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糖尿病予備軍にマンジャロは使える?境界型糖尿病の治療選択肢

糖尿病予備軍にマンジャロは使える?境界型糖尿病の治療選択肢

健康診断で「血糖値がやや高め」と指摘されると、将来の糖尿病リスクに不安を感じる方は少なくありません。とくに近年、2型糖尿病治療薬として注目されるマンジャロ(一般名:チルゼパチド)が、糖尿病予備軍の段階でも使えるのかどうかは多くの方が気になるところでしょう。

結論からお伝えすると、マンジャロは現時点で2型糖尿病の治療薬として承認されており、境界型糖尿病(糖尿病予備軍)に対する適応は認められていません。ただし、境界型の段階で取り組める治療や生活改善の選択肢は複数あります。

この記事では、境界型糖尿病とマンジャロの関係を正しく整理したうえで、予備軍の方が今日から実践できる対策まで幅広くお伝えします。

目次

そもそも糖尿病予備軍・境界型糖尿病とは何が違うのか

糖尿病予備軍と境界型糖尿病は、医学的にはほぼ同じ状態を指す言葉です。血糖値が正常より高いものの、糖尿病と診断される基準には達していない”グレーゾーン”にある方が該当します。

健康診断の数値で見分ける「正常」「境界型」「糖尿病型」

空腹時血糖値が110mg/dL以上126mg/dL未満、あるいはブドウ糖負荷試験(OGTT)の2時間値が140mg/dL以上200mg/dL未満の場合、境界型と判定されます。これは「正常型」と「糖尿病型」の中間にあたる数値帯です。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)で見ると、5.6%〜5.9%あたりが注意域とされています。数値だけでは自覚症状がほとんどないため、健康診断の結果を放置してしまう方が多いのが実情でしょう。

境界型糖尿病の人数は国内で約1000万人にのぼる

厚生労働省の調査では「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性が否定できない人」を合わせると約2000万人にのぼり、そのうち半数近くが予備軍にあたるとされています。つまり、境界型は決して珍しい状態ではありません。

年齢を重ねるほどリスクは高まりますが、20代・30代でも食習慣や運動不足によって境界型に該当するケースは増えています。「自分はまだ若いから大丈夫」と油断できない時代といえるかもしれません。

分類空腹時血糖値OGTT 2時間値
正常型110mg/dL未満140mg/dL未満
境界型110〜125mg/dL140〜199mg/dL
糖尿病型126mg/dL以上200mg/dL以上

放置すると5〜10年以内に糖尿病へ移行するリスクが高い

境界型糖尿病を放置した場合、年間5〜10%の割合で2型糖尿病へ進行するとのデータがあります。逆にいえば、この段階で適切に介入すれば糖尿病への移行を大幅に遅らせたり防いだりすることが可能です。

血管への負担は境界型の時点ですでに始まっているため、動脈硬化や心血管疾患のリスクも高まります。「まだ糖尿病ではないから」と安心するのは早いということを知っておいてください。

マンジャロ(チルゼパチド)の作用と糖尿病治療での効果

マンジャロは、GLP-1とGIPという2つのインクレチンホルモンに同時に作用する「デュアルアゴニスト」と呼ばれる新しいタイプの糖尿病治療薬です。従来のGLP-1受容体作動薬とは異なる特徴を持ち、血糖コントロールと体重管理の両面で高い評価を得ています。

GLP-1とGIPの2つに働きかけるデュアルアゴニストの特徴

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は食後のインスリン分泌を促し、血糖値の上昇を抑えるホルモンです。GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)もインスリン分泌に関わりますが、脂肪代謝にも影響を与えるとされています。

マンジャロはこの2つのホルモンの受容体に同時にアプローチすることで、血糖降下作用だけでなく食欲抑制や体重減少にも寄与します。週1回の皮下注射で投与できる手軽さも、治療継続のしやすさにつながっています。

2型糖尿病患者を対象とした臨床試験で示された血糖改善と体重減少

大規模臨床試験(SURPASS試験シリーズ)では、マンジャロを投与された2型糖尿病患者のHbA1cが平均で約2%低下したと報告されています。加えて、体重も有意に減少しており、肥満を伴う2型糖尿病の方にとって大きなメリットとなり得る結果です。

ただし、これらの試験はすでに2型糖尿病と診断された方を対象に行われたものであり、境界型糖尿病の方を対象としたエビデンスは限定的です。この点は正しく理解しておく必要があるでしょう。

マンジャロで起こりやすい副作用と注意点

マンジャロの代表的な副作用は、吐き気・嘔吐・下痢・便秘といった消化器症状です。多くの場合は投与初期や増量時に起きやすく、数週間で軽減するケースが大半を占めます。

まれに膵炎や低血糖のリスクもゼロではないため、服用中は定期的な検査と医師のフォローが欠かせません。自己判断での用量変更や中断は避け、体調の変化があれば早めに相談することが大切です。

副作用頻度対処の目安
吐き気・嘔吐比較的多い数週間で軽減が多い
下痢・便秘やや多い食事内容の調整で改善
食欲低下一定数あり栄養不足に注意
注射部位の反応まれ部位をローテーション

糖尿病予備軍にマンジャロを使いたい|現在の適応と処方の条件

マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されているため、境界型糖尿病(予備軍)の段階では原則として処方の対象になりません。ただし、個々の病状によって医師の判断は異なりますので、まずは正確な情報を押さえておきましょう。

マンジャロの承認適応は「2型糖尿病」に限定されている

日本国内でマンジャロが承認を受けている適応症は2型糖尿病です。境界型糖尿病、いわゆる糖尿病予備軍に対しての使用は、現行の添付文書上は認められていません。

海外では肥満症に対する適応(ゼップバウンドという別の商品名)も取得されていますが、日本での肥満症治療としての承認状況は異なります。混同しないよう注意が必要です。

医師が適応外処方を検討するケースとその判断基準

医療の現場では、添付文書上の適応外であっても、患者さんの状態や合併症の有無を総合的に判断して処方が行われることがあります。たとえば、強い肥満を伴い糖尿病への移行リスクが非常に高い場合などが考えられるでしょう。

ただし、適応外使用にはさまざまな制約があり、すべての医療機関で対応できるわけではありません。自己判断で「予備軍だからマンジャロが使えるはず」と思い込むのは避けてください。

マンジャロの処方が検討される主な条件

  • 2型糖尿病の確定診断がある場合(承認適応内)
  • 高度肥満を伴い糖尿病移行リスクが極めて高い場合(適応外の判断)
  • 他の経口薬で十分な血糖コントロールが得られない場合

境界型の段階で受診すべき診療科と相談のポイント

境界型糖尿病と指摘された場合、まずは内科または糖尿病内科を受診するのが望ましいでしょう。肥満を伴う場合は、肥満外来や内分泌内科に対応している医療機関を選ぶと、より専門的なアドバイスを受けられます。

受診時には「境界型と言われた」「マンジャロに興味がある」と率直に伝えて構いません。医師はその方の検査データやリスク因子を総合的に判断したうえで、薬物療法の必要性を含めた治療方針を提案してくれます。

マンジャロ以外にもある|境界型糖尿病で選べる治療と予防策

マンジャロが使えないとしても、境界型糖尿病の段階で取り組める対策はたくさんあります。むしろ、この段階こそ生活習慣の改善や他の薬物療法が大きな効果を発揮するタイミングです。

食事療法と運動療法が境界型からの糖尿病発症を58%抑えた研究データ

米国で行われた大規模研究(DPP:Diabetes Prevention Program)では、境界型糖尿病の方が食事改善と適度な運動を組み合わせた生活介入を続けたところ、糖尿病の発症リスクが約58%低下したと報告されています。

これは薬物療法(メトホルミン)による効果(約31%低下)を上回る数値であり、「まず生活習慣から見直す」ことの有効性を裏付ける強力なエビデンスといえるでしょう。日々の積み重ねが未来の健康を大きく左右します。

メトホルミンなどGLP-1以外の薬剤による予防的アプローチ

境界型糖尿病に対して予防目的で薬物療法が検討される場合、メトホルミン(商品名:メトグルコなど)が世界的にもっとも研究されている薬剤です。インスリン抵抗性の改善を通じて血糖値を下げる作用があります。

このほかにも、α-グルコシダーゼ阻害薬(アカルボースなど)が糖尿病予防に一定の効果を示した研究もあります。いずれも医師の判断のもとで使用される薬剤であり、自己判断での服用はできません。

体重を5〜7%減らすだけで血糖リスクは大きく変わる

「大幅に痩せなければ意味がない」と感じるかもしれませんが、体重の5〜7%(70kgの方なら3.5〜5kg程度)を減らすだけでも、血糖値やインスリン抵抗性に有意な改善が見られることが複数の研究で明らかになっています。

急激なダイエットではなく、月に0.5〜1kgのペースでゆるやかに落としていくことが長期的なリバウンド防止につながります。無理な食事制限よりも、継続できる範囲で食事と運動を組み合わせるのが成功の鍵です。

対策期待される効果取り組みやすさ
食事療法+運動療法発症リスク約58%低下高い(日常に組み込める)
メトホルミン発症リスク約31%低下中程度(通院が必要)
体重5〜7%減量血糖・脂質の改善高い(段階的に実行可能)

境界型糖尿病と診断されたら今日から始める食事と運動の具体策

生活習慣の改善が境界型糖尿病の進行予防にもっとも効果的であることは、数多くの研究が証明しています。大切なのは「完璧を目指す」のではなく、「できることから少しずつ取り入れる」という姿勢です。

血糖値の急上昇を防ぐ食べ方の工夫|ベジファーストと腹八分目

食事の冒頭に野菜やきのこ、海藻など食物繊維の豊富なものから食べる「ベジファースト」は、食後血糖値の急上昇を抑える簡単な方法です。主食(ごはんやパン)を後に回すだけで、血糖値の波がゆるやかになります。

もうひとつ意識したいのが「腹八分目」。満腹まで食べる習慣があると、血糖値のピークが高くなりやすいだけでなく、インスリンの過剰分泌を招きやすくなります。よく噛んでゆっくり食べることで、少ない量でも満足感を得やすくなるでしょう。

糖質制限は必要か|極端な制限より「適正糖質」を意識する

糖質をまったく摂らない極端な制限は、エネルギー不足や筋肉量の低下を招く可能性があるため、長期間続けるのはおすすめしません。目安としては、1食あたりの糖質量を40〜60g程度に調整する「適正糖質」の考え方が取り組みやすいでしょう。

白米を玄米や雑穀米に替える、菓子パンを全粒粉パンにするなど、主食の「質」を変えるだけでも血糖値の上昇はかなり穏やかになります。完全にやめるのではなく、賢く選ぶことが継続のコツです。

  • 白米→玄米・雑穀米への置き換え
  • 菓子パン→全粒粉パンへの切り替え
  • ジュース・清涼飲料水→水・お茶に変更
  • 間食はナッツや低糖質のヨーグルトを選ぶ

週150分のウォーキングが血糖改善に効果的な理由

世界的なガイドラインでは、中等度の有酸素運動を週150分以上行うことが推奨されています。中等度の目安は「少し息が弾む程度」の早歩きやサイクリングで、激しいランニングでなくても十分です。

運動をすると筋肉がブドウ糖を取り込む力が高まり、インスリンの効きがよくなります。この効果は運動後24〜72時間続くため、週に3〜5回に分けて取り組むと血糖値を安定させやすくなります。通勤時にひと駅分歩く、エレベーターの代わりに階段を使うなど、日常の中に運動を組み込む工夫が長続きの秘訣です。

GLP-1受容体作動薬の今後と境界型糖尿病への研究動向

GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病だけでなく、肥満症や心血管疾患の分野でも研究が進んでおり、境界型糖尿病への応用についても世界中で注目が集まっています。

SURPASS-CVOT試験やSELECT試験など大規模研究から見えてきたこと

マンジャロのSURPASS-CVOTでは心血管アウトカムの評価が行われており、糖尿病患者の心血管リスク低減に関するデータが蓄積されつつあります。同じGLP-1系統のセマグルチドを用いたSELECT試験では、非糖尿病の肥満患者における心血管イベント抑制効果も報告されました。

こうした大規模試験の結果は、将来的にGLP-1関連薬が糖尿病予防の領域にまで適応を広げる可能性を示唆しています。ただし、現時点ではあくまで研究段階の話であり、すぐに処方が変わるわけではありません。

海外で進む境界型糖尿病に対するGLP-1薬の臨床試験

欧米を中心に、境界型糖尿病(耐糖能異常)の方を対象としたGLP-1受容体作動薬の臨床試験がいくつか計画・実施されています。糖尿病への移行を予防できるかどうかが主な評価項目です。

日本国内でも、肥満症に対するチルゼパチド(マンジャロと同成分)の適応拡大に向けた動きがあり、今後の承認状況によっては境界型の方への選択肢が広がるかもしれません。正式な適応拡大が実現するまでは、主治医と密に相談しながら経過を見守ることが賢明です。

「予防薬」としてのGLP-1薬が実現するまでに必要なこと

GLP-1薬が境界型糖尿病の予防薬として認められるには、長期的な安全性と有効性を示す大規模なランダム化比較試験の結果が求められます。コストや医療経済的な観点も考慮に入れなければなりません。

現段階で個人がすべきことは、GLP-1薬への期待だけに頼らず、食事・運動・体重管理という確立された予防策を着実に実行することです。薬の選択肢が増える日に備えて、今のうちから健康な生活習慣の土台を整えておくことが何より大切でしょう。

試験名・薬剤対象注目ポイント
SURPASS-CVOT(チルゼパチド)2型糖尿病患者心血管アウトカム
SELECT(セマグルチド)非糖尿病の肥満患者心血管イベント抑制
今後の試験(GLP-1系)境界型糖尿病糖尿病発症予防

マンジャロの処方を受けたい人が知っておくべき受診の流れ

マンジャロの処方を希望する場合、医療機関への受診が必須となります。どのような流れで処方に至るのか、事前に把握しておくとスムーズに相談できるでしょう。

まずは血液検査で現在の血糖状態を正確に把握する

受診時にはまず空腹時血糖値やHbA1c、75gブドウ糖負荷試験(OGTT)などの血液検査が行われます。これらの結果によって、正常型・境界型・糖尿病型のいずれに該当するかが正確に判定されます。

自己測定の簡易キットで「血糖が高い」と感じていても、医療機関の精密検査を受けないと正確な診断はできません。健康診断の結果を持参すると、医師も経過を把握しやすくなります。

検査項目内容判定に使う基準
空腹時血糖値8時間以上絶食後の血糖126mg/dL以上で糖尿病型
HbA1c過去1〜2か月の血糖平均6.5%以上で糖尿病型
OGTT 2時間値ブドウ糖摂取後2時間の血糖200mg/dL以上で糖尿病型

2型糖尿病と確定診断された場合の処方までのステップ

検査の結果、2型糖尿病と診断されればマンジャロの処方対象となり得ます。通常は生活指導と並行して、まずは経口薬からスタートし、効果が不十分な場合にGLP-1受容体作動薬が候補に挙がるケースが多いでしょう。

ただし、肥満度が高い方やHbA1cの値が著しく高い場合は、初期からマンジャロが選択されることもあります。治療方針は患者さん一人ひとりの状態に合わせて決まるため、医師と十分に話し合うことが大切です。

境界型と診断された場合に医師へ伝えるべきこと

境界型糖尿病と診断された場合は、「糖尿病に進行するのが怖い」「体重管理に悩んでいる」「マンジャロなどの薬に興味がある」といった本音を率直に医師へ伝えてください。遠慮する必要はまったくありません。

家族に糖尿病の方がいるか、過去にダイエットで失敗した経験があるかなど、背景情報も治療方針に影響します。自分の状態を正しく伝えることで、医師はより的確な提案をしてくれるでしょう。

よくある質問

マンジャロは糖尿病と診断されていなくても処方してもらえる?

マンジャロの承認適応は2型糖尿病であるため、糖尿病と診断されていない段階では原則として処方対象になりません。境界型糖尿病(糖尿病予備軍)の方が希望しても、多くの医療機関では処方が難しいのが現状です。

ただし、強い肥満や合併症リスクが高い場合に、医師の判断で適応外使用が検討されることはあり得ます。気になる方はまず糖尿病内科を受診し、ご自身の状態を正確に把握したうえで医師に相談してみてください。

マンジャロとオゼンピックやリベルサスの違いは何か?

マンジャロ(チルゼパチド)はGLP-1とGIPの2つの受容体に同時に作用するデュアルアゴニストです。一方、オゼンピックやリベルサス(いずれもセマグルチド)はGLP-1受容体のみに作用する単独型のGLP-1受容体作動薬になります。

臨床試験では、マンジャロはセマグルチドと比較してHbA1cの低下幅と体重減少幅がやや大きかったと報告されています。ただし、どの薬が合うかは個人の体質や合併症の有無によって異なりますので、医師と相談のうえで選択するのが望ましいでしょう。

境界型糖尿病はマンジャロなしでも糖尿病への進行を防げる?

防げる可能性は十分にあります。大規模研究(DPP試験)では、食事改善と週150分程度の運動を組み合わせた生活介入により、境界型から糖尿病への移行リスクが約58%低下したとの結果が出ています。

体重を現在の5〜7%減らすだけでも血糖値やインスリン抵抗性に良い変化が表れるため、薬に頼らなくても成果を実感しやすいでしょう。まずは日常の食習慣と運動習慣を見直すところから始めてみてください。

マンジャロの副作用で体重が減りすぎることはある?

マンジャロには食欲を抑える作用があるため、人によっては想定以上に体重が減少するケースがあります。とくに投与開始初期は吐き気や食欲低下が強く出る場合があり、食事量が極端に減ってしまうことも考えられます。

過度な体重減少は筋肉量の低下や栄養不足につながるリスクがあるため、定期的に体重と体組成を確認しながら医師と用量を調整することが大切です。気になる症状が出た場合は自己判断で放置せず、早めに主治医へ相談してください。

マンジャロを個人輸入やオンライン診療で入手しても安全か?

個人輸入による入手は、品質や安全性の保証がないため推奨できません。偽造品や保管状態の悪い製品が流通しているリスクがあり、健康被害の報告も出ています。

オンライン診療については、正規の医療機関が提供するサービスであれば医師の診察を受けたうえで処方が行われます。ただし、対面診療に比べて身体所見の確認が限られるため、初回は対面で受診し、その後のフォローとしてオンラインを活用するのが安心でしょう。

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