メニュー

アレルギー

当院のアレルギー診療の方針

当院では詳しい問診と身体所見を行った上で、採血による即時型(Ⅰ型)アレルギーの検査が可能です。

アレルギー原因物質(アレルゲン)の特定を行った上で生活上の注意点をご説明し、必要に応じて薬を処方します。

病歴の重要性(アレルギー検査ご希望の方は必ずご一読下さい)

アレルゲン特定のために最も重要なのは、ご本人やご家族からの病歴情報です。

アレルギーの採血検査(特異的IgE)は、検査名に「特異的」とついているのに変な話ですが実は特異度が低く、実際にはアレルギーの原因でないのに高値を示す(偽陽性が出る)ことが少なくありません

「ある物質を食べたり吸入したり触ったりすることで症状が出る」という臨床症状と、採血検査での特異的IgEの上昇とが揃って初めて、アレルゲンの特定が出来るのです。

 

「もしかすると〇〇アレルギーかも?」と思われたら、症状が出た日の状況をその数時間前の行動(食事・運動・入浴など)からさかのぼって、なるべく正確な時間と共に記録していただくと、診断につながりやすくります

(提供:福冨 友馬 氏)

アレルゲンの種類

身体がアレルゲンにさらされることを曝露と言います(「ばくろ」と読みます。英語でexposureと言った方が分かりやすいかもしれません。「スキャンダルを暴露する」の「ばくろ」とは漢字が違います)

アレルゲンは、曝露の仕方によって大きく「食物抗原」「吸入抗原」「接触抗原」の3つに分けられます。

食物抗原

小麦、大豆、そば、ナッツ類、果物、野菜、卵、乳製品、魚介類、その他多岐に渡ります。

食物依存性運動誘発性アナフィラキシーについて 

食物依存性運動誘発性アナフィラキシーは、特定の食物を食べた後の運動によってアナフィラキシーが誘発される疾患です。

1979年に初めて報告された比較的新しい疾患概念ですが、そんなに稀でもありません。

初回発症年齢のピークは10~20歳代で、発症頻度は中学生約6,000人に1人です。

原因食物は小麦甲殻類が多く(それ以外の食物の場合もあります)、食後2時間以内の運動による発症が大部分です(入浴で誘発されるとの報告もあります)。

死亡例も報告されており、疑わしい場合は原因(と疑われる)食物を摂取して2時間以内の運動は避け、なるべく早期に医療機関を受診して原因抗原を特定して対策を講じる必要があります。

詳細は「日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会」のサイトをご覧ください。http://www.jspaci.jp/allergy_2016/chap11_1.html

吸入抗原

ハウスダスト、ダニ、花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサなど)、カビ(アスペルギルス・アルテルナリアなど)、動物由来物質(犬・猫のフケ、ハトの糞)など。

これらのアレルゲンは、花粉症や慢性の咳など、呼吸器症状(くしゃみ・鼻水・咳)や眼症状(涙・目の痒み・充血)の原因になります。

接触抗原

接触性皮膚炎の原因になるアレルゲンです。

接触性皮膚炎は遅延型(Ⅳ型)アレルギーであり、採血では診断しません。

検査はパッチテスト・プリックテストがメインのため、疑われる方は皮膚科で相談されることをお薦めします。

 

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME