレステロールが高めの方に適する

コレステロールが高めの方に適するとして販売されている、特定保健用食品(トクホ)または機能性表示食品があります。

青汁は食品であり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。かかりつけの医師や薬剤師、管理栄養士などに相談してから使用するようにしましょう。

PRヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>/大正製薬株式会社

出典:https://www.taisho-direct.jp/

コレステロールの吸収を抑え、血清コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールを低下させる働きのある「キトサン」が1袋(3g)に380mg配合されています。

九州産の有機大麦若葉が使用されていて、素材を絞らずまるごと粉砕する超微粉砕製法により、大麦若葉の栄養がしっかり残されているのも特徴。

コレステロールが高めの方に適したトクホの商品です。

農薬や化学肥料を使用しないなど、有機JAS認定の国産大麦若葉が使用されているのもポイントです。

1袋3gあたりの栄養成分
エネルギー 9.7kcal
たんぱく質 0.6g、脂質0.07g、食物繊維1.0g、糖質1.2g
食塩相当量 0~0.03g

機能性関与成分:キトサン 380mg

緑でサラナ/サンスター株式会社

緑でサラナ/サンスター株式会社
出典:https://jp.sunstar.com/

コレステロール低下作用のあるブロッコリー・キャベツ由来のSMCSを1缶あたり26mg含んでいるトクホの商品です。

保存料、香料、食塩、砂糖は一切不使用の青汁です。

1日量(2缶320g)あたりの栄養素
エネルギー 104kcal
たんぱく質 2g、脂質0g、食物繊維2.4g、糖質23g
食塩相当量 0.06~0.20g、カリウム520mg、ビタミンK 66μg

機能性関与成分:ブロッコリー・キャベツ由来のSMCS※(天然アミノ酸):26mg
※S-メチルシステインスルホキシド

食後の血糖値対策に

糖質を同時に摂取した際に、血糖値上昇の抑制効果が期待できるとして、有効性試験を行った結果をもとに作られたトクホの商品・機能性表示食品があります。

青汁は食品であり、病気の診断・治療・予防を目的としたものではありません。かかりつけの医師や薬剤師、管理栄養士などに相談してから使用するようにしましょう。

青汁を飲むだけではなく、適度な運動・1日3食栄養バランスの良い食生活、質の良い睡眠をとる、といった生活習慣の改善を心がけましょう。

PR大正 大麦若葉青汁 難消化性デキストリン/大正製薬株式会社

大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>
出典:https://www.taisho-direct.jp/

食後血糖値や内臓脂肪対策としておすすめする、有機JAS認定の九州産大麦若葉が使用されている機能性表示食品の青汁です。

大正 大麦若葉青汁 難消化性デキストリンには、機能性関与成分として、難消化性デキストリン(食物繊維として)が1袋(6.8g)あたり5.1g含まれています。

難消化性デキストリンのはたらきにより、時間をかけて糖質が血中に吸収されるため、食後の糖の吸収を穏やかにすると考えられます。

また、食後血糖値の上昇を抑えるのをサポートし、BMIが高めの方(BMI23~30未満)の内臓脂肪を減らすのを助けます。

素材を絞らずまるごと粉砕する超微粉砕製法により、大麦若葉の栄養がしっかり残されているのも特徴です。

※単独摂取では関与成分がもたらす効果は期待できず、糖質を同時に摂取した際の有効性が認められている商品です。

公式サイトの開発ヒストリーでは、飲みやすさの実現や徹底した品質管理など、大正製薬さんのこだわりが感じられます。

3袋(20.4g)あたりの栄養成分
エネルギー 42.4kcal
たんぱく質 0.41g、脂質 0.1g、食物繊維17.9g、糖質0~2.0g
食塩相当量 0~0.005g

機能性関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維として)15.3g

乳酸菌が配合されているもの

腸内環境を整え、腸内で大腸菌など悪玉菌の繁殖を抑えるはたらきをもつ「乳酸菌」。ヨーグルトやチーズに含まれ、「お腹にいい」というイメージを持っている方が多いと思います。

乳酸菌(にゅうさんきん)/厚生労働省 e-ヘルスネット

継続的な摂取に合わせ、善玉菌の”エサ”となるガラクトオリゴ糖フラクトオリゴ糖食物繊維を一緒にとるようにすると良いと言われています。青汁は含まれる食物繊維量が多いため、乳酸菌との相性は良いと考えられます。

院長 藤田

便通を促したり、腸内菌のバランスをとったりと、さまざまな働きがあると言われる「乳酸菌」が含まれた青汁商品を下記に紹介します。

PRヘルスマネージ 乳酸菌青汁/大正製薬株式会社

出典:https://www.taisho-direct.jp/

1杯にヨーグルト約20個分の乳酸菌にあたる200億個を配合した、大正製薬の青汁です。

※乳等省令によりヨーグルト100mL(生菌)あたりの乳酸菌を10億個として、青汁に含まれる乳酸菌(殺菌乳酸菌)量200億個と比較した場合。

農薬不使用の九州産大麦若葉が超微粉砕製法にて使用されていて、乳酸菌と一緒に摂ると良いとされる食物繊維(善玉菌の”エサ”となる)が理想的なバランスで配合されています。

一般的な圧搾製法では絞りきれない栄養素が捨てられてしまいますが、「超微粉砕製法」は栄養素を余すところなく青汁にすることができる、大正製薬がこだわった特許製法とのこと。栄養と一緒に原料そのものを粉末にする作られ方です。

1本3gあたりの栄養成分
エネルギー 8.1kcal
たんぱく質 0.1~0.4g、脂質0.05~0.09g、食物繊維1.8g、糖質0.7g
食塩相当量 0~0.004g

乳酸菌200億個配合、ビオフェルミン製薬製乳酸菌(ビフィズス菌末として)(1袋(3g)当たり、製造工程中に配合

お腹の調子を整える

健康な状態の便が規則正しく排泄されること、腸内環境が健康に保たれることを目的に青汁を飲みたい方は、有効性試験を行った結果をもとに作られた、有効性・安全性が確認されている特定保健用食品(トクホ)または機能性表示食品の青汁商品から選んでみましょう。

院長 藤田

保健機能食品以外の青汁商品に「お腹スッキリ」などと書いてある、もしくは便秘解消を匂わせる商品があったとしても、そこに科学的な根拠はありません。

さらにダイエット目的で広告されている青汁は販売ページに商品の成分表示がされておらず、栄養素の含有量も不明なものが多いので、注意して選ぶようにします。

カラダ計画「大麦若葉」/ヤクルトヘルスフーズ株式会社

カラダ計画「大麦若葉」/ヤクルトヘルスフーズ株式会社
出典:https://www.yakult-hf.co.jp/products/aojiru/

農薬・化学肥料を使用せず栽培した大分県産大麦若葉に、食物繊維を配合したトクホの青汁です。(ドラッグストアでの取り扱いも多いです)

機能性関与成分として難消化性デキストリンが5.0g含まれているので、お腹の調子を整えます。

1日量(2袋10g)あたりの栄養素
エネルギー 15~32kcal
たんぱく質 0.3~1.1g、脂質0~0.3g、食物繊維5.5g、糖質1.7~4.0g
ナトリウム 15~36mg、カルシウム6~17mg、鉄0.2~1.3mg、マグネシウム2~10mg

機能性関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維として)5.0g

トクホの青汁ファイバーイン/株式会社東洋新薬(株式会社アサヒ緑健)

トクホの青汁ファイバーイン/株式会社東洋新薬(株式会社アサヒ緑健)
出典:https://003003.jp/fiber.html

おなかの調子を整える、難消化性デキストリンを配合したトクホの青汁です。

1袋に1.7gの難消化性デキストリンを含み、3袋/日で食物繊維の目標摂取量の約半分を補うことができます。

1日量(3袋12.9g)あたりの栄養素※メーカー公表の100gあたりの栄養素から計算
エネルギー 35.09kcal
たんぱく質 1.04g、脂質0.26g、食物繊維7.61g、糖質3.34g
ナトリウム 2.73mg、カリウム85.27mg、カルシウム12.0mg、鉄1.10mg、ビタミンK 103.72μg、葉酸0.02μg、ビタミンC 1.55mg

機能性関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維として)5.1g(1袋1.7g)

毎日1杯の青汁 無糖/株式会社伊藤園

毎日1杯の青汁 無糖/株式会社伊藤園
出典:https://www.itoen.jp/products/detail.php?id=2511

国産青汁原料の大麦若葉、ケール、抹茶が使用されている、機能性表示食品の無糖青汁飲料です。

難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれ、おなかの調子を整えたい方に適するとして販売されている商品です。

コップ1杯180mlあたりの栄養素
エネルギー 13kcal
たんぱく質 0.5g、脂質0g、炭水化物7.2g(食物繊維6.4g)、食塩相当量 0.03~0.13g、カリウム12~133mg、カルシウム2~19mg、鉄0~0.7mg、ビタミンK 6~111μg、葉酸1~20μg、ビタミンC 24~101mg

カフェイン 11mg 、機能性関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維)5.0g

青汁の原料と含まれる栄養素から選ぶ

現在販売されている青汁の原料は、「大麦若葉」「ケール」「明日葉(あしたば)」「桑の葉」の4つあります。

院長 藤田

それぞれ特徴がちがうので、目的に合わせて選びます。

青汁商品パッケージ記載の原材料名のところには、下記の4つの名前のうち、いずれかが書かれているはずです。

原料飲みやすさ目的
大麦若葉野菜不足を補う
鉄分を補う

含まれる栄養素のバランスが良い
ケール野菜不足を補う
カルシウムを補う

メラトニン・ルテインが含まれる
明日葉美容のための栄養補給
食物繊維を補う
桑の葉カルシウムを補う
血糖値上昇を抑制するDNJが含まれる

できれば大麦若葉100%、ケール100%といった、他に余計なものが入っていない商品を選ぶようにしたいのですが(原材料が明日葉100%の商品はとても少ないようです)、この場合、飲みやすさは期待できません。

何を目的に青汁を飲もうとしているのか、ぜひ今一度考えてみてくださいね。

また、日頃の食生活を見直すこと、実際の野菜を食べるのが一番だということは忘れてはいけません。

大麦若葉

大麦若葉
【大麦若葉のキーワード】
青汁の原料では現在最もメジャー、栄養素のバランスが良い、飲みやすい、鉄分、SOD酵素

現在1番メジャーな青汁の原料(イネ科)で、ビールや麦茶の原料となる大麦の若い葉の部分を言います。身体に必要な栄養素がバランス良く含まれていて、苦味がなく飲みやすさ、続けやすさが特徴です。

【特徴】食物繊維、ビタミンC/Eが豊富。過剰な活性酵素を取り除く働きをするSOD酵素が豊富で、鉄分がケールより多い。

ケール

ケール
【ケールのキーワード】
メラトニン、ルテイン、苦い、カルシウム

アブラナ科の植物で、欠かせない栄養素や成分が豊富なことから緑黄色野菜の王様と呼ばれています。独特の苦味があり、苦い青汁といえばケール、というイメージですね。
飲みやすさという点では他の青汁原料にかないませんが、ケール100gあたりの栄養素は素晴らしく、ルテイン・メラトニンも含んでいます。

【特徴】ビタミンA、ビタミンB6、葉酸、カリウム、マグネシウム、リンが豊富で、ルテイン・メラトニンを含む。ビタミンC、カルシウムは大麦若葉より多い。

明日葉

明日葉
【明日葉のキーワード】
カルコン、クマリン、食物繊維、βカロテン

セリ科。明日葉に含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変換し、皮膚や粘膜を丈夫にする働きをする栄養素です。明日葉を主原料とした青汁は、ケールより飲みやすいものの、大麦若葉と比べると苦味を感じる人もいます。
「カルコン」「クマリン」は、植物では明日葉にしか含まれない特徴的な成分です。
「カルコン」は明日葉の根や茎を折ったとき、切り口から出てくるネバネバとした黄色い汁で、糖尿病など生活習慣病の予防・治療の可能性について検討が進められてきています(アシタバの機能性に関する研究と特許出願の動向/東京農総研研報 3:81-87,2008)。

同じく含まれている「クマリン」と同様、抗菌作用が強い成分です。明日葉を主原料とする青汁粉末では、成分表示に「4- ヒドロキシデリシン」「キサントアンゲロール」の記載でカルコンの含有量が確認できます。

【特徴】食物繊維、ビタミンE、カロテン、ビタミンKが豊富。βカロテン、食物繊維、ナトリウム、カリウム、リン、ビタミンKの量はケールよりも多い。

桑の葉

桑の葉
【桑の葉のキーワード】
カルシウム、DNJ(1-デオキシノジリマイシン)

味に独特のクセがあり、やや飲みにくい。
桑葉に含まれるDNJ(1-デオキシノジリマイシン)成分は、糖の吸収を阻害し、食後の血糖値上昇を抑制することが報告されています(機能性食品に関する共同研究事業報告/神奈川県衛生研究所)。

【特徴】食物繊維、カロテン、カルシウム、カリウムが豊富。

目的によって、保健機能食品の青汁を選ぶ

院長 藤田

青汁商品はその多くが栄養補助食品(健康食品)ですが、中には保健機能食品(特定保健用食品[トクホ]、栄養機能食品、機能性表示食品)があります

目的に合わせ、保健機能食品として販売されている青汁を活用してみましょう。「コレステロール対策」「お腹の調子をととのえる」など、様々な目的で商品が展開されています。

青汁は、病気や症状を治すことはできません。

食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。全ての食品において、摂り過ぎは禁物です。商品に記載されている1日の摂取量を必ず守ります。また、青汁を飲んではいけない人もいます。下記にあてはまる方は、必ず主治医に相談すること。

  • 抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用している方
  • 腎機能障害の方、人工透析をしている方
  • 肝機能障害の人
  • C型肝炎の人
  • 野菜の摂取制限を受けている方

特定保健用食品(トクホ)表示許可商品の青汁一覧

院長 藤田

トクホは安全性・健康の維持増進に役立つ効果について国が審査し、消費者庁長官が保健用途の表示を許可している食品です。

   ▼下記が目印となるマークです。

トクホのマーク

特定保健用食品(トクホ)は国による個別許可型で、トクホとして許可された商品には許可マークが表示されています。

病気の診断・治療・予防を目的としたものではないため、通院や服薬を行っている方は、必ず医師や薬剤師、管理栄養士などに相談してから使用します。

トクホの青汁比較表

スクロールできます
ヘルスマネージ大麦若葉青汁(キトサン)/大正製薬株式会社
緑でサラナ
カラダ計画大麦若葉/ヤクルトヘルスフーズ
トクホの青汁キトサンイン/アサヒ緑健
トクホの青汁ファイバーイン
商品名PR
ヘルスマネージ大麦若葉青汁
<キトサン>
緑でサラナカラダ計画
大麦若葉
トクホの青汁
キトサン・イン
トクホの青汁
ファイバーイン
販売者大正製薬株式会社サンスター株式会社ヤクルトヘルスフーズ株式会社アサヒ緑健株式会社アサヒ緑健
価格
(税込)
4104円(30袋)
初回2052円
6480円(30缶)
初回5832円
2140円(60袋)
定期便1926円
1万500円(90袋)1万3400円(90袋)
機能性
関与成分
キトサンブロッコリー・キャベツ
由来のSMCS
難消化性デキストリンキトサン難消化性デキストリン
機能性
表示
コレステロールが
高めの方に適する
コレステロールが
高めの方に適する
おなかの調子を
整える
悪玉コレステロール
が気になる方に適する
おなかの調子を
整える
詳細
特定保健用食品(トクホ)解説図
医薬品とは明確に区別されています。食品に「治る」など医薬品的な効果は表示できません。

トクホ表示のある青汁商品は製品単位で有効性と安全性が確認されたものですが、青汁そのものの効果というわけではなく、青汁粉末に配合された成分がもつ効果となるため、勘違いしないよう注意が必要です。

現在販売されている食品について詳細は必ず消費者庁(https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_specified_health_uses/)のWebサイトにてご確認ください。

「機能性表示食品」届出がされた青汁商品

院長 藤田

機能性表示食品は、国の定めるルールに基づき、事業者が安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要事項が消費者庁長官に届出られた商品です。

機能性表示食品はトクホと異なり、国の審査は行われていません。事業者が自らの責任において、科学的根拠を基に適正な表示を行う必要があります。

※機能性表示食品について:https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/(消費者庁)

機能性表示食品解説図

現在販売されている機能性表示食品の青汁はこちら⇒https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/

栄養機能食品として販売される青汁商品

院長 藤田

栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給のために利用される食品です。

栄養機能食品は、個別の許可申請を行う必要がない、自己認証制度です。栄養機能食品として販売するためには、一日あたりの摂取目安量に含まれる当該栄養成分量が、定められた上・下限値の範囲内にある必要があります。

基準で定められた当該栄養成分の機能だけでなく、注意喚起表示も行う必要があります。
利用する際に表示を確認しましょう。

機能の表示をすることができる栄養成分

脂肪酸(1種類)n-3系脂肪酸
ミネラル(6種類)亜鉛、カリウム、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム
ビタミン(13種類)ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸
注意
  • 食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
  • 多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
  • 1日の摂取目安量を必ず守ります。
  • 特定保健用食品(トクホ)とは異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
院長 藤田

栄養機能食品として販売される青汁商品は多くあります。特にビタミンCを機能表示する商品がよくみられました。下記に一部を掲載しておきます。

商品名製造者および販売者機能表示栄養成分
おいしい青汁果菜ティーライフ株式会社鉄(赤血球を作るのに必要な栄養素)
やずやの豆乳青汁株式会社やずやカルシウム(骨や歯の形成に必要な栄養素)
国産はちみつ大麦若葉青汁株式会社ユーワカルシウム(骨や歯の形成に必要な栄養素)
めぐすりやさんの青汁有限会社富山サプリメント,テイカ製薬株式会社ビタミンA(夜間の視力の維持を助ける栄養素,皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素)
国産青汁 爽快有限会社富山サプリメント,大協薬品工業株式会社ビタミンB6(たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素)
与那国青汁ロイヤルジャパン株式会社ビタミンB6(たんぱく質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素)
グルーンナチュールDX株式会社第一薬品工業株式会社ビタミンB12(赤血球の形成を助ける栄養素)
やわた本青汁八幡物産ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
おいしい充実青汁小林製薬株式会社ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
レモンの青汁グリーンハウス株式会社ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
美チョコラ コラーゲン青汁エーザイ株式会社ETビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
日本の青汁 バナナチアシードファイン株式会社ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
おいしいフルーツ青汁株式会社ユーワ鉄(赤血球を作るのに必要な栄養素)・ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
野菜の恵 プレミアム21株式会社シールズ関東ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素)
青汁さんぽ 毎日習慣株式会社日本薬師堂ビタミンD(腸管でのカルシムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素)
ごくごく飲める大麦若葉 栄養アップヤクルトヘルスフーズ株式会社ビタミンD(腸管でのカルシムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素)、葉酸(赤血球の形成を助けるとともに、胎児の正常な発育に寄与する栄養素)
ごくごく飲める 毎日1杯の青汁 すっきり無糖株式会社伊藤園ビタミンE(抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素)
院長 藤田

以上が保健機能食品として販売されている青汁商品です。保健機能食品としての表示がない青汁はすべて「栄養補助食品」となり、効果効能を謳うことはできません。

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