- 「オリジナル治療薬」をアピールするクリニックは行ってはダメ
- 「患者毎の完全オーダーメイド治療」は病院なら当たり前
- メソセラピーやHARGは論外。治療がシンプルなほど予後は良好になる
- 薄毛治療薬の濃度調整以外医師にやれることはないので名医を探す必要はない
- 大手の月3万円は高すぎ。1万円強払えば最高の治療が受けられることを知ろう
- 厳選AGAクリニックおすすめランキング

こんばんは。内科総合クリニック人形町所属の毛髪診断士です。AGA治療歴25年で自毛植毛も経験済みです。
きっとあなたは、下記のようなことを考えてこの記事たどり着きませんでしたか?
- 評判の良いAGAクリニックは?
- どこのクリニックの薬が一番生えるんだろうか?
- 名医が在籍している病院は?
- 安くて発毛するAGA専門クリニックはどこ?
これらの疑問に対して医学的根拠を交えて解説するのがこの記事です。
先に結論を言いますと、薄毛を治すのも発毛させるも薬の成分です。必要なのはフィナステリドとミノキシジル、この2つだけです。L-リジンも亜鉛もノコギリヤシもフコイダンも不要です。

「どこのクリニックが」とか「名医が」は一切関係なし。薄毛を治すのは医師の腕ではなくどこにでも売っている「薬(ただし個人輸入代行以外)」です。
なぜそう言い切れるのかを、当院院長の藤田先生に解説してもらいます。
フィナステリドとミノキシジルの濃度調整以外やることは無し

藤田先生、AGAクリニックの診察で医師側が大切にしていることを教えてください

血液検査の各数値を見て際立った問題がなければ、薄い濃度の薬から処方して段々と濃くしていく、ただそれだけです。腕の差は出そうと思っても出ませんね。

解説いたします
血まなこになって、という言葉を使うのは大変失礼かもしれませんが、必死に名医を探す必要はありません。
薄毛を治すのは医薬品です。それ以上でも以下でもありません。名医が処方しようが新米医が処方しようが効果は同じで、処方する薬も決まっています。
国のガイドラインに則(のっと)って診察し薬を処方します
AGAクリニックは、内閣府公認団体である公益社団法人日本皮膚科学会が制定した男性型脱毛症診療ガイドラインにしたがって診療を行います。
ガイドラインは法律ではないので従わなくても罰せられることはありませんが、実質的に国が定めたルールですのでAGAクリニックではガイドラインどおりに診療を行うことが原則になっています。
以下に簡単に説明していきます。
まずは脱毛予防、同時に外用薬による発毛治療
AGA(男性型脱毛症)は進行性ですので、まずは今以上に薄毛にならないように脱毛予防薬であるフィナステリド(飲み薬)を処方します。正規薬はプロペシアですが、高いのでジェネリック医薬品を勧める場合が多いです。
※ザガーロは非推奨にしています
【プロペシアのジェネリック医薬品】
それと同時に、発毛治療としてミノキシジル外用薬(育毛剤)を処方します。フィナステリドもミノキシジル外用薬も濃度の薄いものからスタートし、効果が出なければ経過観察しながら徐々に濃いものにしていきます。

医師がやること、いえ、やれることは本当にこれ(濃度調整)だけです。
ミノタブは副作用リスク高し。自分の身は自分で守りましょう
ミノキシジルには通称ミノタブ(ミノキシジルタブレット)と呼ばれる内服薬もあります。
先に説明したガイドラインでは非推奨薬扱いになっていますが、発毛させるためにはミノタブは避けては通れないので、例外を除いてほぼどこのAGAクリニックでもミノタブを処方しています。
ただし、ミノタブは発毛効果は絶大ですが、それと引き換えに循環器(心臓や肺、血管)に重篤な副作用を出しやすい非常に怖い薬です。
【ミノキシジルタブレット】
それゆえに、ミノキシジルは循環器内科でしか本来は扱ってはいけない薬だと私は思っていますが、AGAクリニックの医師の実態は、元は眼科医や麻酔科医、泌尿器科医などからの「転職組」が9割以上を占めています。
つまり、循環器のことは何も分かっていないで薄毛患者にミノタブを処方していますので、もしミノタブを服用している人は、医師を頼りにせずに自分の身は自分で守ってください。
AGA専門医たちの薄く浅い知識と経験を頼りにしてはダメです。下記の記事でミノキシジルの副作用について詳しく説明していますので、時間があるときにゆっくり読んで、定期的に心電図検査を受けるようにして下さい。
「オリジナル治療薬は数百種類」は何の意味もないのでドスルーOK

AGAクリニックの公式サイトを見ると「患者に合わせて約600パターンの治療薬を取り揃えています」みたいな文言が書いてあるのですが、あれは本当なのでしょうか?

600パターンが本当かといえば本当ですが、患者を幻惑して「優良クリニック感」を演出しているだけですので騙されないようにして下さい。

解説いたします
600パターンのタネ明かしをしていきますね。
プロペシアとそのジェネリック医薬品で3種類あったとして合計で4種類。それぞれ濃度が違うものを5段階あればこれだけで20パターンになります。
ミノキシジルタブレットも5段階の濃度であれば5パターン。これに加えて、薄毛治療には医学的根拠がほぼないけど、ゼロでもないサプリメントであるビタミン類3種類に亜鉛、Lリジン、ノコギリヤシなどで約6パターン。
【濃度別ミノキシジルタブレット】
これらを掛け算すると下記のように600パターンが簡単に出来上がります。
20パターン × 5パターン × 6パターン = 600パターン
これにフコイダンを加えれば700パターンになり、カルプロニウム塩化物を加えれば800パターンになります。単純な掛け算です。
この600や800パターンの中で、Aという患者には271パターン目がベストとか、Bという患者には563パターン目が最も効くはずだとか、そんな判断は人間の頭脳では不可能だしAIが超絶的に進化しても無理です。

サプリメント類の発毛効果は測定不能です。発毛効果がゼロとは言いませんが、飲んだからといって発毛しません。発毛するのならそれらのサプリメント類は医薬品に指定されるはずですが、でも指定されていませんよね?
にもかかわらず、頭皮の状態と血液検査のデータを見た後に、最もらしい顔をしながらこう言うんです。

これ↑を、AGA業界の隠語で「M1(グランプリ)」と呼んでます。
「〇〇クリニックさん、最近経営がうまく行ってないみたいでM1に手を出し始めたらしいよ」という風に使います。
※Mは「もっともらしい」の頭文字から取ってます
ビタミンEと亜鉛が一切不要だとも、「絶対発毛しませんよね?」とも言いませんが、ビタミンEも亜鉛も、サプリメントとして服用するより食事として摂食したほうが吸収が早いのは医学の常識ですよね?って話なんです。

ビタミンEや亜鉛を含んだ食べ物のリストなどを患者さんに渡して「意識して多めに摂食するようにしてください」というアドバイスなら分かるんです。
あるいは100歩引いて、「DHCとかの安いサプリで構わないので2か月くらい飲んでみて下さい。それで様子見しましょう」ならまだ理解します。

それなのに、DHCの3倍も5倍もするサプリを処方するのって、どうなんでしょうか。ボッタクリじゃないですか?とツッコまざるを得ないのです。
私は一人だけ「名医」と言っても差し支えない先生を存じ上げていますが、その先生は余計なものは一切勧めてきません。それどころか、必須薬のフィナステリドでさえこう言ったります。

こういう先生こそ信頼すべきであり、もし多少薬が高く感じたとしてもその先生のところでお世話になるべきです。
この先生が自分のクリニックには正規薬だけを置いている事には先生なりの深い意味と信念がある。でも割高なので、患者のお財布事情を会話の中などから察し、ジェネリック医薬品を取り扱っている他院を勧めたりする。
これこそが真の「患者ファースト」です。
メソセラピーやHRAG治療には絶対に手を出さないようにしましょう
ついでに解説しておきますが、メソセラピーやHARG療法という薄毛治療メニューをAGA専門クリニックの公式サイトなどで見たことがないでしょうか?
これらの治療を簡単に解説すると、頭皮に針を刺して発毛成分(らしきもの)を毛根周辺に直接注入する治療法です。
【HARG療法】
順天堂大学の植木先生(名前出してすいません)が日本毛髪科学協会のセミナーで「メソセラピーやHARG療法の針の痛みで円形脱毛症になった患者さんがいます」とおっしゃってました。
※植木先生は円形脱毛症の権威です
最近では、ノーニードルメソセラピーといって、針(ニードル)の無いタイプのメソセラピーなども開発されていますが、やっていることは育毛剤を弱電流などの力で頭皮に浸透させているだけです。
【メソセラピー】
毎日ノーニードルメソセラピーをやるなら多少は効果があるかもしれませんが、月に1回や2回やったところで無意味です。
メソセラピーやHARGをやって発毛したという話を聞いたことはありますが、これは、同時に必ず処方されるプロペシアやミノキシジルの効果のおかげで、やってみたら分かりますがメソセラピーやHARG単体治療で発毛することはまずあり得ないです。

ビックリするほど高額ですし、よほどお金に余裕がある方以外は、勧められても上手に断ってください。
「患者ごとに完全オーダーメイドの治療」は病院なら当たり前

毒舌解説ありがとうございました(笑)ところで藤田先生、オーダーメイド治療ってどう思いますか?

オーダーメイドなどという言葉は医師の現場には存在しないです。なぜならすべての治療は完全オーダーメイドだからです。

解説いたします
毒舌が止まらない女ですいません。不快でしたら記事を閉じてしまって結構です(汗)
でも本当のことをちゃんと書いておかないと医師ばかり儲かって患者は薄毛は治らずお金だけ湯水のごとく出ていくという「惨劇」になってしまいますからね。よろしければもう少しだけお付き合いください。
治療というものは、患者に合わせてやり方を変えるのは当たり前です。


病院にいくと、アレルギーや過去の病歴などのアンケートを最初にとると思いますが、アンケートをとった時点で「完全オーダーメイド治療」と言えてしまうんです。
いえ、アンケートを取らなくても、患者の声に耳を傾け、聴診器をあてて、その後に全員に同じ薬を出すなんてことはありえないですよね。
内科でも整形外科でも、相手の症状を聞いてそれに最適な治療をするのが病院というところです。つまり、病院やクリニックはどこでも例外なく完全オーダーメイド治療なんです。
というツッコミをすると、こういう広告を出すクリニックが現れます。

最近ではさらにヒネりを入れて「テーラーメイド」と言うところまで現れました。いやいや紳士服じゃないんですからそこはもうオーダーメイドでいいじゃないですか。
ほんとコントがお好きなAGAクリニックさんが多くて困ちゃいますよね。
ろくろ回しや腕組みをしている医師が出てきたら即閉じてください
もう今日はこのまま毒舌モードで突っ走りますね。
AGAクリニックを選ぶ際に、とても簡単に「行ってはいけないクリニック」を判別する方法をお教えてします。
ろくろ回し
「ろくろ回し」という名前だけどピンとこないかも知れませんのでまずは画像をどうぞ。

陶器を作るさいの動作の一つですが、「どこのAGAクリニックがいいかなあ」と探していて、どこかのAGAクリニックの公式サイトを開いた際に、下記のようなろくろ回しのイメトレをしている医師が出てきたら即閉じて大丈夫です。

ろくろ回しを趣味にしているAGA専門医は笑ってしまうくらいたくさんいます。
「AGAクリニック」でググってみてください。特に広告枠に出ているような所の公式サイト内ではだいたいろくろ回しをしています。
恐らくですが、カラオケでマイクを握った手の小指がピンと立つタイプの人な気がしてならないです。

ほんとコントにしか見えないので、そういう目線で各AGA専門クリニックの公式サイトを眺めると、「ふふっ」っと笑えるのでヒマつぶしに覗いてみて下さい(笑)
ろくろ回しの技術を高めるより、患者のためにAGAの知識をもっと深く幅広く習得して欲しいものですよね。
腕組みは自信の無さの裏返し
続いて腕組みです。

「どうだ」みたいな感じのこんな男性医師が出てきたら、これも秒速で閉じてしまって大丈夫です。
心理学的には自信の無さの裏返しですよね、これって。
儲かりすぎてガッツポーズしている男性医師
続いてガッツポーズです。これも割りと定番ポーズです。

「僕があなたを稼がせます!」っていう、あやしい情報商材や高額なオンラインサロンへの勧誘広告に出てきそうですよね。
患者さんが欲しいのはお金じゃなく髪の毛です。
オリジナル発毛治療はたったの1千万円です
ついでにこれもえいっ

「インドに伝わる“古くて新しい”アーユルヴェーダ式発毛法が今ならたったの1万円です」っというセリフが似合いそうです。
※そんな発毛法はありません
各クリニックの公式サイトを疑いの目線で覗いてください
ここまでに上げてきた写真の例ですが、決して冗談ではなく、検索してみると分かりますが、このコントのような写真が多くのAGA専門クリニックの公式サイト内で登場します。
そして、9割以上の高確率で業界内で怪しいと評判のAGA専門クリニックです。覚えやすいと思いますので、このような写真が出てきたら速攻でそのクリニックのサイトは閉じてしまって下さい。
写真が全てはないのはそのとおりなのですが、やはり自信がないクリニックはロクラー(ろくろ回し)が多いですし、腕組みしている先生もたくさんいらゃっしゃいます。
2021年最新版AGAクリニックランキングを発表(費用比較)
ここから私が推薦するAGAクリニックを3つ紹介します。
今まで冗談かのように説明してきたことが、実はどれもとても大切なことを言っていて、ランキングにはその重要ポイントが、クリニックを選択する際の大事な判断基準となっています。
- 「オリジナル治療薬」をアピールしていない
- オーダーメイド治療という言葉を無意味に使っていない
- メソセラピーやHARG療法などの怪しい治療に手を出していない
- ろくろ回しや腕組み、ガッツポーズをしていない
これらを踏まえてランキングを作成いたしました。4位→1位の順に紹介します。
第4位:銀座総合美容クリニック(銀クリ)

- 院名:銀座総合美容クリニック(銀クリ)
- 住所:東京都港区新橋(新橋駅1分)
- 治療費:月7,150円(税込)~
- 特徴:日本最大の集客数を誇る国内を代表するAGA専門クリニック。大手なのに治療費は低めに設定されており、遠隔診療にも対応。
ランキング第4位の銀座総合美容クリニックは、通称である「銀クリ」のほうが有名ですかね。新橋駅前のビルに大きな看板広告が出ていたり、JR山手線の車内広告でも銀クリの名前をたまに見ると思います。
【銀クリの電車広告】
一店舗あたりの集客数では、ここの事務長曰く「日本一」だそうです。確かにそれは誇張や嘘ではなさそうで、行けば分かりますがとにかくものすごく混んでます。
※銀クリは新橋の1院のみです
価格がランキング上位のクリニックより高いので第4位としましたが、超有名AGAクリニックにしては価格は十分安いと言い切って良いと思います。
月あたりの治療費は2万円切っています。AGAクリニックの老舗中の老舗であるヘアメディカルやAGAスキンクリニックなどの大手はどこも月3万前後はかかりますので、銀クリは格安と言って良いと思います。
とにかく混んでいるクリニックで、医師も大勢在籍しています。ただし、ここは良い意味で「箱推し」、つまり、名医がいない代わりにどの医師に当たっても全く同じクオリティの治療が受けられます。
CMなどに出演しているからといって、わざわざ正木院長を指名する必要はないってことです。むしろ他の先生のほうがしっかり診てくれる印象さえあります。
女性スタッフの接客も完璧です。

ただし、決して接客を売りにしているわけではなく、銀クリのストロングポイントは日本一の集客数を誇る患者からの熱い支持です。
この先に紹介するランキング2位や1位のクリニックよりは治療費はやや高いかも知れませんが、実績重視で選ぶなら銀クリがベストだと思います。
第3位:湘南美容クリニック

- 院名:湘南美容クリニック
- 住所:全国約70院
- 治療費:月1,800円(税込)~
- 特徴:日本最大の店舗数。大手なのに治療費は激安で遠隔診療にも対応。フィナステリド入りの発毛剤を処方しているのは国内ではここだけ。
ランキング第3位は、日本最大の美容クリニックである「湘南美容クリニック」です。店舗数は日本最大なのに、遠隔診療にも対応していて色々と便利なクリニックです。
業界最大手なのに格安の値段設定でビックリします
湘南美容クリニックの特徴は、日本最大の店舗数です。全国に70院くらいありますので、どこに転勤しても通うことが可能です。
ただし、バックエンド商品としてメソセラピーや毛髪再生医療という、少し怪しめのオプションメニューが存在していることを減点しています。ロボット植毛もいただけないですね。
女医さんも美人揃いです
湘南美容クリニックの女性スタッフは本当にかわいい子がそろっています。それだけでなく、ここは先生も美人揃いで有名です。

ただし目の保養にはなっても、意思が弱い男性はついつい余計な薬を購入したりオプションメニューを契約してしまうかも知れませんので、そこは十分にご注意くださいね。
※納得の上でならもちろんOKです
第2位:イースト駅前クリニック

- 院名:イースト駅前クリニック
- 住所:全国主要都市に13院
- 治療費:月3,800円(税込)~
- 公式HP:イースト駅前クリニック公式HP
- 特徴:全ての店舗が駅前徒歩1分以内。治療費も国内最安値級で遠隔診療にも対応。高額な治療メニューが無く初心者向きの超優良クリニック。
全国都市部の主要ターミナル駅にある全店舗(13店舗)が駅前徒歩1分に立地している「イースト駅前クリニック」がおすすめランキング第2位です。
公式サイトを覗いてもらえれば分かると思いますが、前述した「4つの重要要素」を全て満たしていて、かつ、店舗数が多く価格も超良心的ですので、総合的にみてここを上回るAGAクリニックはなかなか見つからないと思います。
怪しいオプションメニュー一切なし
大手ではここだけですね。怪しいことに一切手を染めず愚直に経営しているAGAクリニックは。
当ブログは「医師に頼らず自分で治療の判断ができるようになる」ことをモットーにしています。なぜなら、そうしないと患者のみなさんが倫理観のない医師に騙されてしまうからです。
しかし、イースト駅前クリニックは初心者が診察に訪れても大丈夫です。余計な治療や薬を一切勧めてこず、必要最小限の薬を短時間の診察時間で最速処方してくれますので本当に安心安全です。
診察時間が例え短くても、医薬品は国内認可薬しか取り扱っておらず、メソセラピーなどの怪しいメニューも一切ありませんし、ビタミンなどのサプリも勧めてきません。
「(良い意味で)何もしないイースト」として業界内で知る人ぞ知るクリニックで、必要最小限の種類の薬1か月分を短い診察時間で処方して「はい終わり」という感じです。
商売っ気が全くない大変珍しいクリニックです。稼ごうという気が皆無なのでしょうか。
遠隔診療にも対応
イーストさんは遠隔診療にも対応していますので、初診以外は薬や発毛剤を郵送してくれますので2回目以降は通う必要もなくなります。
テレビ電話で頭皮の状態や健康状態などをヒヤリングして問題なければ、次の1か月分の必要最小限の薬を郵送してくれます。
- 国内認可薬をできるだけ安く入手したい
- 医師の診察はできるだけ短く簡素な方がいい
- 余計なものをセールスしてこない
- 初診からのオンライン診療もOK
このような方にピッタリのなのがイースト駅前クリニックです。
安いだけでなく、全国に店舗がある大手AGAクリニックですので色々と安心だと思います。同業者である私からも自信を持ってイースト駅前クリニックさんを紹介できます。
第1位:CLINIC FOR(クリニックフォア)

院名 | CLINIC FOR(クリニックフォア) |
店舗 | 新橋院など東京都心部に6店舗 |
形態 | 遠隔オンライン診療 |
月額 | 8,330円(発毛剤+脱毛抑制薬) |
特徴 | 大手なのに国内最安クラス |

私が推奨するAGAクリニック第1位は、遠隔診療を行っているCLINIC FOR(クリニックフォア)さんです。1位の理由を説明しますね。
- 内科併設なのでAGA治療による副作用対応を含めて安心して治療を受けられる
- 大手クリニックグループなので薬の品質に信頼が置ける
- 遠隔診療メインなので待合室でコロナに感染することがない
- 適正濃度の薬を誠実に処方してくれる
- 大手なのに格安(国内最安クラス)
AGA(男性型脱毛症)の治療で絶対に欠かせない薬はミノキシジルタブレット(飲み薬)です。
事実上国が定めたと言っていい「AGA診療ガイドライン」ではミノキシジルタブレットは治療薬として推奨されていませんが、ミノキシジルは育毛剤として頭皮に塗っても大きな成果は出ません。
ミノキシジルを服用しないと満足する結果(発毛)を出せないのは医師なら誰でも知っていることです。ただし、ミノキシジルタブレットは循環器(心臓や血管)に副作用が出やすい薬です。

ここがクリニックを選ぶ際の大きなポイントですが、AGAクリニックは皮膚科に属しますので循環器の副作用に対して素人同然なのです。
CLINIC FOR(クリニックフォア)は、大手クリニックにもかかわらず治療費は国内最安クラスです。でも、安さを理由でランキング1位にしたわけではなく、心不全などの副作用対応を含めて患者さんへのケアが万全だから1位に推したのです。
ランキングの2~3位に推薦したクリニックはとても素晴らしいところだと思います。
でも、治療の安全面なども含めて考えるとCLINIC FOR(クリニックフォア)が他を1歩リードしていることは否(いな)めないし、治療費も国内最安クラスですので、AGAクリニックを選ぶならここ一択で良いと思います。

CLINIC FORでは、抜け毛抑制成分フィナステリド(プロペシアの主成分)を含有させた医療用育毛剤を置いています。
ミノキシジル系の育毛剤ならどこの医療機関でも手に入りますが、フィナステリド入りの育毛剤はここでしか入手できない限定品で、オンライン診療限定で処方しています。
まとめ(AGAクリニックの費用比較表)
最後に、ランキングに登場したAGAクリニックに加え、ランキング選外となった大手AGA専門クリニックも含めた価格比較表を作ったので参考にして下さい。
CLINIC FOR | イースト駅前 | 湘南美容 | 銀クリ | Dクリ | AGAスキン | |
---|---|---|---|---|---|---|
脱毛抑制薬① | 3,103円 | 3,800円 | 3,000円 | 7,150円 | 6,600円 | 5,280円 |
発毛剤(内服)② | 5,227円 | 取扱い無 | 10,030円 | 11,000円 | 11,750円 | 14,000円 |
①②計 | 8,330円 | - | 13,030円 | 18,150円 | 18,350円 | 19,280円 |
高いより安い方が良いに決まってますよね。
この表に記載したクリニックはどこも大手なので、最後は価格で比較して決めれば良いと思いますが、価格だけでなく内科を併設した副作用への対応など、医療体制も充実しているCLINIC FOR(クリニックフォア)一択で良いと思います。
以上
この記事を書いた医師

内科総合クリニック人形町 院長
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
東京大学医学部保健学科および横浜市立大学医学部を卒業
東京大学付属病院や虎の門病院等を経て2019年11月に当院を開業
最寄駅:東京地下鉄 人形町駅および水天宮前駅(各徒歩3分)