こんばんは。内科総合クリニック人形町 院長の藤田です。
女優さんやモデルさんで、前髪を上げて綺麗なおでこを見せている方がたくさんいらっしゃいます。
おでこを出すと、聡明な印象や、明るい印象を与えることができると一般的に言われますが、おでこの形や狭さが気になって、おでこを出してみたいけど抵抗があるという方もいるのではないでしょうか?
また、おでこが狭いために好きな前髪のスタイルを楽しめない、おでこが狭くてなんだか恥ずかしい、という人もきっといるでしょう。
実は、韓国では、このような悩みを解消するために、「ヘアライン脱毛」と呼ばれるおでこの脱毛(おでこの髪の毛の生え際部分の脱毛)が流行っています。
女優さんやモデルさんでも、おでこ脱毛のビフォーアフターが出ていたりして、見比べてみると確かに全然印象が違うとびっくりする程です。
おでこが広く、丸く綺麗な形をしていると、顔全体のバランスが良く見えるなど、おでこを出せる以外のメリットもあり、日本でもじわじわと人気が高まってきているのがヘアライン脱毛なのです。
やけどなどの恐れがあるため、日本ではまだ、髪の毛部分の脱毛を受けられるところが少ないのが現状です。それでも、いくつかのクリニックでは、おでこを広げる脱毛をすることも可能なので、この記事で詳しく紹介していきます。
それ以外にも、「おでこ脱毛をして本当に後悔しないの?」「おでこ脱毛って痛くないの?」「おでこを広げてどんな良いことがあるの?」など、疑問を解決していくので、ヘアライン脱毛をしてみたい!という方はぜひこちらの記事の内容を参考にしていただければと思います。
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おでこ脱毛はメリットが多い
おでこの脱毛では、メリットがいくつかあります。おでこなんて普段あまり見えないし…と思うかもしれませんが、生え際を脱毛することで良いことがたくさん起こります。
おでこの形が整って綺麗に見える
まずは、おでこの形が整うのがメリットです。富士額だったり、おでこが極端に狭かったり、四角い感じになっていたり、人によっておでこの形は様々。産毛が濃い人もいると思います。
このようなおでこだと、なかなかすっきりした印象にはなりません。生え際の毛が生えているラインがでこぼこしているよりも、綺麗に丸くなっていたり、ラインが整っていると、それだけで清潔感のあるすっきりとした印象に変わります。
おでこの形がすでに整っているのなら良いのですが、おでこの生え際のラインがバラバラ、産毛が濃い、ある部分は毛が多いのに別の部分は少ないなど、何かしら気になるところがある場合にはメリットが感じられるはずです。
おでこが広くなり前髪のバリエーションが増える
おでこ脱毛では、生え際のラインを整えるだけでなく、生え際を後退させるように脱毛して、おでこを広げることもできます。(どこまでできるかはクリニックによります)
髪の毛をなくすなんて、と思う方もいるかもしれませんが、前髪部分の毛が多くおでこが狭いと、好きな前髪のスタイルを楽しめなくなってしまいます。
例えば、今流行りの韓国風のシースルー前髪や、斜めに流す前髪も、おでこが狭いとやりにくく、なんとなく下に下ろすだけなどワンパターンになってしまいがち。
こんなことを解決するのに、おでこの生え際を広げる脱毛はおすすめです。
なんとなくおでこの狭さや形が気になって、好きな前髪を楽しめていない、という方にもおでこ脱毛は非常にぴったりだと思います。
顔のバランスが良くなる
おでこを脱毛することで、おでこ以外、つまり顔全体に良い影響を与え、顔のバランスを良くすることができます。
どういうことかと言うと、おでこが広がると、目・鼻・口などのパーツが全体的に下の方に感じられるため、童顔っぽくなったり、少し幼顔になって可愛らしい印象になるのです。
赤ちゃんの顔を思い浮かべてみてください。おでこがつるんと広く、あどけない感じがしますよね。
また、韓国の女優やモデルを見てみると、おでこが狭いよりも広い人の方が圧倒的に多いのがわかるはずです。
現在は、おでこが広い=美しいと言われることが多く、おでこを広げる脱毛によりあどけない可愛らしい印象を与えることができます。
おでこの生え際のラインを綺麗にしたり、額を広げたりすることで、おでこが綺麗になるだけでなく顔のバランスが良く見えるなどメリットがたくさんある。
おでこ脱毛は広げすぎに注意が必要
おでこ脱毛はメリットが多いとお伝えしてきましたが、注意点もいくつかあります。特に注意が必要なのは、「広げすぎに注意」ということです。
後戻りができない上に目立つ箇所
おでこ脱毛は、医療で扱っているところがほとんどで、高出力のレーザーを当てて行います。すると、効果が高いため、最初の数回はまた生えてくるものの、だんだんと毛の量が少なくなり、毛が生えてこなくなります。
例えば、おでこ脱毛で生え際を広げる脱毛をして、5回以上医療脱毛を受けたとすると、その部分はもう髪の毛はほとんど生えてきません。
もしここで広げすぎてしまっていると、後戻りすることができないのです。
さらにおでこは顔の一部で目立つ箇所でもあるので、もし失敗してしまうと悲しい結果となってしまいます。
心配な人は、やりすぎないように事前のシェービングをスタッフにお願いするなど、自分で判断して行わないようにしましょう。
自然な産毛を残せないので多少不自然になる可能性がある
おでこ脱毛の2つ目のデメリットは、自然な産毛を残せないことです。ふわふわとした自然な産毛を残すことは難しいため、生え際からしっかりした毛が生えてきます。
これが気になる方は、おでこ脱毛はしない方がいいかもしれません。とはいえ、思いっきり不自然になることはまずないので、そこまで心配する必要もないと思います。
あくまで、産毛のある自然なおでこにするのは難しいというだけです。
おでこ脱毛は医療脱毛とサロン脱毛どっちがいい?
おでこ脱毛を行う時には、医療脱毛とサロン脱毛と迷う人がいるかもしれませんが、ほとんどの人は医療で行うことになるはずです。
おでこ部分は医療でもサロンでも大丈夫ですが、おでこの生え際、つまり髪の毛部分となると、ほぼ医療のみでしか扱っていないためです。
おでこを広げる脱毛を受けるなら、効果が高く安全性の高い医療脱毛がおすすめです。
効果が高いので、少ない回数で済みますし、やけどなどの万が一の症状にも薬などで対応してもらえます。
そもそも、サロン脱毛でおでこを広げる脱毛をしようと思っても、可能なところは見つからないと思います。それは、やけどなどの恐れが高いため。
もしサロンで炎症が起きても、医師や看護師はいないので、薬を出すことはできません。そうした安全性の面から見ても、医療脱毛の方が良いと言えるのです。
おでこを広げたい場合は特に、効果と安全性が高い医療脱毛がぴったり。やけどなどのリスクもあるが、薬や診察で対応可能。
おでこ脱毛の回数や料金を解説
おでこ脱毛完了までに必要な回数や料金の目安について、詳しく解説していきます。
おでこ脱毛に必要な回数と期間
おでこ脱毛完了までに必要な回数は、5〜15回前後となります。
顔の場合は毛周期が短く、だいたい1〜2ヶ月に一回の周期で通えるので、半年〜1年半ほどで脱毛が完了します。
どうして5〜15回とこれほどの回数の開きがあるのかというと、脱毛したい部位の広さや毛量によって変わってくるからです。
当然、範囲は狭い方が早く済みますし、産毛だけなら毛の量が少ないので、少ない回数で終わります。
それに対して範囲が広く、しかも髪の毛部分まで脱毛するとなれば、毛が濃い分時間がかかります。
クリニックでのカウンセリングの際に、脱毛したい範囲を伝えれば、大体の目安となる回数を出してくれるはずなので、最初に確かめておきましょう。
おでこ脱毛にかかる費用・料金
おでこ脱毛にかかる費用について、簡単にまとめておきます。
ここでは、おでこ・額脱毛を行っているクリニックを紹介します。
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回数 | 渋谷美容外科 | 湘南美容クリニック | フレイアクリニック | レジーナクリニック | 聖心美容クリニック |
---|---|---|---|---|---|
額脱毛 1回 | 2750円 (1万6500円) | 5800円 | 1万3200円 | 2万5000円 | |
額脱毛 5回 | 8800円 (5万5000円) | 1万6200円 (6回) | 2万7500円 | 2万9700円 | 10万円 |
額脱毛 8回 | 1万3200円 (7万9200円) | 4万880円 | 3万9600円 | 16万円 | |
剃毛代 | 初回1100円 2回目~2200円 | 10分間無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
おでこを 広くする | 髪の毛部分も照射OK ※髪の毛含む額脱毛は 上記( )内料金 | 生え際ギリギリ まで照射可能 (0.5cm以上あける) | 髪の毛部位 は照射不可 | 生え際ギリギリ まで照射可能 | 生え際から1cm程度 まで照射可能 |
詳細 |
1回料金は1万円~2万円程度で受けられるクリニックが多く、8回では4万円代がおでこ脱毛の値段の目安となります。
おでこ脱毛を受ける前に知っておくべき注意点
最後に、おでこ脱毛を受ける前に絶対に知っておいてほしい注意点を、いくつか紹介して終わりにします。
- 髪の毛の脱毛の痛みについて
- おでこ脱毛の前にやっておくべきこと
- おでこ脱毛完了までの過ごし方
生え際の脱毛は痛みが強い
医療脱毛は痛みが強いと聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それは一部だけです。手足や脇、お腹や背中などの体は、あまり痛みを感じません。
痛みが強い部位は、毛が太く毛量の多い箇所です。例えば、VIO。そして…髪の毛です。
残念ながら、髪の毛を脱毛する場合は、痛みを感じやすくなってしまいます。毛が太いと、レーザーがしっかり反応するためですね。
痛みが心配な人は大丈夫かな、と気になるかもしれませんが、痛いと言っても、ほんの数回の照射の時のみなので、短い時間我慢できれば問題ありません。
髪の毛の生え際部分なら、3分とかからず照射は終わるでしょう。たしかに痛みはありますが、短時間だけの我慢と考え、乗り切るようにしてください。
事前にセルフシェービングを行う
脱毛前にやっておくこととしては、シェービングがあります。
おでこを広げたい場合には、髪の毛も丁寧にシェーバーなどでシェービングする必要があります。
ただ、髪の毛のシェービングでは引っかかったりして、うまく剃れなかったり、思った以上に剃ってしまって失敗した…となることも。
心配な方は、クリニックでスタッフにお願いするのがベターです。シェービング料がかかるクリニックもありますが、自分で剃って失敗するくらいならお願いした方が良いと思います。
事前のセルフシェービング、自分で脱毛したい範囲が決まっていたり、丁寧に行える方の場合は自分で、そうでないならスタッフにお願いしましょう。
脱毛完了まではおでこを隠すのが良い
脱毛完了までは、髪の毛部分がすぐに生えてきたり、剃ったところや脱毛後は少し青くなったりするので、できれば隠すのがベストです。
ただし、もともとおでこを出していた人でも、生え際の脱毛範囲が狭かったり、少し生えてくるたびに丁寧に剃ったりしていれば、おでこを出していても不自然ではありません。
脱毛完了までは少し大変かもしれませんが、隠したり、生えてきたら丁寧に剃ったりすれば、あまり気にならずに過ごすことができるはずです。
おでこの広げすぎに注意
最後に、この記事の途中でも書きましたが、おでこの広げすぎには要注意です。
医療脱毛は効果が高い分、後戻りがしにくいので、おでこの生え際の他にも、眉毛など、後から生やしたくなっても生やせなくなるので気をつけましょう。
はじめのうちは0.5〜1センチくらいの範囲から始めて、徐々に広げていくこともできます。
いくら大きくて綺麗な丸いおでこに憧れても、やり過ぎてしまっては元も子もないので、ご自身のお顔をよく見て、スタッフに相談したりしながら少しずつ脱毛していくのがおすすめです。
おでこが変わると顔全体の印象が変わる
おでこ脱毛と言っても、おでこだけに影響するのではなく、顔全体の雰囲気や印象が大きく変わります。
産毛が気になっていたり、おでこが狭いことが気になっていた人は、ぜひチャレンジしてみてください。
今回の記事のまとめです。
- おでこ脱毛をすると形が整う・顔のバランスが良くなる
- おでこの広げ過ぎには注意が必要
- おでこ脱毛をするなら医療脱毛がメリットが多い
- 回数は5〜15回、期間は半年〜1年半が目安
- 痛みが強いが短時間なので耐えられる程度
まだまだ日本ではできるところが少ないおでこ脱毛ですが、顔の印象をガラッと変えたい方はぜひ検討してみてくださいね。