動線分離により院内感染リスクを軽減できる当院のPCR検査と抗体検査について

院長 藤田のアイコン画像院長 藤田

こんばんは。内科総合クリニック人形町 院長の藤田(総合内科専門医)です。

当院では新型コロナウイルスに関する以下の検査を行っております。

  • 保険適用によるPCR検査(検査無料、診察料等2-3千円) 
  • 無症状者への「自費」PCR検査(税込32,000円) ※PCRの結果は2営業日後に通知します。
  • 迅速抗体検査より高精度のCLIA法による抗体検査(7,600円)※抗体検査の結果は3営業日後に通知します。

念のためPCR検査と抗体検査の違いを説明いたしますが、

  • PCR検査=「今」コロナに感染しているか調べる
  • 抗体検査=「過去」にコロナに感染したことがあるか調べる

上記のようになっております。

この他に「抗原検査」というものがありますが、抗体検査はPCR検査同様に「今コロナに感染しているか否か」を調べる検査です。

ただし、(言葉は不適切かも知れませんが)抗原検査はPCR検査の劣化版のような位置づけと捉えていただいても大きく間違ってはおりません。

検査があまり普及していないため原価が下がらず、抗原検査は検査費が割高(≒PCR検査より高い)の場合が多いので、よほどの理由がなければ抗原検査を選択する理由は見つかりません。
※当院でも抗原検査は行っておりません

動線分離は超大事

検査はどこの医療機関で受けても結果に大きな差は出ませんが、当院最大の長所は、院内を物理的にゾーニング(動線分離)していることです。

検査前は実は陰性だったのに、検査を受けに来たことで新型コロナウイルスに感染してしまっては本末転倒ですので、その点では当院は安心していただけると思います。

目次

当院のPCR検査は「だ液」で行っております

PCR検査には2種類あります。

  1. 長い綿棒を使って鼻の奥をグリグリする方法
  2. つば(だ液)を多めに容器に吐いてもらう方法

当院は2.の唾液(だえき)によるPCR検査を実施しています。旧来式の綿棒で鼻の奥をグリグリする方法は、痛い上にくしゃみを誘発して院内感染の原因になってしまいます。

例えば、直前に検査した人が検査時にくしゃみをして飛沫が診察室に付着してしまった場合、その次に検査をするあなたが新型コロナウイルスに院内感染してしまうかも知れません。

もちろんそうならないよう、どこの医療機関でも検査毎に次亜塩素酸水で診察室を消毒を行っておりますが、綺麗にウイルスを除去できるわけではありませんので、当院ではくしゃみを誘発しない「唾液によるPCR検査」のみを採用しております。

また、感染症対策はこれだけでなく、当院は、院内への出入口を発熱者用と一般患者用とで2つに分けるなど、物理的にゾーニング(動線分離)を行うことで、保険適用によるPCR検査を行うことができるクリニックとなりました。

従って、診察の結果「新型コロナウイルスの疑いあり」と私が判定できたなら、保険適用により格安に検査を受けることが可能です。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

なお、保険適用によるPCR検査は、診察料やレントゲン費用などの3割(高齢者は1割)をどこの医療機関でもご負担いただいておりますので、当院においても完全無料ではございません。
※完全無料なのは行政の都合で検査を受ける場合のみです

自費PCR検査の価格比較(23区内)

PCR検査を自費で受けようと思ったとき、できるだけ安い医療機関で検査を受けたいと思うのは当然のことだと思います。

そこで、東京23区内のPCR検査の医療機関別の価格調査を行いましたので参考にしてみてください。

当院のCLIA法による抗体検査はかなりの高精度

当院では以下の2種類の抗体検査を行っております。

イムノクロマト法(迅速検査)精度が低い為扱い停止
ロシュ社のCLIA法(高精度)税込7,600円

イムノクロマト法は、多くの方がイメージされている方の抗体検査です。指先からプチっとほぼ痛みなく採血して、その場で検査キットで抗体を調べる方法です。

新型コロナウイルス抗体検査
イムノクロマト法による抗体検査

約10分で結果が出ますので、「迅速簡易検出法」と呼ばれております。検査当日に結果がすぐに出ますので人気の検査方法ですが、偽陽性といって、本当は抗体を持っていないのに抗体を持っているという結果が出てしまうことが多めの検査法です。

一方、「CLIA法」と呼ばれる抗体検査は、注射針で少量の血液を腕などから採取して検査機関に送って正確に抗体を調べます。偽陰性は0%で偽陽性は5%程度ですのでイムノクロマト法(迅速検査)より精度が高い検査法です。

CLIA法による抗体検査

CLIA法の中でも、当院が採用しているロシュ社の検査法は特異度が99.2%(メーカー公表値)、つまり、偽陽性がたったの0.2%しかない大変精度の高い検査です。よってお急ぎでなければロシュ社のCLIA法での検査を当院ではおすすめしています。

当院の抗体検査の詳細は下記記事をご参照ください。団体割引料金についても記載しております。

東京23区内の抗体検査の費用を比較してみました

「抗体検査には2種類あって、なんとなく違いは分かったけど、値段が気になるよね」

というあなたの声が聞こえてきたので、東京都心部の医療機関の検査費用を調べてみました。当院は下(安い方)から数えたほうが早い気がいたしますが、最安値よりもゾーニング(動線分離)にこだわったクリニックですので価格で勝負はしておりません。

また、上記の記事では検査時の安全面についても調べてありますので参考にしてみてください。

以上


この記事を書いた人

内科総合クリニック人形町院長 藤田医師
藤田 英理

内科総合クリニック人形町 院長
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
東京大学医学部保健学科および横浜市立大学医学部を卒業
東京大学付属病院や虎の門病院等を経て2019年11月に当院を開業
最寄駅:東京地下鉄 人形町および水天宮前(各徒歩3分)

目次
閉じる